アラフォー主婦がUSCPAに挑戦するブログ

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アラフォーになってUSCPA受験に挑戦します。

Amebaでブログを始めよう!

すっかりRogerの口車に乗せられて、教材を注文(笑)。


他のレビューした人だと「2,3日でついた。あっという間だった」という意見があったのですが・・・

西海岸から中西部まで9日かかりました。


レクチャーを観ての印象ですが、

あのペースで話すので、とにかくついていくのが大変です。

何回一時停止を押して巻き戻し、再生したことか。


でも、どのレクチャーも非常に分かりやすく、パッションがあるので居眠りすることはありません。

Roger自身もマウンテンデューとエスプレッソでレクチャーしています。


あと、彼の専売特許”余分な脂肪を落とした、本当に試験に必要なだけの内容を徹底的に叩き込む”がテキストに反映されています。

WileyのReviewと並行で勉強していきますが、結局ほぼすべての問題をこなすことになり、その中にはRogerがレクチャーでカバーしなかったものも多数。

Wileyの問題の答えも、時に「正解は$○○だが、選択肢にはない。ということはこの問題の作成者は○○を含めた数字を求めている。よって答えはA」とかw ぇぇぇぇ~って感じですが、まれにそういう問題もあるということで。


とりあえず今日の時点でFAR2のInventoryを終了です。



FARの試験は、1月の一番最初の週に受けることにしました。

いよいよ”はじまるんだ”という感じです。

受験勉強をするのに、大学の教授の誰の口からも”レビュークラスを取るように”とのこと。

大学のクラスは、必要単位を取るためのものであって、受験対策は別だということ。

まあ、会計専攻の学士の学生だったら、受験対策で教えてくれる教授がいる学校もあるそうですが、

私の通った学校はそうでない”会計学専攻以外の”人向けだったので、レビューコースという予備校のようなものを探さなくてはいけませんでした。


Becker, Gleim,Kaplan, Yagerなどいろいろあり、近所でもUICやNIUなどの大学がレビュークラスをやっているのですが、ボケっとしていると巻き戻しも聞き返すこともできないし、片道一時間もかかるので、オンラインがいいかなと。

全教科のインストラクターが一人というRogerにしてみます。

他の会社のデモを見てみたのですが、教科によって教師陣が違ったり、

座ったままずっと教科書を朗読しているものばかりだったり。


その反面、Rogerは話すテンポが軽快で楽しい。

衣服圧縮袋でも、3段衣装ケースでも彼がおススメ!と言ったら買ってしまいそうなほど説得力があるw

ただでさえ苦痛な社会人の受験勉強、少しでも楽しく過ごそうと思い、彼のプログラムに入りました。

(デモはiTunesでも見ることができるし、Youtubeにもアップされているので、観てみてください。)


しかも、受験勉強していると、外出がおっくうになったり、エクササイズ不足になりますが、

彼を見ていると『鍛えなきゃ』と思ってしまいます(笑)。

幸い、7年会員になっているジムにあるトレッドミルにはスマホやiPhone対応のジャックが付いているので、アプリと連動したり、プレイリストの音楽を聴いたり、その間トレッドミルがiPhoneを充電してくれ、wifiもあるので、ストリーミングでレクチャーを観ることもできます。


Rogerの申し込みをしたのが8/30、教材が届いたのは9/9、思ったより教科書とWileyの問題集の厚さに圧倒されました。電話帳並の厚さです。

Rogerを使ってCPA受験の準備をした日本人のブログを探したのですが、見当たらないので、私が挑戦してみます。


・・・がんばります!

資格試験の準備に備えて、何冊かの本を参考にしました。

高校や大学受験とは違って、ある時間の全てを勉強につぎ込めないと判断したからです。


超高速勉強法: 椋木修三

確か、彼の他の高速勉強法の本を読んでこの本も読んだ気がします。



24時間の使い方

勉強法というより、仕事術とかもっと多岐にわたって使えそうなアイデアがありました。


もとはといえば、地元図書館に現地日本人が寄贈してくれた和田 秀樹氏の勉強法の本がきっかけでした(タイトルを忘れたので後に追記します)

