こんにちは。和田です。
オリラジ中田敦彦さんの「YouTube大学」で紹介され、Amazonランキング1位にもなった書籍、
【WHY BLOCK CHAIN】の著者 坪井大輔社長が、
本日、紀伊国屋書店 札幌本店で講演会を開かれてましたので拝聴してきました。
(しかも入場無料!)
講演会の率直な感想としては、
「これ、事業者とか消費者とか関係なく、北海道民全員で聞いた方がよくね…?」でした。
自分の備忘録も兼ねて一部まとめます。
※なので今回はイベントを開催した内容ではないです。
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≪ ブロックチェーン=仮想通貨じゃなかった ≫
このあたりはさすがに本でも読んでいたんですが、
それでも1mmくらいは「もしかしたら講演会に行ったら仮想通貨を勧められたりするんじゃ…」という不安がありました。
嘘です、もうちょっとありました。笑
そして結論から言うと、ブロックチェーンと仮想通貨はイコールじゃなかったです。
あくまでブロックチェーンは管理者無しで物やデータを管理するための手段であり、
その仕組みを応用して生み出されたのが仮想通貨。
すんごいふんわりまとめると、
・管理者(独裁者)が不要になる
・上手く応用すると管理者(独裁者)の損得によるサービスの偏りがなくなる
・皆平等に物を買ったりサービスを使ったり、連携を取ったりできる
・とにかくいろいろすごい
ってものみたいです。
例えば包丁は美味しい料理を作って人を幸せにすることもできますが、
逆に悪意を持って人を傷つけることもできます。思想次第で得られる結果が大きく変わるんですね。
正しい方向に使おうという思想さえあれば、地方創成をはじめ、
力が弱い社会や組織に平和な未来を作ることも可能な技術でした。
人間は知らないものを嫌う性質があるので、漏れなく僕も無知から「怖いなぁ」と感じてましたが、
ブロックチェーン自体はネットワークビジネスとかそういうのじゃなくただの技術であり、
根底にあるのは「未来を良くしよう」という思想なので警戒はしなくていいかも。
でも詳しく知ろうとするとハイパー難しいので、「結構すごくて、悪いもんではないんだな!」くらいで思っとくといいかもしれないです。
興味ある方は是非書籍を購入してみてください。わかりやすくまとまっていて1~2時間くらいで読めちゃうと思います。
≪ 北海道を盛り上げたい ≫
北海道の大きなテーマの一つになっている「地方創生」ですが、
このままみんな無計画に動いても多分解決しないですし「大企業に任せておけばいいじゃん」って考えでも多分全然解決しないです。
現にJRなんかも収益性を考え地方を撤退するなど。解決してるケースは、ほぼないです。
今は個人や小さい企業単位で手を取り合い、いい感じに大きな組織にも力をお借りしながら、
地域に密着して協力していくことが地方創生への一番の近道だと考えていますので、
今後頭を振り絞りつつ、ヤバいスピード感をもって地方でのイベント開催を増やしていく予定です。
(もし観光協会のお知り合いなんていらっしゃる方は是非紹介してください。カレー御馳走します)
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■まとめ
・地方創生に必要なのは上下や支配関係ではなく、皆が役割分担して手を取り合う平等な形
・誰かが勝ち、誰かが負けるような仕組みを作らず、平等に地方の課題を解決していく事が重要
・そのために革新的なサービスを生み出す可能性を秘めているのが「ブロックチェーン」
・リバタリアンとベジタリアンは別物
次回はイベント関係の記事を書きますので宜しくお願いします~