東京電力!株主総会! 会場に入れない?
株主総会シーズンですね。
今年、注目されているのは
やはり東京電力。
原発の問題など社会的な影響が大きいだけに、
世間の関心が高いのですね。
総会の会場は弊社のご近所のプリンスパークタワー東京。
ニュースなどで報道がありましたが、
なんと今回総会の参加人数は、昨年までの3倍の9000人以上!
会場のキャパシティの約6000名を遥かに超え、
立ち見さらには入場できない人もいたとか。
会場の前を通りましたが、
マスコミ車輛などの影響もあって、株総渋滞が起きていました。
誘導のスタッフも、この炎天下にスーツ!![]()
ご苦労さまといった感じです。
そんな従来以上の注目の中、
通常の数倍の株主が参加した株主総会でしたが、
運営体制はどうだったのでしょうか?
我々もいくつかの会社様の
株主総会のお手伝いをさせていただきますが、
企業の総会ご担当者様はじめ株主総会関係各位の
胃の痛くなるような事前調整を知っているだけに、
誘導方法や、受付方法、資料やお土産の数量調整などの
表周りの段取りだけでも相当大変だったろうなあと思います。
事前の委任状の扱いがあるにはせよ、
今年は歩留まりがぜんぜん読めなかったのではないでしょうか?
しかし、素朴な疑問ですが、
株主であふれた環境で
議案の承認なんてできるのかな?
と不思議に思いました。
どうやって、確認するのだろう?
結局は、大口株主の意見に左右され、
個人投資家は保護されていない気がします。
原発反対派の株主、昨年まで全体の5%、
今年8%と3%伸びましたが、まだまだですね。
声ある株主!いっときそんな言葉がはやりましたが、
まだまだほど遠いのが現実なのでしょうか?