27年ぶりに、50歳でピアノを再開した元・会社員女性の記録です。
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私が、50歳にしてブルグミュラーに熱くなっている理由を考えてみました。
それはブルグミュラーがロマン派だから。
私はシューベルトやショパンといったロマン派が好きなので、 ブルグミュラーの曲のメロディー、雰囲気がしっくりくるのだと思います。 まあ、ロマン派が嫌いな人ってあまりいないんじゃないかな。
万が一、ロマン派が嫌いで古典派やバロックがお好きな方がいたら、 別の曲集の方がしっくりくるのかもしれませんね。 |
27年ぶりに、50歳でピアノを再開した元・会社員女性の記録です。
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私が、50歳にしてブルグミュラーに熱くなっている理由を考えてみました。
それはブルグミュラーがロマン派だから。
私はシューベルトやショパンといったロマン派が好きなので、 ブルグミュラーの曲のメロディー、雰囲気がしっくりくるのだと思います。 まあ、ロマン派が嫌いな人ってあまりいないんじゃないかな。
万が一、ロマン派が嫌いで古典派やバロックがお好きな方がいたら、 別の曲集の方がしっくりくるのかもしれませんね。 |
27年ぶりに、50歳でピアノを再開した元・会社員女性の記録です。
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<ハノンとブルグミュラーの時間配分> 2時間練習の場合 ・ハノン30分 ・ブルグミュラー90分(2-3曲) 1時間練習の場合 ・ハノン15分 ・ブルグミュラー45分
といった感じです。 大体、ハノン:ブルグミュラー=1:3かな。 もちろん、その時の気分を優先します。 気が乗らないことはやりません。(笑)
<練習方法> 原典版ハノンのNo.1~20と、音階は6種類くらいしか載っていないので、 経験者は割と早くに一周します。 一周したら、そのあとは一回の練習で5曲くらい弾いていろんな指を動かしたり、 1周目よりテンポを速めて弾いたりしています。
各曲、始めはかなりゆっくりめで部分練習しながら、 1曲当たり合計1時間くらい(30分×2日)練習したら次の曲に移ります。 3日目はテンポを上げて弾いてみることもあります。 (といっても原典のテンポはほとんどの曲で速すぎるので、原典の6-8割くらい)
次の曲に移ってからも時々、前の曲に戻ってみたりして、 同時に2-3曲を練習することもあります。その日の練習時間に応じて。
ブルグミュラーは美しいメロディと曲想があるのと同時に、 ショパンやシューベルトなど難しい曲を弾く際に必要になるテクニックも含まれている、 練習曲でもあります。 「ブルグミュラー 25の練習曲」と言われているくらいなので メロディーを楽しみつつ指の練習にもなる曲といった感じです。 なので、「音が取れたからOK」で終わらせずに、 大人ブルクミュラーの各曲に解説されている留意点に取り組むことで、 飽きずに指の練習にもなると思っています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ まだピアノを再開して一ヶ月弱なので、絶賛、試行錯誤中です! これが一番いい練習法とは限らないし、義務になって楽しくなくなりそうなら、 練習法はもっと適当にするかもしれませ~ん。 |
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練習の最後に、ブルグミュラーの演奏をスマホで録音して、 帰ってきてから聴いています。 ゆっくりのテンポでしか弾けなくても、まだまだ仕上がっていなくても気にしない。 現状を把握するために。
自分ではまあまあ弾けているつもりでも、 タッチが鋭すぎて曲のイメージに合っていなかったり、 和音が予想以上にドスンドスンしていたり、 指が転んで(滑って)意図せず速くなってしまう箇所などを 客観的に認識することができます。
完璧でなくてもいいのですが、自分でも気になるところは、 楽譜に「軽く」とか「すべらない」と書き込んだりして次回の練習に備えます。 通し練習ばかりでなく、ゆっくりやリズムを変えた部分練習もしてみます。
ただ、焦らずゆっくりのテンポで練習するとはいえ、 8割方弾けるようになったら、ある程度テンポを上げてみるのもいいなということに気づきました。 どうしても、ゆっくりなテンポだと、ドスンドスンした感じが否めなかったり、 軽快な感じが出せなかったりします。 ゆっくりでも軽快さを表現したり、ドスンドスンした感じにならないのが 本当に腕のある人なのかもしれませんが、 今の私にそこまで求めると苦しくなるので。
