クロスケ:春の嵐オレはクロスケ。初春ののどかな空気を破る足音を聞きつけ外を見る。オレの家を目指して4丁目のグレ君がやって来る。オレは家の中から睨みつけたがダメだと退却する。彼はこの野郎‼️とうなり飛び込んで来た。オレは胸ぐらを小突き回された気分になる。強烈なる前足で網戸に二つ穴ができた。彼は向こう側の道に悠然と去って行った。オレは自分より弱いやつに出会ってみたい。