皆さん、こんにちは。

 

 

前回の投稿時点で、全てのSランクの映像を手に入れたので、あとはしばらくプレイから離れて、動画の編集に取り組むつもりでした。

 

 

しかし、何かがモヤモヤしていました。

 

 

そう、Wiiが壊れてから、新しい本体で、前回のデータを引き継がずに最初から始めたので、アバターは同じキャラで作ったけど、ゲームのデータとしてはグレイトアングラーになっていないわけです。

 

 

とにかくSランクの動画さえ録れればよかったのですが、やはりどうにも中途半端な気持ちが残りました。

 

壊れた方ではほぼ内陸部が、新しい方ではほぼオーシャンがSランク。

 

 

なんだか、壊れた方も新しい方も、長い間共に戦った戦友に思えて、このままではアバターの「彼女」が報われないような気持ちになりました。

 

何と言えばいいのか・・・

 

壊れたWii自体、もうデータを見ることができないとはいえ、そこにはとてつもなく苦労した思い出も詰まっているのです。

 

なおのこと、アバターは自分の分身ですから、あっさり忘れてしまうのも薄情な気がします。

 

 

変な話ですが、最初のアバターが志半ばで命が尽きて、新しいアバターに生まれ変わってその遺志を継いだようにも感じたのです。

 

でも、グレイトアングラーと同じく全てのSランクを釣ってきたのに、その証は与えられない。

 

なんか、そういうのは心残りです。

 

ここまで頑張って来たんだから、二人のアバターの人生を称えたい。

 

きちんと証を残してあげたい。

そのためには、録り貯めた映像だけでなく、やはり正式にグレイトアングラーになるしかないと思いました。

 

何もそこまで・・・と思われるかもしれませんが、そういう自分のメンドクサイところ、自分らしくて逆に清々しいです。

 

 

とは言うものの、じゃあ今から、また何十種類もSランクを釣りに行くのかとなると、実際大半が3回目の挑戦になるわけですから、これは相当重いです。

 

 

まあ、期限があるわけでもないし、のんびりやればいいか。

 

そう思って始めてはみたものの、気づくとどんどんSが増えていって、残りが少なくなってくると、さっさと終わらせたいという気持ちになってきて、結局しゃかりきになってしまうのです。

 

 

それだけでなく・・・

 

 

釣っては録りを繰り返しているうちに、また新たに気になることが出てきました。

 

釣り上げた直後の、ランクが表示される画面のスクショです↓。

 

 

動画は録れたけど、このスクショに関しては当初ポリシーがなく、撮っているものとそうでないものがありました。今にして思えば中途半端なことをしたものです。

 

ほとんどなければ諦めるのですが、どちらかというと撮っているほうが多いので、ついでにこれも撮っていこうということにしました。

 

(さすがにここまで来ると自分でもちょっとヒキますが)

 

 

つまり、Sランクの動画を録った魚でも、そのスクショがなければまたSランクを釣り直しということです。

 

それなりの数でしたが、幸いにも、撮っていないのは初めの方でレア魚は少なく、さすがに簡単にはSも釣れないものの、なんとか揃えることができました。

 

 

さて、Sランクも残り10種くらいになると、さすがに手強いレアな顔ぶれです。

 

前回書いたように、超難敵のダンクルオステウスとヘリコプリオンは、放流していない別の(妻の)アバターで釣ってしまったので、また釣り直しになります。

 

トローリングは探すことも狙うこともできず、ひたすらそれが釣れるまで続けるしかない新手の拷問なので、手強いどころではありません。

 

 

さらに、サフィーア・ケイブはリュウグウノツカイ以外全部釣り直しです。

 

初代グレイトアングラーが100匹以上釣るハメになった、ミツクリザメの呪いが頭をよぎります。

 

 

というわけで、とにかくどんどんチャレンジしていたので、途中どんな順番でクリアしてきたか記録も記憶もないですが、

 

 

ようやく終わりました。

 