自分が心地よく感じる程度にテンポを上げてみるのは、モチベーションを維持する上で いいかなと思います。 テンポを上げて弾いてみると軽やかな曲は軽やかに聴こえます。 当たり前か…(笑)
あまり「ゆっくり弾いても美しい曲に聴こえるように」ということに固執しないほうが 自分を追い詰めないと気づきました。 これからは自分にやさしくしたいので。 |
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私は若い頃、 「いかに速く弾けるか。」 「いかに難しいと言われる曲を弾けるか。」 といった点を追い求め、他者と競っていました。
でも、今、ブルグミュラーには、心の余裕をもって、 別の視点で取り組むことが出来ています。 pやppの時の指のタッチを意識する、 曲によっては鋭すぎない、少し長めのスタカートにする、 威勢よくなりがちな左手の和音のバランスを考える、 すっかり忘れてしまった楽語を見ながら作曲者が意図していた曲想を読み解く、 といったことに意識を向けています。
私のピアノへの向き合い方をフィギュアスケートに例えるなら・・・ 若い頃は、高くジャンプするとか、3回転・4回転ジャンプを飛ぶことに力点を置いていました。 50歳の今は、一見簡単そうで地味に見えるスケーティングで 様々な感情を表現することに楽しみを見出している。 ・・・と言えるでしょう。
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27年の長いブランクの後では、ブルクミュラーの曲すらも(ブルグミュラー先生、すみません!)、 指が転がったり、臨時記号に即座に反応できなかったりして 自己嫌悪に陥ります。
それでも自己嫌悪に負けずに、 1曲30分くらい集中してゆっくりのテンポで練習していれば、 ある程度は曲として弾けるようになります。
私の場合、楽譜に指定されたテンポで指が動かなくても、気にしません。 指使いと音を把握して、両手でゆっくり弾けるようになれたら一旦良しとしています。
ゆっくりでも両手で弾けるようになったら、 次は曲想を付けたり、指のタッチに意識を向けて練習します。 速く弾けるようになることを目指す前に、私はこれを意識しています。
ブルグミュラーだからといって侮ることなかれ(笑)。
小学低学年が弾くドスンドスンしたりドタバタしたブルグミュラーとは違う(笑)、 繊細さのある、大人っぽい、美しいブルグミュラーにしようとすると 色々な練習や工夫、PCDAが必要になります。 ゆっくり弾くとごまかしがきかないので、ますます粗が目立ちます。 経験者は音取りに時間がかからない分、 美しい演奏にすることに集中し、時間をかけられます。 これは大人になって分かった醍醐味です。
プロが弾くブルグミュラーをYou Tubeで聴いてみると、 「これがブルグミュラー?」と思うくらいに美しいです。 なんなら「これ、ショパンか?」と思うくらいに。(ちょっと言い過ぎ?)
子供の頃の発表会で聴いた、 友達が弾く(あるいは当時自分が弾いていた)ブルグミュラーとは イメージが全然違うことに気づきます! (あれ、そんなのみんな気づいてた?) |
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「大人からはじめるハノンピアノ教本」(以下、「大人ハノン」という)と 「大人のための独習ブルクミュラー25の練習曲」(以下、「大人ブルクミュラー」という)のいいところ。 それは、独習を前提としているので、 練習の方法や、注意点が丁寧に書かれているところ。
ピアノ経験者ならわかると思うのですが、「5-4-3指が転がる、滑る」感覚。 独立して動かしづらい5-4-3指が転がらなくなる、滑らなくなるための練習方法が 大人ハノンにも大人ブルクミュラーにも書かれています。 経験者なら「先生に言われて昔やったなあ」って思い出しますよ。
大人ハノンには、「時間がないときは、最低限これだけ練習しましょう」 という2-3小節の練習方法も書かれているので、それだけでも。
大人ブルクミュラーには、曲想を表現する上での弾き方の注意が 楽譜の隣のページに丁寧に書いてあります。 注意されることのパターンは大体決まっているので、 だんだんと、大人っぽいスマートな演奏にするにはどうすればいいかが分かってきます。
