更新遅れてごめんなさい
今日のテーマは「中長期計画の立て方」です。
僕は常々、時間管理では無く、勉強項目の管理という事を行っていました
例えば時間管理の方法としては
短期計画:今日は財務を2時間、管理を1時間…
中長期計画:今月は財務を50時間…総勉強時間250時間…
こんな感じでしょうか。
ただ、僕はこの管理方法が向いていませんでした
だらだら時間を消費するだけになってしまっていたことは、前に更新したときにちょこっと書いたかと思います。
そこで、僕は勉強項目の管理をしていたんですね
例えば、
短期計画:今日は財務のアクセス15回、管理のアクセス13回、企業法の問題集5問…
こんな感じに毎日予定を立ててこなしていました
もちろん、日々の予定も行き当たりばったりに決めていた訳ではなくて、
ある程度の中長期計画に基づいていたのですが、今日はその中長期計画について書きたいと思います
ただ、注意点をいくつか…。
①かなり感覚的に決めていました
特に中長期計画については、確固たる理論がある訳でもなく、誤解を恐れずに言えば「なんとなく」決めていたのも事実です
②不利差異が出てもあまり気にしない
そんな感じになんとなく決めた予定ですから、大体は達成できません
でも、本当に大事な事は予定を達成する事ではなくて、試験に合格する事、もっと言えば毎日勉強することですよね
予定が達成できなくても、予定を達成しようと毎日努力して勉強した。
このことが、合格するために実は一番大事な事なんじゃないかなあと、今になっては思います
なので、毎日予定が達成できなくても、毎月の予定が追いつかなくてもあまり気にしない
予定を修正して、また毎日勉強していけばいいんだと思います。
③苦手な分野を潰すような予定を立てる
僕が予定を立てるにあたっての軸にしていた考え方が、
「苦手分野を潰す」
です。
よく言われるように、この試験は得意分野を伸ばす事と同じ、またそれ以上に苦手分野を潰す事が重要な試験です
突出して何かが出来るよりも、全教科安定した成績が求められる試験なのです。
得意分野は楽しいのでつい予定に多く組み込んでしまいがちですが、そんなときは、予定を立てる段階から苦手な分野を意識してみるといいんじゃないかなあと思います
実際僕はそうしていましたよ(例:年末年始は手つかずだった租税と経営に特化する等)
それでは、全体的な注意はこれくらいにして中長期計画について考えてみます。
まず、僕の比較的大きな視点での予定の立て方、先に纏めてしまいますと
①答練、アクセスをペースメーカーにする
②余った時間は苦手な分野を潰す
③毎日なるべく全教科に手をつける(これは毎日の予定の立て方になりますが)
ということになります
ちょっと大きな流れから捉えてみますと…
僕は
・8月の論文式試験
・7月の全国模試(TACの全答練2回目)
・3月の全国模試(TACの全答練1回目)
の3つの試験を大きな区切りとして考えていました。
3月、7月の模試を本試験に置き換えるイメージです
なので、ざっくりいくと
①3月の全国模試に向けて、全教科を一通り仕上げる
②7月の全国模試に向けて、全教科を一通り仕上げる
③8月の本試験に向けて、全教科を一通り仕上げる
ようなイメージを持っていました。
ただ、そのイメージを持ちつつも、それを実際に予定に具体化するにはあまりに抽象的すぎますよね
なので、そのイメージは常に頭の中に描きつつも、僕は目の前のアクセス、答練をペースメーカーとして予定を立てていました
具体的に書いてみますね。
大体アクセスなら前日、答練なら2、3日くらいは答練やアクセスのために勉強をしていました。
確か基礎答練、応用答練、アクセスは出題範囲が公表されていますよね
それに従って、該当する箇所のトレーニングを解いたり、例題を解いたり、教科書を読み込んだりしました。
そして、答練やアクセスを受けたその日に軽く復習をして、次の日にもう一回解き直してみます
それ以外の日ですが、これはひたすらに苦手分野を潰すことです。
ただ、前提として毎日なるべく全教科に手をつける事があります
ここらへんまでくると、大分感覚というか、自分との対話的な感じになっていました笑
「うーん、最近企業法がうまくいっていないなあ…よし!今週は企業法強化!」
という感じです。
先ほどの注意点で述べた、感覚的に決めていたというのは、このためです。
本当に時々、過去の答練の成績を全部チェックして、苦手分野を洗い出したりしたこともありましたが、それを毎回やっているのも大変だったので
そして、答練もアクセスも無い、何となく苦手意識もない。