とくに苦労したものを書いておこうと思います。

 

 

■エレファントノーズフィッシュ

 

 

そもそも、マラム・ジャングルは水が濁って魚影が見づらく、魚を探すのが大変です。

 

中でもこの魚は小さくて黒っぽいので、目を凝らして見ないとわかりません。

 

今までは、とにかく図鑑を埋めるためにまず1匹だけ探したり、適当にかかったり数匹めでSが釣れたりで、そんなに探し回った記憶がありませんでした。

 

しかし、今回のようになかなかSが出ないと、実は厄介な相手だったとあらためて気づかされます。

 

 

水中が見づらくても、クリマティウスなら滅多に出ないから仕方ないし、ツインロック・ストリームなら探し回るというほどでもないので、頑張って釣れますが、

 

エレファントノーズのいるシャックガーデン・ストリームは広いし、この辺によくいるというポイントもわかりません。

 

まるで初心者の頃のように、とにかく探すところからだったので、これでまた何十匹も釣ることになったらと思うと、今までが本当にラッキーだっただけだと思い知らされました。

 

47匹めでやっとSランクが釣れました。

たったの0.5mmのためにこんなに苦労したのでしょうか・・・。

 

 

 

■ルースターフィッシュ

 

以前も、魚影が見えないので最初はなかなか釣れなかったのですが、そのときはルアーで試したらいきなりSが釣れて、その後何匹か釣れたので、今回もそれでイケるだろうと多少気軽に釣りに行きました。

 

 

ところが、なかなか釣れません。

 

ルアーを変えても、浮き釣りにしても、前にこのブログで書いた辺りに投げてもなぜか釣れません。

 

前はたまたまだったのか・・・

 

 

違いがあるとすれば、今回ナポレオンフィッシュを先に放流したことでしょうか。

 

ルースターフィッシュが釣れた辺りで、やたらとナポレオンフィッシュがかかりました。

 

ナポレオンフィッシュはパチャール・ビーチに放流されるのですが、スプール・アイランドにも出てきます。

 

放流は要注意と言っておきながら、スプールにも出ることをすっかり忘れていました。

 

まだまだ修行が足りてませんね。

 

 

 

 

29匹めでようやくSランク。

 

 

 

■ハンマーヘッドシャーク

 

トローリングしていれば結構釣れる印象でしたが、そうでもなかったようです。

 

アテにならないものですね。

おそらく、以前はシファクティヌス狙いで、それ以外は気に留めてなかったのかもしれません。

 

あるいは、例によって放流のせいかも。

バショウカジキがウンザリするほどかかります。

これも取り返しのつかないことをしたものです。

 

コースを一周して出るか出ないかくらいの日が続き、またまた不安になってきます。

 

他の魚はできるだけバラしたいのですが、ハンマーヘッドシャークの大きさだとカジキ系とあまり変わらず、動きを注意深く見極めないといけません。

 

ホオジロザメの時に気づいたのですが、サメ系の動きは特徴があります。

 

水面から頭を出して、首をひねるようにグニャッと折れるのです。これはヘリコプリオンも同様です。

 

とにかくそんなふうに見分けながら、釣り続けました。

 

27匹めで何とかSランク。たった5cmの差で・・・。

 

 

 

■ミツクリザメ

 

やっぱりまたミツクリザメの呪いか・・・というくらい、釣る数が増えていきました。

 

あるとき、いつも通り見かけたミツクリザメを釣ろうとしたら、

突然横から大きなミツクリザメが現れて、そちらがヒットしたので、

釣ったらSランクでした!

 

その動画がこちらです。

 

 

27匹めでした。

 

 

 

残るはヘリコプリオン、ダンクルオステウス、アカントデスの3種です!

