どんなに甘い蜜のような囁きを投げかけられても
その言葉に「行動」が伴わなければ
それは上辺だけの虚しい雑音に過ぎない

例えば、信頼していた恋人や配偶者に
ある日突然一方的な裏切り行為を受けた場合
二人の間で結ばれていた神聖なる社会契約は
脆くも破られ
慎重に育まれてきた穏やかで親密な関係すらも
土台から崩れ去るのが常である

一旦「不実」に見舞われれば
粉々に割れたワイングラスが
協力接着剤で貼り合わせても
その醜いヒビ割れを隠せないように

裏切られた人の心に生じた毒々しい感情は
嫌悪、罪悪感、不安、怒り、恐怖…
そして相手に対してだけでなく
自分に対する燻った軽蔑感情は
暗雲のように心奥深くに発生する

その人の行動(behavior)は、いつも言葉よりも
雄弁にその人の核心を物語るのだから…