先日、開業税理士の柏木さんが講師を務めるセミナーに参加しました。
柏木講師は、昨年、弊社とNZ会さん(開業税理士の勉強会)で共催させて頂いていた、開業税理士さん向けの講師スキル勉強会に参加して頂き、私や既に弊社登録講師として活躍中の土金税理士(同会の発起人)、そして他の参加者税理士から講師スキルを最も高く評価された、目下売り出し中の講師です。
今回のセミナーは、4名の講師(税理士、社労士、弁護士など)が同じ会場で、別々のテーマでお話しをするという形式のセミナーでした。
参加者はどのブースで聴いてもよく、講師は30分のセミナー×3セットを話すというものです。
テーマは「借りたいときに借りられる会社になる~銀行とのお付き合いの始め方~」。
30分という短い時間でしたが、話す内容が良く組み立てられており、1つの項目ごとの結論や伝えたい内容がクリアで、受講者を退屈させることなく、セミナーを進行していました。
リピート率の高い、良い講師の条件として、
①セミナーや研修の趣旨と受講者の知りたいこと(またはわからないこと)を理解している
②しっかりと事前準備をする
があります。
①については受講者満足度を向上させ(レベルや内容のミスマッチによるクレームを防ぐ)、
②については主催者サイド(研修業者や主催団体)の安心感・信頼感を高める
効果がありますから、おのずとリピート受注に繋がる訳です。
見る人が見ればわかりますからね。。。
弊社に登録して頂いてるリピート率が高い人気講師も、例外なく①②の条件を備えています。
裏を返せば、この2つができていないとクレームに繋がることがあります。。。
特に弁護士さんや税理士さんといった専門家が講師の場合、①ができていないことが原因でクレームになることが多いのも事実です。
何故なら、多くの場合、彼ら(講師)の「知っていること」「話したいこと」と受講者の「知りたいこと」には大きなギャップが存在することが多いからです。
例えば、
金融機関の営業職員向けに
相続(相続対策)のテーマで研修をするときに、
営業職員の知りたいこと=お客さまのニーズを引き出すための相続関連知識
講師(税理士)の知っていること(得意分野)=税金の手続きや財産評価の詳細な方法
だったりすると、研修受講後のアンケートでは、
「難しすぎた」
「もっと業務に役立つ情報を知りたかった」
「知りたい内容と違った」
などという感想が寄せられてしまいます。
もちろん、この類のクレームは、弊社のように、講師を選定し派遣する側にも責任はあります。
講師としても、よく主催者側にこの点をしつこいくらい確認した上でレジュメを用意したり、話す内容(優先順位)を決めるべきです。そうすることでこの手のクレームを防ぐことができます。
これから講師を目指す人、プロ講師としてもっと仕事を増やしたい人はよく肝に銘じておきたいとこですね(私も含めて)。
長くなりましたが、今回のセミナーにおける柏木講師が良かったところは前述の2点のポイントがしっかり押さえられていた点に尽きるでしょう。
柏木講師の今後の活躍に注目です。