先日、バイト先の先輩Aさんが突然切り絵の依頼を出してきたのだ。
Aさん「俺がおやすみプンプンの幸さんが好きなのは知ってるだろ?」
クラフト初心者「はい、漫画を貸したらドはまりしてましたよね」
Aさん「漫画が好きなんじゃない、南条幸さんが好きなんだよ」
クラフト初心者「そうなんですか・・・」
Aさん「幸さんのグッズはほぼ存在しないといっても過言じゃないだろう」
「ならば、作るしかないと思ったんだ・・・」
クラフト初心者「まぁ好きならそうなりますよね笑その気持ちはわかりますよ」
Aさん「切り絵が好きだと言っていたよね?クラフト初心者君は?」
「そこで、切り絵を作ってくれないか?」
クラフト初心者「あぁーそういうことですか。全然良いですよー」
Aさんの有無を言わさぬ圧力と普段の恩から南条幸さんの切り絵を作ることにした。
しかし、依頼を受ける際にAさんから多少にお金を渡されてしまったのだ。
無償でやると言ったのだが向こうは頑なに渡そうとしてきたためにこちらが折れてしまった。
収入としてこの金銭を懐に入れるのは忍びないので、材料にまわそうと思う。
普段は使わない上質紙の超厚口のものを使用し、カラーの紙も貼り色をつけ、額縁に入れて渡すつもりだ。
そうではないと自分の技術は金はもらえるほどのものと言ってしまうことと同義だからだ。
クラフト初心者はその名の通り「初心者」。
修行中で金はを取れるほどのものはつくれていないのだ。
取り合えず、次回からは依頼された通り「おやすみプンプン」の南条幸を切っていこうと思う。