あと、この二冊は、 表紙が色えんぴつタッチのカラーイラストなところが、 気分が上がります。 従来のクラシック楽譜にはない、遊び心のある絵が、 大人の趣味のピアノという気分にマッチしているかなと。 「いかにも初心者用」な表紙ではプライドが許さない、 という人には向きませんが(笑)。
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ネットでいろいろ調べた結果、 私にとって納得感があった、 「大人からはじめるハノンピアノ教本」と 「大人のための独習ブルクミュラー25の練習曲」を選びました。
ピアノを弾くための指の筋肉がとことん弱っている状態では、 ハノンのような指のトレーニング練習曲は欠かせない。 弾くための基礎となる指の筋トレをせずに、 速くなめらかに弾けるようになりたいと思っても無理があるだろう。 ハノンでの指トレーニングは、一見、遠回りをしているように見えて、 結局は近道なんじゃないか。急がば回れ。
かといって、指のトレーニングだけでは、 ジムでランニングマシーンを走っているようなもの。 単調でつまらなくなってくることは目に見えている。
そこで、曲想がある小品をどんどんこなすことで 楽しみを見出せるようブルグミュラーを。 これは、初心者向けの試合に出るようなもの。 相手がいて勝てるかどうかワクワクするし、 外の景色も見えて気分転換になって楽しい、 みたいな。 試合に出ると、自分に必要な基礎トレーニングが何なのかも見えてくる。 そしてジムでのトレーニングにも意義が見いだせて退屈じゃなくなる。
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かつて弾けていた、大好きなショパンをゆっくり、 右手・左手別々に弾いてみても、 昔のように弾けない自分に焦りが募るばかり。 手放したつもりの過去の栄光が手放しきれてなかったんです。
私は、小学生の頃通っていた公文式のことを思い出しました。
公文式では、小学6年生であっても中学生であっても、 初めは小学1年生の1+1= 、2+3= といった初歩の初歩から1日何十枚といったペースで量をこなす。 それがすんなり出来るならどんどん先のレベルへ進む。 理解できてない、あるいは間違えるレベルに来たら、 間違えた理由や、理解できてない点を先生に教わった上で、 短い時間で間違えずに回答出来るまで何回転でも1日に何十枚も教材をこなす。 馬鹿にせずに初歩からざーっと復習して、 つまづいたらそこでつまづいた原因を突き止めたり、 反復して出来るようにしていく。 あの公文式メソッドをピアノの練習に当てはめてみようと。
ただ、ここでもプライドが頭をもたげてきました。 初心に帰って易しい教材で練習するといっても、 「どのレベルの教材を使うか」という問題。 「ハノンやるの?やらなきゃだめ?」とか、 「バイエル?私は経験者なのに?」 という葛藤。
さてどうするか・・・? |
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ピアノの再開は、過去の栄光との闘いという話をしました。
そこで、私はまず「昔はショパンを弾いていた」 という過去の栄光を手放すことにしました。 手放した上で 「すぐには元のようには弾けないから、ゆっくり練習しよう」 「趣味なんだから、弾きたい曲を弾けばいい」と気楽に考えることにしました。
私は、弾いてみたかった映画「ニュー・シネマ・パラダイス」 のメドレーを音取りしてみたり、 昔弾いたことのあるショパンをゆっくりなテンポで弾いたり、 右手・左手を別々に練習したりしてみました。
二日ほどその方法で練習してみたところで、 好きな曲だけ何度も弾いていても指は動くようにならない気がしてきました。 |
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経験者は、過去の栄光との闘いです。
「昔はもっと出来ていたのに」という思いが、 練習がいやになってしまう一番の原因じゃないかと思います。
「あんなに指が速く動いていたのに」 「シャープやフラットが6つ付いてる曲を弾いていたのに」 「臨時記号がたくさんついていても平気だったのに」 「五線から大きくはみ出した音が何の音かパッと読めたのに」・・と。
同僚に、「音大を目指すくらいピアノが弾けていたが、 音大には進学せず、20~30年のブランクがある人」が 二人いました。
その人たちが、 「今は、まったく弾いてない」とか 「今の家にはそもそもピアノを置いてない」 と言っていたのを思い出します。
私もそうですが、弾けていたという自負のある人ほど、弾けなくなった自分を受け容れがたいのです。
たまに弾いてみたときの「昔より弾けない」感じ。 あれがたまらなくモヤモヤするんです。 |