それは、大学受験向けに書かれたものだったと記憶するのですが、モチベーションや、「なぜ自分は受験するのか」という志を思い起こさせるためにも為になりました。

確かに高校生と社会人の勉強法や受験対策も全く違ってきますから、全てがあてはまるというわけでもないです。でもヒントは沢山隠れていました。



この手の本はモチベーションがあがるので、ついつい手に取って読んでしまうのですが、

それだったら新しい事例を一つでも覚えようよっていう感じですね(笑) 


どの勉強法の本にも共通しているのは、

1)参考書と問題集はいくつも持つな(一冊をまわせ)。

2)隙間時間をうまく使え。というもの。


1)は分かるのですが、他の問題集を手に取った時に、見たことがない問題を見てパニック=購入なんてことが過去にあったので(笑)どうしようか考え物です。何度もやっていると答え(選択問題だったらアルファベットや数字のみ)で暗記してしまうこともあるので、困りものですね。


実は、今使っている教材で似たような問題に直面しているので、そのことはまた後日に書きます。



単位を修得している間に割り当てられたID#みたいなものがあるのですが、

それを州のBoard of Accountancy(examiner)の電話に出た受付の人に本人確認のために告げると、

「あなたは随分な古株なのね~」なんて言われてしまい。

そうですね、受験に必要な単位を取るだけに3年もかかっちゃいましたからね。


さて、晴れて受験できると思ったら、そう簡単に手続ができるわけではない。

NASBAに40ドルを払い、Notice to Scheduleという手形?のようなものを発行してもらわないといけない。

それが発行されたら、今度はpayment couponなどというものを貰い、受験料を支払い受験日を決めます。

色んな団体やらが絡んでいるのでそれを理解するのに四苦八苦。

これらの情報を詳しく噛み砕いて説明しているサイトがなくて、ILBOAの受付の人の説明を何度も中断しては確認しました。


testing windowも何のことやら分からず、周りのCPAに聞いても、コンピューター受験前だった頃なので、自分の家族の写真を試験中の机の上に置いておいても大丈夫だったような人たちばかりで(今は一切の私物の試験会場への持ち込みを禁止しています)、いろいろな条件やら規定は規則が変わってしまって、手探り状態です。



足りなかった18単位分のクラスがどんなクラスだったか、ざっとまとめてみます。


Intermediate Accounting I/II 会計学全般の計算問題で占められています。


Income Tax Accounting   個人向けの税法に特化しています。 結構知らない税法や、目から鱗なことが多く、生活に密着しているためかかなり記憶に残りやすいことを発見。


Auditing   教科書を読むのは大変だけれど、計算問題が格段に少なく、一度会社の会計部門で働いていたら、監査の流れがつかめるのでさほど大変ではなかった。

最初の学期で取ったもの、読む量に追いつけなくてドロップ、その頃グループプロジェクトがあったのですが、1年半後に再度取った時にはなくなっていました。


Adv accounting   Adv Tax Accountingでカバーされなかった、実際に算出する部分(パートナーシップの解消の際に起きる分配)や、非営利団体用の会計を勉強。

会社の売買などで生じるconsolidationに一番苦戦。これには泣かされました。 


Adv Tax Accounting 法人向けの税法を勉強。教えていた人が弁護士でもある人で、結構肩の力が抜けた先生だったのでかなり楽をさせてもらった感があります。会計士でも税法を専門に扱うと、結局弁護士の仕事と重なる部分があったためか、弁護士になっちゃったみたいな人ですが、非常に気さくで、他の教授とは雰囲気が全然違いました。



私が現役大学生をしていた頃はなかった、オンラインディスカッションは興味深かったです。

掲示板方式にツリーになっていきます。

出されたお題に皆さん答えていくのだけど、コツとしては、”2人か3人の後に発言”です。

このくらいの人数だと、どんな意見が出るか様子見しつつ、まだ意見が出しきられていないのでここで意見しても二番煎じな感じは出ない。

ただ、クラスの半分ぐらいが発言してしまったら既に似たような意見が並び、そこに出て行っても二番煎じ感がぬぐいきれないので、私は「2、3人の意見が出たら自分も出る」という方法で乗り切りました。