 

 

■ヘリコプリオン

 

 

ダンクルオステウスに比べたら出現率は高いですが、初代グレイトアングラーのときは39匹め、前回のブログでは20匹めでしたので、今回もある程度覚悟はしていました。

 

100匹でも釣ってやる!という意気込みは我ながら買ってやりたいですが、1匹釣るまでに他の魚を10匹以上バラすことになるし、そのために15分近く画面から目を離さないでいる必要があります。

 

ヘリコプリオンかどうかの見分けがつかない頃は、とにかく魚影がハッキリするくらいまで巻くしかなく、退屈どころか忙しいくらいでしたが、慣れてくるとほぼ一瞬で見分けて、バラすようになります。

 

そうなると、ほとんどの時間をバラすために費やしているため、虚しさが増してきます。

 

そして、その間に他のことが何もできないため、 ものすごく時間がもったいないという気になってきます。

 

何よりもそのことが苦痛でした。

 

長引けば長引くほど、こんなことをしてていいのかという気持ちになります。

 

目が離せないので、音楽かラジオを聴きながらやるくらいしかありません。

 

でもそれが聴きたいわけでもないので、やはり時間をムダにしているという気持ちは消えないのです。

 

オーディオブックみたいなもので読書ができたらいいかもしれませんね。

 

 

それにしても。

 

いつもはヒットしたらfish on!とかエクセレント!とか、どこで見てるんだかわからない女性の声が入るが、トローリングのロッドがしなった瞬間に教えてくれよ・・・

 

本物のトローリングもただ見張ってるだけなのでしょうか??

 

 

あと、こんなことがありました。

 

いざヘリコプリオンがかかって、必死にリモコンを操作するのですが、いくら頑張って振ってもどんどん引っ張られて行って、釣り逃してしまうのです。

そのときの映像です。

 

 

 

 

以前にもオヒョウやダイオウイカで何度か経験しましたが、レア魚でこれは本当にへこみます。

 

しかも今回釣り逃したのは380cmくらい、Sランクの大きさです!!

 

目の前が真っ暗になりました・・・。

 

時々、ヌンチャクの反応がなくなることもあるので、リモコン側の問題かもしれませんが、バラしを続ける時などは、リールを巻く指示のときにヌンチャクを少し動かしてみて、反応するかマメに確認した方がよいですね。

 

28匹めでSランク。

 

 

釣り逃したのより小さいのが悔しいですが、とにかく終わりました・・・。

 

 

 

■ダンクルオステウス

 

覚悟はしていたものの、サッパリ出ません。

 

前回書いた10日周期説も、結局20日くらい出なかったり、出たと思ったら3日連続だったりで、あっさり却下です。(信じた人がいたらごめんなさい)

 

ルアーも以前釣れた時の白を使いましたが、その後ほかの色でもかかったので、アテになりません。

 

結局、5色セットするのが無難かもしれません。

 

よく考えたら、そもそも浮き釣りのエサもレッド、ブルー、イエローとあってもどれがどうなのか、実はわかっていないのです。

 

それから、あのロッドが同時にしなるのもどうにかしてほしいですね。

 

ある時、2本同時にしなって、たまたまつかんだほうにダンクルオステウスがかかったことがあります。

 

それがこちらです。

 

 

反対側をつかんでいたらと思うとゾッとします。

 

 

話を戻します。

 

あまりに釣れないとさすがに飽きるので、たまにヘリコプリオンのいるコースやサフィーア・ケイブ、ドゥアリブ・レイクなどに何日か行ったりもしましたが、

 

メモを見ると、ゲーム内の8/3から始めて、Sが釣れたのは3/12日でした。220日(回)以上プレイしたことになります。

 

このアバターでは14匹めでS。単純計算で2週間に1匹くらいなわけで、このゲームの中でも異常なくらいのレアな魚というのがわかります。

 

 

 

 

 

■アカントデス

 

とうとう、最後の相手です。

 

ダンクルオステウス狙いの途中で、気分転換も兼ねて釣りに来てみたりしましたが、メモによると64日間訪れていました。

 

