みなさん、こんにちは。クロカミ会計士です。

先ほどの記事では

「自己分析」=「SWOT分析」という記事を書きました。

そして具体的な分析方法は次回以降に…とも書いたのですが

一つだけ先に伝えておきたいことがあります。


書店で売っている分厚い自己分析の本はやらなくてもよい!」

ということです。

すなわちSWOT分析さえ適切に出来れば、高いお金を出してあんな分厚い本を買い、
時間をかけて分析シートを埋める必要なんてないんです!

そもそも自己分析なんていうのは、就活のときにだけやるものではなく

継続的にやるものなのです。社会人として働いている人の多くは、意識的にあるいは無意識に自己分析をやっているのが普通です。

学生のときまでは特に自己分析などしなくてもそれなりに進んでこれたので問題なかったのですが、社会人になったら必須のスキルになります。



しかし、ここでもしかした、鋭い人はこんな風に思うかもしれません

「社会人がみんなやっていることなら、なぜ就職活動に特化してあんな分厚い本が出ているのか?就職活動の自己分析は特殊だったり、難しかったりするからあんな分厚い本が売っていて、みんな買うのではないか?」


これに対する私の答えはこうです。

「就活がビジネスになるから(笑)」



すなわち、就活生をターゲットにしたビジネスは儲かるから、というわけです。


自己分析のマニュアル本を普通に作成したら、おそらく情報量・冊子の厚さは
街中においてあるフリーペーパーくらい(R25とか)に収まると思います。

しかし、それでは儲かりません(笑)
数十ページの冊子に1,500円、2,000円払う人はいないですから。

就職活動のマニュアル本は、実はあえて内容を引き伸ばし、ページ数を増やして
分厚くし、高い販売価格が付くように作成されているものが多いのです。

だから別にあれを全てくまなくやる必要なんてないんです。

必要なことがきちんと分析されていれば、必要のない本です。

心配症の人はある程度自己分析が進んだ後に、本屋でマニュアル本を
立ち読みしてみてください。

あ、なんだこんなもんか」

ってなると思います(笑)