投機マネーで、原油バブル!!?? リセッション再来か!!?? | 東京リーシングと土地活用戦記

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 [ニューヨーク 11日 ロイター] 

ドル安が原油市場にバブルをもたらして個人消費が抑制され、米景気が二番底に陥る可能性が指摘されている。

 今年のドル下落については、米国の輸出を促進し企業収益を押し上げ、米経済の不均衡是正にも資することになるため、米国にとって歓迎すべきことだとの見方もある。しかし、ドル安の良い影響しか見ていないこの理論にとって、原油価格急騰はアキレス腱になる。

 ドル相場が軟調だった今年、原油相場は堅調に推移している。ドル安は原油価格を支援する。他通貨を利用する原油の買い手にとって、ドル建てのコモディティ価格が割安になるためだ。ドルと原油の逆相関関係は非常に鮮明になっている。ロイターのデータによると、ドル指数と原油相場の200日相関係数はマイナス0.94。

 ある意味で今年は、ドル安や低金利のほか、エネルギー集約型のアジア経済の成長などにより、原油価格が1バレル=150ドル近い過去最高値を付けた昨年の再来と言える。昨年は原油価格の急騰で世界的に景気後退(リセッション)が深刻化した。

 バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ(ニューヨーク)のエコノミスト、イーサン・ハリス氏は「多くの要因が2008年夏と同じだ。景気回復を狂わせるものは何か。原油相場のバブルがそのリストの上位に来る」と述べた。

 原油相場の急騰を懸念する理由はある。金融危機が顕在化する前の2008年半ば、エネルギー価格の上昇で消費者は支出を抑制した。現在のように景気回復の足取りがまだ鈍い状況で原油価格が急騰すれば、需要はまた冷え込む可能性がある。

 ドルの対通貨バスケット相場は今年3月の高値から15%下落。一方、米原油先物相場は今年初めの1バレル=30ドル近辺から上昇し、ここ数週間80ドル近辺で推移している。

 ドルが対ユーロで1.60ドルに向けて下落すれば、原油価格は再び100ドル台に上昇する可能性がある。世界経済の回復状況が依然ぜい弱なため、経済に悪影響を与えることになる。


 有力エコノミスト、ヌリエル・ルービニ氏は「原油価格が100ドルに上昇すれば、昨年147ドルに上昇した時と同じような影響が世界経済に及ぶ」と述べている。

 原油価格が100ドル台に上昇すれば、世界最大のエネルギー消費国である米国経済は打撃を受ける。

 <ファンダメンタルズ VS 投機資金>

 原油価格は昨年7月に147ドルを突破したが、リセッションにより支出が落ち込むなか、12月には33ドルを割り込んだ。景気回復期待で原油相場は現在戻り歩調になっているものの、アナリストは、在庫水準が高いほか、世界的な需要低迷により相場はファンダメンタルズよりも投機主導になる可能性を指摘する。

 バンク・オブ・ニューヨーク・メロンのシニア通貨ストラテジストは「コモディティはむしろ高利回りの取引対象と見なされている。米国や海外の金融市場は過剰流動性があふれ、投機取引を加速させている」と述べた。

 複数のストラテジストによると、ドルは対ユーロで年末までに1.55ドルまで下落する可能性がある。08年に1.6038ドルの過去最安値を付けているが、今後数カ月以内に1.60ドルまで下落する可能性も否定できないという。

 ただ、エネルギー価格が長期にわたり上昇するにはドル安要因だけでは不十分かもしれないとみるアナリストもいる。

 CMCマーケッツ(ロンドン)のチーフストラテジストによると、ドル安は弱い米経済指標や連邦準備理事会(FRB)によるゼロ金利継続観測などが背景にある。しかし、米経済の弱さへの懸念が支配的な要因になり、リスク回避傾向が再燃する時が来る可能性があるという。同ストラテジストは11日の原油相場が80.50ドル台を攻め切れなかったことについて、ドル安要因だけでは限界があると指摘した。

 (Barani Krishnan記者;翻訳 宮本辰男;編集 山川薫)

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United States Oil Fund, LPという名前がWTI原油です。
原油相場が再び注目されています。原油相場が注目されてきたのは、2007年の年末あたりから、サブプライムローン問題で、円キャリートレードが終焉、行き場のなくなった当期マネーは、商品先物相場、特に原油へと流れていくようになりました。2007年の年末あたりに100ドル到達、ただ、その後調整となり、85ドル程度まで下落、ただ、2月以降、再び上昇に転じて、2008年7月には、145ドルあたりまでの上昇となりました。
ただ、7月以降は、原油が大きく調整の流れ、原油価格を吊り上げていた投機筋の一角の破綻による調整のほか、OPECで、原油の減産に関する決定があったことも要因、そして、2008年の年末にかけて調整は続き、30ドル前半までの下落となりました。
原油高も終りかと思われたのですが、2009年も半ばに来て、また上昇気配。70ドルにまで近づいてきています。
原油相場の見通しと影響

原油相場の今後の見通しですが、最近、JAL・ANAの航空大手2社が再び燃油サーチャージを復活させたように。原油高の気配となってきています。
株価もだいぶもどってきたことで、投機マネーがまた息を吹き返し、原油先物にまたマネーが入ってくる状況となっています。
投機マネーが原油にまた注目しだした原因は、たとえば、大物投資家のジム・ロジャーズが商品市場が有望と発言したり、ゴールドマンサックスが原油価格は200ドルまで上昇するとの見通しを示したことも原因のひとつですが、それ以上にまた世界経済が息を吹き返したことも大きいようですね。
停滞していた経済がまた復活してきて、当然、原油の需要もまた増えてきました。
特に、中国の需要は大きく、また、中国は国家的に資源確保の政策の一環として、原油先物相場および石油企業の買収を仕掛けているようです。
経済がまた復活してきたことは良いことですが、それに呼応するようにまた原油高の波が近づいています。原油高は、生活をまたつらくさせるので、あまり好ましい流れではないですね。生活防衛のためにも、原油関連に投資して、一定のヘッジをしておくことも必要かもしれませんね。http://hayateno.sakura.ne.jp/oil/


 んーーー心配・・・


ロジャーズ「これからおいしい商品市場、カカオ、石油、金に銀」

【経済ニュース】 2009/10/28(水) サーチナ

  中国証券日報によると、米著名投資家のジム・ロジャーズ氏はこのほど、「銀行に預金する人や株式に投資する人はいるが、商品市場に目を向ける人は少ない。不幸なことだ」と述べた。

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  ロジャーズ氏によると、商品市場は世界第二の市場であり、全世界的に商品価格は上昇の段階にある。少なくとも今後18、9年間の間、値上がりは続くという。

  ロジャーズ氏は、注目すべき投資対象として「カカオ、石油、金、銀」を挙げた。「私は自分自身が金に投資しているし、娘にも金を買った」と述べ、「今後10年間で、金価格は1オンス2000ドル(28日為替レートで約18万2300円)を超える可能性がある」との見方を示した。



  ロジャーズ氏によると、「現在のところ、銀が値上がりする余地はさらに大きく、70%値を上げる可能性がある。銀への投資は、最高のリターンをもたらす可能性ある」という。$東京・リーシングと土地活用のビジネス戦記


  中国では、米投資家のジム・ロジャーズ氏やウォーレン・バフェット氏は「股神(株の神様)」と呼ばれ、言動に注目する投資家が多い。メディアもしばしば両氏の発言などを取り上げる。