さて、ここから本格的な講義に入ろう。

アンジェラ君は、「大学デビューの方法しか聞いてない。ですよｃｒａｃｋｉｎｇさん！」というだろう。

ダメだな。

君は間違っている。

私のような、長い間、スタタン恋愛大学の講師をしていると、学生からの質問の行間が読めるようになるのだよ。

いや・・・

行間に潜む、更なる大多数のろくでもないスタタン毒者のニーズは・・・単なるまじめな大学デビューについてなど、私に求めていない。

「大学でデビューして、いかにイッパシな男になるか？」などということは・・・まるで興味がないといえる。

毒者の興味の本質は

大学デビューして、カッコイイ男と呼ばれるようになり、ブラッドピットのような外見もしていないにも関わらず、いかにブラッドピットのように大多数の良い女という顧客に支持され、効率よくセッ〇スしまくれるか？

という、スティーブ・ジョブスですらイノベーションできない、いにしえから伝わる男子の本音を、おろかな恋愛ベタな起業家にも分かるような斬新なビジネスモデルと共にブログで答えよ。という厳しい需要である。

よって・・・君の要望である、大学デビューを私なりに解釈すると、人生を破産せずに大学デビューして、モデル並みの良い女とセッ〇スしまくれるエクセレントカンパニーな方法を公共の電波のＴＶでは決して流さない裏技として・・・されど誰でも分かるように分かりやすく簡潔に無料で教えろ！というなんとも身勝手な男どもの本音をミヤネヤ風に伝えねばならないということだろう。

ただでさえ、本ブログは女性読者が多い。せっかくここまで苦労に苦労を重ね・・・まじめな教授ぶりを装ってビジネスと起業家の真摯な熱意と努力とブログガバナンスを綴（つづ）って来た一年半を・・ここにきて金メダルを二連覇した柔道家のように本ブログを準セクシャルハラスメントな内容にせよと迫るのだな。

良かろう。

またも、大切な女性読者を半減させても、恋の格付け機関スタタン＆プアーズにブログの品格格下げをＡＡ（ダブルエー）にされようとも・・・君を恋の禁メダリストにさせるため講義を始めよう。

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大学デビューしてモデルと付き合う。

極めて高いハードルだ。

現在の君の前に見える断崖絶壁は、トム・クルーズも、尻込みするほどの、ミッションインポッシブル（不可能な任務）であろう。

君が総理大臣になりながらワールドカップに出場し、同時に「しゃべくり7」の8人目のＭＣになるより難しい。

それに比べれば、猫ひろしのオリンピック出場などコンビニで歳をごまかしてエロ本を買うのと同じぐらい簡単なことに映るだろう。

モデルと付き合う・・・

そう・・一言でいうが、それは、いわば、ヒマラヤ山脈の奥深くにそびえたつ「エベレスト」という世界一高い8000ｍ級の山に無酸素で挑むような行為に等しい。

下手をすれば遭難し、生きては帰れない。

日本に来日しているアンジョリーナ・ジョリーに

君がブラッドピットを差し置いて、「なんて、ワンダホーな日本人！」と言われ、逆ナンでもされるほどのオーラの持ち主なら話は別だが・・・そうでなければ・・・そうでないだろう。

私と共に苦難の修行に出なければならない。

長い道のりを・・・自然の摂理に逆らって・・・切り立つ断崖を越え、奈落に続く谷を越え・・・茨（いばら）の道を行かねばらない。エベレストな山は・・・

遥かなる夢は・・・

苦難な道を乗り越えるて達成してこそ・・・朝日をみながらのコーヒーはうまい。

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入念な準備

大きな野望に挑むためには、入念な準備が必要である。

君は頂上を目指すまでに幾度となるベースキャンプを張らねばならない。

そして何度も君は、山頂を目前にし、諦め・・・一端、ベースキャンプに戻り、山を攻略するルートを練り直さねばならない経験をするだろう。

モデルの彼女をゲットしたければ、それなりの準備と手順を踏まなければらない。

そうでなければ、君はあっさりと遭難をし、山並険しいクレパスに足を取られ、一生遺体すら見つからない厳冬の闇に埋葬されかねない。

それほど、モデルというエベレストは高く険しい。

しかし、そこに山があるから・・・そう思うのは男のサガ・・・いや、その意味を伝えることこそ、このブログのサーガ（古くからの男たちの言い伝え）・・・つまり叙事詩であるというレーゾンデーテル（存在意義）に他ならない。

ならば・・・私には、エベレスト攻略のルートを示す宿命がある。

仕方がない。

今回は特別にエベレストを攻略するための基本中の基本の中の基本である以下の三つのルートを大学デビューを目指す君に特別に早いクリスマスプレゼントとして講義しよう。

ファッション（シャルルの法則・スネルの法則・ニュートン力学）

コミュニケーション（ドルトンの法則）

出会い（キルホッフの法則）とモデルとの付き合いを維持する秘訣

以上の恋の山岳理論を学ぶことによって、大学に入った君はエベレストは無理としても、平坦な生ぬるい平地でぬくぬくと受験勉強だけをしてきた他の大学デビューの岳人よりも、文字通り・・・頭一つ抜けることに成功するだろう。