そんな教科は一番ほったらかしになりがちです
なので、毎日全教科に手をつけるように予定を組む事はもちろんですが、
「今の実力を維持する」
ということを意識して勉強するといいと思います
何日も全く手をつけないと、さすがに実力は落ちてきます。
毎日ちょっとでも触れていれば、実力が爆発的に伸びる事は無いにせよ、維持はされると思います。
でも、苦手意識が無い教科はそれで十分だと思います
それよりも、他の教科の苦手意識を無くす方が大事ですし、効果も高いですよね
例えば僕の場合、あまり苦手意識の無かった簿記は、毎日一アクセスを心がけていました。
一個アクセスを解けば、簿記がもっと得意になる事は無いかもしれないけれど、なんとなく実力は維持できそうな気がしていました。
逆にその頃は管理会計がうまく行っていなかったので、毎日アクセスを二つ解いていました。
アクセスが全部で30回だったので、一日に二つ解いていけば一ヶ月で管理会計の全範囲を2周出来ます
一ヶ月で全範囲を二回回せば、体系的な理解が深まって苦手意識も無くなるかなあと考えていました
苦手教科を克服する事と、得意科目の実力を維持する事は、毎日全教科に手をつける事に繋がり、最終的には模試や本試験に向けて全教科を一通り仕上げる事にも繋がると思います
答練やアクセスをある程度ペースメーカーにしつつ、感覚的に苦手分野を潰すような意識を持っておく。毎日全教科に手をつける事によって、得意教科の実力を維持しつつ、全国模試に向けて全ての教科を一通り確認できるような予定を立ててみる。
僕が立てていた中長期計画といえば、殆どこんな感じです。
大分感覚的な上抽象的な話で恐縮ですが…ごめんなさい。
例えば年明けからの勉強予定について不安がある人は、まずは答練やアクセスでいい点が取れるような予定を組んでみてもいいんではないでしょうか、と思います
その上で、なるべく毎日全教科に手をつけるようにしてみてください。
だんだん答練やアクセスをペースメーカーにしつつ、苦手分野を潰すような予定の感覚が掴めてくるかと思いますので
それでは、体調に気をつけて、良いお年をお過ごしください。
ちょっと最近忙しいのですが、必ずお返事はお返ししますので、なんでも気軽にコメント、メッセージくださいね
今日のテーマは「中長期計画の立て方」です。
僕は常々、時間管理では無く、勉強項目の管理という事を行っていました
例えば時間管理の方法としては
短期計画:今日は財務を2時間、管理を1時間…
中長期計画:今月は財務を50時間…総勉強時間250時間…
こんな感じでしょうか。
ただ、僕はこの管理方法が向いていませんでした
だらだら時間を消費するだけになってしまっていたことは、前に更新したときにちょこっと書いたかと思います。
そこで、僕は勉強項目の管理をしていたんですね
例えば、
短期計画:今日は財務のアクセス15回、管理のアクセス13回、企業法の問題集5問…
こんな感じに毎日予定を立ててこなしていました
もちろん、日々の予定も行き当たりばったりに決めていた訳ではなくて、
ある程度の中長期計画に基づいていたのですが、今日はその中長期計画について書きたいと思います
ただ、注意点をいくつか…。
①かなり感覚的に決めていました
特に中長期計画については、確固たる理論がある訳でもなく、誤解を恐れずに言えば「なんとなく」決めていたのも事実です
②不利差異が出てもあまり気にしない
そんな感じになんとなく決めた予定ですから、大体は達成できません
でも、本当に大事な事は予定を達成する事ではなくて、試験に合格する事、もっと言えば毎日勉強することですよね
予定が達成できなくても、予定を達成しようと毎日努力して勉強した。
このことが、合格するために実は一番大事な事なんじゃないかなあと、今になっては思います
なので、毎日予定が達成できなくても、毎月の予定が追いつかなくてもあまり気にしない
予定を修正して、また毎日勉強していけばいいんだと思います。
③苦手な分野を潰すような予定を立てる
僕が予定を立てるにあたっての軸にしていた考え方が、
「苦手分野を潰す」
です。
よく言われるように、この試験は得意分野を伸ばす事と同じ、またそれ以上に苦手分野を潰す事が重要な試験です
突出して何かが出来るよりも、全教科安定した成績が求められる試験なのです。
得意分野は楽しいのでつい予定に多く組み込んでしまいがちですが、そんなときは、予定を立てる段階から苦手な分野を意識してみるといいんじゃないかなあと思います
