一人の夜
イヤホンで聴いてた音楽を止めると
雨の音が聴こえた
いつの間にかの雨
ベットに横になりながら
ふと、じぃちゃんのことを思い出した
今年の6月15日じいちゃんは
天国へと旅立ちました
母が子供の頃は頑固で厳しかったというじぃちゃん
しかし、孫にはほんとにほんとに
優しかった
小さい頃はよくうちに遊びに来てくれたり
一緒に出かけたり
じぃちゃん家にもよく遊びに行った
その度にそれはもぉ
こっちが恥ずかしくなるぐらい
喜んでくれた
去年の年末頃から
じいちゃんは入院
脳出血によって手足が麻痺
会話もできない
寝たきりになった
10年ほど前から脳梗塞で
寝たきりになったばあちゃんを
ずっと看病してきたじぃちゃん
雨の日も風の日も
さらには雪の日でも
じぃちゃんは毎日欠かさず
ばぁちゃんの看病に行っていた
そんなじぃちゃんが
ばぁちゃんと同じよぉに寝たきりに
信じられなかった
休日にじぃちゃんの所へ行くと
わだ孫の顔は認識できるようで
昔と同じ 顔をくしゃくしゃにしながら
喜んでくれた
大学生になったころから
なかなかじぃちゃんに
会いに行けなかった
社会人に、なってからは
正月と盆だけ
なんでもっとたくさん
じぃちゃんとたくさん話をしなかったのか、後悔
しばらくして
じぃちゃんの車を譲りうけないか
と母から連絡が。
一人暮らしの身
車を維持できるか不安だったが
これはただの車じゃない
じぃちゃんの ばぁちゃんへの愛が
たくさん詰まった車
寝たきりのばぁちゃんがいつか
車椅子で家に帰ることができるかも
そぉ思ってじいちゃんは
助手席がスライド式の車をかったのだ
これまで車はセダンばかりだったじぃちゃんがだ
そして車のナンバーは
ばぁちゃんの誕生日
このまま譲り受けようと思った
名義変更の時
ナンバーもそのままにしてもらった
6月の頭
じぃちゃんの容体が急変
仕事帰ると母からメールが入っていた
迷った
仕事は朝が早いし
その日は豪雨
高速は教習以来乗っていない
でもじぃちゃんにもらった車なら
大丈夫
そして無事にたどり着いたのが夜11時
じぃちゃんの容体は
少し良くなり
私のこともよくわかっていた
それから2週間
何度も今夜がやまだと言われなが
じぃちゃんは生きた
きっとばぁちゃん事が心配で
娘や孫が心配で
頑張ってたんだと思う
私が最後に会ったのは
亡くなる2日前
たまたま平日に休みがあったので
一人でふらっと会いに行った
するとじいちゃんは
今までで一番意識がはっきりしてた
自分から腕を伸ばして
私のことを抱きしめてくれた
それから確かめるように
私の顔や髪を触っていた
私の服のボタンを止めようとしたり
ぬいぐるみの感触を確かめたり
この時じぃちゃんと約束した
しんどい事もたくさんあるけど
頑張ると
今思えばこの時
じぃちゃんは最期の力を振り絞って
私が心配しないよぉに
無理をしていたのかもしれない
納棺の時
じぃちゃんの手と足に触れた
冷たい
なんてものじゃない
手に電流が流れたみたいに
じんっ…とした
あの感覚は一生忘れないだろう
じぃちゃんの形見となった車
今日も昼間に洗車した
譲り受けてよかった
じぃちゃん ありがとぉ
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