私が大学生をしていた頃は、ウィンドウズがまだ一般家庭に普及する寸前だったので、

オンラインでフリーでMC問題ができる教科書出版会社のサイトももちろんなく、

今考えるとどうやって勉強したのだろうという感じです。


教科書を読んでひたすらノートにまとめるのが私の勉強法でした。

MCが試験にでるというのにどうやって練習問題をしたのか今考えると疑問です。


今ではオンラインのクラスも充実しているので、6教科中3教科をオンラインで受講しました。

宿題もまめにオンラインとオフラインで出題され、マメに勉強しないと遅れをとります。

1章40ページほどを読み、練習問題を解き、小テストを受けることが多かったです。


オンライン受講は便利ですが、中には質問があってもあまり協力的でない教授もいたので、

「ある程度内容は理解しているので、手っ取り早く単位を取りたい」人には最適かもしれません(私の場合、「ある程度内容は理解している」どころか、全く真っ新な状態なので、「手っ取り早く単位を取りたかった」私は苦戦しました)。


子供の送り迎え、宿題、習い事もあるので、隙間時間を利用して勉強、

ノートをまとめる時間もないのでノートをとることをギブアップし、ひたすら繰り返し読むことに専念しました。

ネイティブでもないのに、教科書を読むだけで勉強だなんて無謀だと思ったのですが、その分練習問題で理解を強めるようにしてなんとか乗り切りました。



大学卒業後は、いくつかの会社のアカウンティング部門で働いていたので、専門知識のなさに悔しくなったことが何度もありました。

在学中2つしか取らなかったアカウンティングも何が何だか分からないまま単位欲しさに取っただけなので、苦手意識がまだあったのですが。

大学院やMBAに行かなくてもCPA受験資格が取れるなら経済的に家計を圧迫しないそちらを選ぼうと、動き出しました。



まずCPA受験の際に必要な書類審査。

私の場合、会計学以外の専攻だったので、先にも話した通り、会計学は2クラスしかとっていませんでした。

よって、24単位中18単位が必要だとの返信。

その時点で2010年の春でしたので、それから一学期に2クラス取って1年半で卒業することを目標にしたのですが・・・


最初にIntermediate Acc IとAuditingを同時にとってしまい、計算することの多いIntermediate accと、読むことの多いAuditでアップアップに。

下の子供は当時まだ週3日の半日プリスクールだったので、勉強時間がなく、Auditを断念。

1学期に1クラスに絞ることにしました。


会計学のクラスを24単位という規定が変わる2013年の7月までに済ませたいと思い、

頑張って最後のクラスを終わらせたのは2013年の5月。

アメリカの書類の扱いのずさんさは、郵便局から始まりあらゆる想定外の場所で起こるので(笑)、念には念を入れて書留速達で。

単位を満たしたというメールが3日以内に届く。その時点で2013年の6月中旬でした。


こんにちは。はじめまして。

小豆と申します。


アメリカの大学をビジネス専攻で卒業、

その後現地で就職、

妊娠初期に無制限の安静を言い渡されたため、辞職。

足りない会計学の単位を取れば今住んでいるイリノイ州でCPA受験できると知り、クラスを取り始め、2013年6月に必要な単位を満たしました。


<ブログを書くきっかけ>



中学時代、いつも優秀な成績の子がクラスにいたんです。

でも、そういう子に限って受験前の冬休みなどにスキーに行くんですね。

なのに志望校に合格できるのは、何かコツがあるはずだと。

私を含める多くの子は、机にかじりついてどこにも行かないで徹夜した日々。

能率が悪かったな~と今は思うのですが、かじりついていることで安心していたのではないかと今思うのです。


とあるポッドキャストで、司法書士試験を受ける50代の方が、

家族の行事や時間を犠牲にして勉強しても合格せず、受験をあきらめようかとしているという相談がありました。

社会人になったら、中学生や高校生とは違い、”勉強以外の生活”があるわけです。

それを犠牲にしなくてはいけないのか。

犠牲にしなくても合格できるのではないか。

甘い考えかもしれませんが、自分を実験台にする意味でブログに記していくつもりです。


資格受験ブログは沢山ありますが、試験勉強の内容そのものよりも、受験するための時間配分などにフォーカスしていきたいと思います。よろしくおねがいします。


今までの道のりを記録した時点で、米国公認会計士に興味のある方以外でも読んでも為になるようなブログにしていきたいと思います。

*常に記事を書いた時点での情報なので、参考にする程度に留め、規定などは各自で調べてくださいね。