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病院外で突然お亡くなりになる、突然死は脳または心臓が原因であることが多いです。

日本循環器学会の報告によりますと、我が国の、病院外での突然死例は年間に10万人で

そのうち約6万人弱が心臓性突然死(sudden cardiac death)とされています。

 

心臓性突然死の90%以上は、「心室細動」という最も重篤な不整脈が突然起こることが原因です。

心室細動の状態になると、心臓からの有効な心拍出がない状態となりますので、医学的には「心停止」の範疇に分類される不整脈です。心停止になりますと、最も重要な脳への血液供給が途絶えることになりますので、ただちに心臓マッサージを開始する必要があります。

心室細動自体の唯一の有効な治療法は、「電気ショック療法」です。電気ショック療法は、すみやかなAED(自動体外式除細動器)によって行うことができます。AEDが身近にない場合は、救急隊がかけつけるまでの間、ひたすら心臓マッサージを続けることになります。

 

心室細動の原因となりうる基礎疾患は、心筋梗塞などの虚血性心疾患、肥大型心筋症や拡張型心筋症などの心筋症、遺伝的ないしは後天的な不整脈、などがあります。

 

心室細動の原因となりうる心臓の疾患は、心電図で診断可能なものもありますが、心電図には異常がみられないこともあります。このため、過去に失神の病歴がある人や、親類に若くして突然死した方がいる場合には、精密検査や今後の治療の方針の検討のため医療機関を受診していただく必要があります。

 

心室細動の予防には、お薬による薬物療法もありますが、植え込み型除細動器(ICD)が有効です。

ICDは、AEDを体内に植え込むという治療法です。ICDには特殊なセンサーが装着されており、常に心臓を監視していますので、心室細動などの重篤な不整脈が起こったときにはこれを診断して電気ショックを心臓に流して心室細動を停止させ、緊急救命治療を行います。

 

また、入浴やアルコールの摂取は、特に年齢の高い方には、突然死のリスクになります。

これらは、血管の拡張などによる血圧の低下やショック、脳に与える影響による意識低下や、心室細動や心室頻拍といった危険な不整脈が起こる誘因となったりする可能性があります。意識消失により溺死という結果をもたらす可能性もあります。

入浴中の突然死を予防するには、まず、湯の温度は40度程度にとどめ、浴槽につかる時間は短いほど良いです。入浴中には汗を大量にかいて脱水状態になりますので、入浴前や入浴中には適度の水分補給が必要です。

入浴前や入浴中のアルコール摂取は、飲酒による血圧低下や、利尿作用による脱水、アルコールによる催眠作用など、突然死の危険性が増します。脱水状態になると、血液が粘稠になり、血栓という血のかたまりができて、脳梗塞や肺血栓塞栓症を起こす危険性も増します。入浴前や入浴中のアルコールの摂取は避けた方がいいです。