実際僕はそうしていましたよ(例:年末年始は手つかずだった租税と経営に特化する等)
それでは、全体的な注意はこれくらいにして中長期計画について考えてみます。
まず、僕の比較的大きな視点での予定の立て方、先に纏めてしまいますと
①答練、アクセスをペースメーカーにする
②余った時間は苦手な分野を潰す
③毎日なるべく全教科に手をつける(これは毎日の予定の立て方になりますが)
ということになります
ちょっと大きな流れから捉えてみますと…
僕は
・8月の論文式試験
・7月の全国模試(TACの全答練2回目)
・3月の全国模試(TACの全答練1回目)
の3つの試験を大きな区切りとして考えていました。
3月、7月の模試を本試験に置き換えるイメージです
なので、ざっくりいくと
①3月の全国模試に向けて、全教科を一通り仕上げる
②7月の全国模試に向けて、全教科を一通り仕上げる
③8月の本試験に向けて、全教科を一通り仕上げる
ようなイメージを持っていました。
ただ、そのイメージを持ちつつも、それを実際に予定に具体化するにはあまりに抽象的すぎますよね
なので、そのイメージは常に頭の中に描きつつも、僕は目の前のアクセス、答練をペースメーカーとして予定を立てていました
具体的に書いてみますね。
大体アクセスなら前日、答練なら2、3日くらいは答練やアクセスのために勉強をしていました。
確か基礎答練、応用答練、アクセスは出題範囲が公表されていますよね
それに従って、該当する箇所のトレーニングを解いたり、例題を解いたり、教科書を読み込んだりしました。
そして、答練やアクセスを受けたその日に軽く復習をして、次の日にもう一回解き直してみます
それ以外の日ですが、これはひたすらに苦手分野を潰すことです。
ただ、前提として毎日なるべく全教科に手をつける事があります
ここらへんまでくると、大分感覚というか、自分との対話的な感じになっていました笑
「うーん、最近企業法がうまくいっていないなあ…よし!今週は企業法強化!」
という感じです。
先ほどの注意点で述べた、感覚的に決めていたというのは、このためです。
本当に時々、過去の答練の成績を全部チェックして、苦手分野を洗い出したりしたこともありましたが、それを毎回やっているのも大変だったので
そして、答練もアクセスも無い、何となく苦手意識もない。
そんな教科は一番ほったらかしになりがちです
なので、毎日全教科に手をつけるように予定を組む事はもちろんですが、
「今の実力を維持する」
ということを意識して勉強するといいと思います
何日も全く手をつけないと、さすがに実力は落ちてきます。
毎日ちょっとでも触れていれば、実力が爆発的に伸びる事は無いにせよ、維持はされると思います。
でも、苦手意識が無い教科はそれで十分だと思います
それよりも、他の教科の苦手意識を無くす方が大事ですし、効果も高いですよね
例えば僕の場合、あまり苦手意識の無かった簿記は、毎日一アクセスを心がけていました。
一個アクセスを解けば、簿記がもっと得意になる事は無いかもしれないけれど、なんとなく実力は維持できそうな気がしていました。
逆にその頃は管理会計がうまく行っていなかったので、毎日アクセスを二つ解いていました。
アクセスが全部で30回だったので、一日に二つ解いていけば一ヶ月で管理会計の全範囲を2周出来ます
一ヶ月で全範囲を二回回せば、体系的な理解が深まって苦手意識も無くなるかなあと考えていました
苦手教科を克服する事と、得意科目の実力を維持する事は、毎日全教科に手をつける事に繋がり、最終的には模試や本試験に向けて全教科を一通り仕上げる事にも繋がると思います
答練やアクセスをある程度ペースメーカーにしつつ、感覚的に苦手分野を潰すような意識を持っておく。毎日全教科に手をつける事によって、得意教科の実力を維持しつつ、全国模試に向けて全ての教科を一通り確認できるような予定を立ててみる。
僕が立てていた中長期計画といえば、殆どこんな感じです。
大分感覚的な上抽象的な話で恐縮ですが…ごめんなさい。
例えば年明けからの勉強予定について不安がある人は、まずは答練やアクセスでいい点が取れるような予定を組んでみてもいいんではないでしょうか、と思います
その上で、なるべく毎日全教科に手をつけるようにしてみてください。
だんだん答練やアクセスをペースメーカーにしつつ、苦手分野を潰すような予定の感覚が掴めてくるかと思いますので
それでは、体調に気をつけて、良いお年をお過ごしください。
ちょっと最近忙しいのですが、必ずお返事はお返ししますので、なんでも気軽にコメント、メッセージくださいね