だらだらと本完走記もその10を迎えました。もうそろそろゴールですので今しばらく我慢してお付き合いください。
シャンペ湖を過ぎてPlan de L'auまでは5kmの約平坦な道であっただろうにも関わらず約1時間もかかっていました。
制限時間はまだ余裕があるので、ただ確実に進む事だけを考えます。この頃にはすっかり雨は上がっており、空気も透き通り遥か頂上へ続くヘッドライトが見えていたと思います。睡魔と闘いながらその明かりの先をめざし進んでいきます。中々ペースが上がらず後続の選手にどんどんと抜かれていきます。その度に気持ちは凹んでいきますが、皆辛いのは同じ、自分もいつか回復することを信じて少しずつ進んでいきます。
時々日本の選手とすれ違うことがあり、何とか話かけて目を覚まそうとします。最初は良いのですが、お互い疲れており話題も乏しく徐々に会話がなくなり気まずくなりそして眠い時間が再び訪れます。
ゆっくりとストックを着くリズミカルな音が眠気を誘って仕方がありません。この時間帯になると錯覚が見え始めました。木の形や石の模様が人の顔や動物に見えたりします。2015年にUTMFを完走した時には幻覚をみましたが、それとも少し違うので錯覚だと自分に言い聞かせます。まだUTMF程疲れていないことは自分でもわかっていました。
そんな時間を過ごしながら何とかピークに到着しTrientに向けた下りに入ります。しかしここで又もやお腹も下りになります。ゆっくりとお腹に衝撃を与えないように気を付けて歩きます。睡魔とお腹と闘いながら17kmを実に5時間かけてTrientに到着。

ゴールまで後約30km。眠さは極限状態。でもここで運命の出会いがあるのでした。
つづく。
シャンペ湖を過ぎてPlan de L'auまでは5kmの約平坦な道であっただろうにも関わらず約1時間もかかっていました。
制限時間はまだ余裕があるので、ただ確実に進む事だけを考えます。この頃にはすっかり雨は上がっており、空気も透き通り遥か頂上へ続くヘッドライトが見えていたと思います。睡魔と闘いながらその明かりの先をめざし進んでいきます。中々ペースが上がらず後続の選手にどんどんと抜かれていきます。その度に気持ちは凹んでいきますが、皆辛いのは同じ、自分もいつか回復することを信じて少しずつ進んでいきます。
時々日本の選手とすれ違うことがあり、何とか話かけて目を覚まそうとします。最初は良いのですが、お互い疲れており話題も乏しく徐々に会話がなくなり気まずくなりそして眠い時間が再び訪れます。
ゆっくりとストックを着くリズミカルな音が眠気を誘って仕方がありません。この時間帯になると錯覚が見え始めました。木の形や石の模様が人の顔や動物に見えたりします。2015年にUTMFを完走した時には幻覚をみましたが、それとも少し違うので錯覚だと自分に言い聞かせます。まだUTMF程疲れていないことは自分でもわかっていました。
そんな時間を過ごしながら何とかピークに到着しTrientに向けた下りに入ります。しかしここで又もやお腹も下りになります。ゆっくりとお腹に衝撃を与えないように気を付けて歩きます。睡魔とお腹と闘いながら17kmを実に5時間かけてTrientに到着。

ゴールまで後約30km。眠さは極限状態。でもここで運命の出会いがあるのでした。
つづく。