まさに恋のドラフト一位に指名される可能性が広がるのだ。

むろん、プロの試合は今後、本ブログを数年かけて学ぶことを忘れてはならない。

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高校デビューしている奴ら

本来、大学デビューする前に、都心の若者は高校生デビューをする。

ほかならぬ私も高校生デビューだ。

中学はどうだったのか？

恥ずかしい。の一言だ。

中学はというと、私の年代の人は先刻ご承知のように、二つの選択肢しか世の中から与えられなかった。

つすなわち

「ツッパリ」か「フツウ」かだ。

今・・・思うに芸人の「突っ込み」と「ボケ」ぐらいの二者択一しかないのであるから、悲惨な時代としか言いようがない。

私は、悩んだ挙句〝ツッパリ″を選択するのだが、当時流行っていたディアドロップのサングラスをして決めポーズの特攻服を着ている青二才のチュウボウ（中坊）写真は、歴代の彼女に・・・大爆笑のツカミにしかならない。

尾崎豊の歌ではないが

〝盗んだバイクを盗まれて～♪・・・行き先もわからぬまま・・・先輩に怒られながら～♪チャリンコでバイクを探す15の夜～♪～”

である。

そんな田舎者のチュウボウの私は、運よく都内の大学がエスカレーターの高校に入学する機会を得た。

物凄く規律が厳しいところで有名な所だ。

某芸能人がある夜・・・ラジオで俺の出た高校は日本最高の規律の厳しい高校だったと思い出を語った。

「何を言っているんだ・・・ウチのほうが厳しいんだよ。・・・世間を知らなえなぁ！・・・これだから芸能人は・・・」とラジオに向かって吐き捨てるように愚痴をかました私だったが・・・すぐにその芸能人が自分の高校の先輩だと分かる（笑）

そのぐらい、ハーディーな高校生活だった。

その高校の入学式初日に、私は、規則の革靴を無視し、当時流行っていたアディダスのスーパースターというバスケットシューズを履いて意気揚々と望んだ。

結果は、裸足で入学式で校歌を歌うハメになったのだが。

それでも、めげずに、私は、学校の事務局に提出した通学書類を偽造し、通学定期を自宅から渋谷までとした。

学校はもちろん渋谷の所在ではない。

しかし、通学定期は渋谷までを持っているロクでも無い・・・高校生が誕生した（笑）

毎日だ（笑）

渋谷に通う（笑）

入学してすぐに仲良くなった悪友3人と毎日・・・渋谷に繰り出す日々。

当時は「ナンパ」という欧米から輸入された最新の男女のコミュニケーション手法が全盛を極めていた時代だ。

渋谷のスペイン坂で、当時はいなかったキャッチさながらに、一日100人に声をかけるという試練を自分に課した。

カワイイ子を見つけては・・・「今何時ですか？」

「４時です。」

「じゃぁ・・・まだ・・・俺と遊ぶ時間はありますね♡・・・」などと３０００５６９回も繰り返したセリフを宝塚の男役よりも上手く歌えるようになりながら、ナンパをする日々を歩んだ。それはまるでその当時世界の経済を席巻した日本の工業製品のように、寸分の狂いもなく、低価格で高機能・・・世界のＳＯＮＹブランドのごとく・・・スペイン坂のＳＯＮＹは毎日・・・毎日・・飽きることなく・・・ナンパマシーンと化していた。

完全なる工業製品である（笑）そのマシーンは、３年間動き続けた。お陰で山頂・・・すなわち・・・世界最高峰のエベレストに登るだけの足腰はその時に鍛えられたのである。この基礎体力なくして今日の私はないと言えるだろう。

スペイン坂に今でもある中国の雑貨店「大中」と変わらず、今日においても若いやつらの「流行り」は都心のエスカレーター式私立高校の奴らが作っているのではないかと推察する。

２０年経とうが・・・それは変わらないだろう。

青学であるとか立教、慶応、明治、早稲田とか言ったエスカレーターの大学受験をする必要もなくなった若者が「今」を作り続けている。今になっては、懐かしい「渋カジ」なるモノも彼らが最初だ。

なぜだか知らんが・・・時間をもてあます彼らが若いやつらの流行りをリードする。もしくは・・・喧伝（けんでん）するのかも知れない。彼らは、今もって若いやつらの情報ハブ空港であり続ける。

スペイン坂で学んだフェース・ﾄｳ・フェースの動的情報交換は、今以ってアラフィフの声を聞くオヤジの私に、

「crackingさん・・・今夜・・・暇ですか？」

遊び仲間からの突然の電話が鳴る。

「ケツは空いてるよ・・・」

「だったら・・・今から西麻布に来ません？」

「何で？」

「モデルの女子会に乱入なんですよ。♡」

「何！」

と・・・いった突然襲い掛かかって来たブリザードに近い過酷な天候の急変にも、スペイン坂を昇り下りした時の犬ぞり達との厳しい鍛錬の思い出は、道を見失った自分に・・・ふと夜空に浮かぶ星座の位置から真の歩む方向を導き出すの武論尊（北斗の拳の原作者）曰くの「漢」の道を行くのに役立つ。

静的情報（ネット）の固定化された情報など・・・エベレストのクレパスに落ちたものの記録地層（負け犬達の屍）に過ぎない。

本物の嬢法（情報）は、クレパスに落ちずに山頂に足を踏みしめた者達だけで・・・、頂（いただき）に昇る朝日を見ながら、ひそかに「ここに」辿りついたもののみで、会話した秘話の中に隠れている。

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君は、すでにワンゲーム先取されている状態である。

何せ、大学でデビューしようと言うのだからな。

高校生活３年間ですでにスペイン坂において３万回も女子と会話している私立でのエスカレーター達（強者）を出し抜いて山頂を目指さねばらねばならない。

高校から山頂のベースキャンプで慣れしたしんだ者は、すでに3000ｍ級の空気の薄さには慣れている。

しかし、昨日来たばかりのあなたは、少しでも気を抜けばアッと言う間に高山病になり下山を余儀なくされる。

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文中の山の写真

http://www.flickr.com/photos/doug88888/

大学デビュー3