感覚的には2、3日に一回は釣れるので、ダンクルオステウスよりは気が楽でしたが、これもまたSがなかなか出ないと、やっぱり苦痛が始まります。

 

まず、毎回ボートでレッド・ウインドミルまで行くのが面倒です。

 

ドゥアリブは湖面に空が映って魚影が見づらいので、快晴か曇りでないと、疲れてしまいます。

 

とくに、ポイントとされる枯れ木の辺りは見づらいのでストレスが溜まります。

 

そんな時はルアーで適当に釣るのですが、これもまた放流してしまったせいで、かなり数のロックバスがかかってきます。

 

また、たまに泳いでいるアカントデスを見つけても、魚影の見えないロックバスに横取りされることが多く、そのたびにキレそうになりました。

 

アカントデスの魚影を見て釣るのが好きだったので、敢えて最後まで残したところもあるのですが、さすがにもう好きどころかウンザリしてきます。

 

 

アカントデスは、結構警戒するかのように、すぐエサに食いつかず様子を見ているのですが、かと思うとほかの魚が寄ってきて食べているところに途中から加わって、しかもあっさり諦めて消えてしまうのです。

 

ライバルは食い意地の張ったブルーギル、ナマズ、ロックバス、スモールマウスバスなどで、なかなかエサから離れません。

 

だんだん、アカントデスはアホなのかと思い始めます。

 

そんなふうなので、魚影は結構見かけるのですが、釣れないということが多く、ストレスも最高潮という頃に、

 

あることに気がつきました。

 

 

いつも、枯れ木のところで探していたのですが、別の場所でも結構見かけるのです。

 

この辺りです。フレームの外、右側に枯れ木や風車があります。

 

 

そして、ある日のこと、アカントデスが2匹同時に出現する瞬間を目撃してしまったのです。

 

アカントデスだけでなく、他の魚も同時に涌き出るように同じ場所で現れました。

 

どうやら、魚たちはそこから散って行くようです。

 

 

それからは、枯れ木よりもそちらを監視するようにしました。

 

しばらく待って出なければ、枯れ木のほうもチェックします。

これを繰り返すことで、目撃する回数が増えました。

 

それはいいのですが、問題は釣れるかどうかです。

 

どうしても他の魚に邪魔されてしまいます。

 

 

そこで考えました。

 

 

エサはクイックヒッターを使っていましたが、もしかしてそのせいで他の魚もすぐ寄ってきてしまうのでは?

 

敢えて、普通のエサにした方が、反応する範囲も狭いだろうから、ピンポイントにキャスティングできれば、邪魔されないのではないか。

 

 

どうやら正解でした。

 

ブルーベイトどころか、サービスベイトでさえうまく行きました。

 

さらに邪魔者を減らすために、アカントデスを待つ間に、他の魚の近くに投げて、釣らずに回収して魚を消します。

 

そうすることでアカントデスが現れたとき、近くに他の魚がいない状態にしておくのです。

 

しかも、魚が一通りいなくなると、また魚がまとめて湧き出すように見えます。

 

 

しかし、アカントデスが出るとは限らず、結局出ない時もありました。

 

掲示板で青い釣果NEWSが出ているときは、なんとなく出たような気がします。

 

ここまでのことを整理してみました。

 

・天気によって見やすい

・ボートでの移動はめんどくさい

・だいたい出る場所はわかった

・釣果NEWSのある日が出る気がする

・普通のエサで釣る

・邪魔者は消す

 

これを、どうにか効率的にやるには、まず適した日を選ぶことが肝心です。

 

そこで、

 

・朝起きたら、部屋の窓から天気をチェック

・快晴か曇りならなおよいが、一応掲示板もチェック

・天気か釣果NEWSで釣りに行くかどうか決める

・釣りに行ったら、位置についてまず何か釣る

・なかなか出なかったら、リセット

 

ちょっとズルい気もしますが、リセット後は何か釣った直後から再開されますし、魚の出方も変わります。

 

いきなりアカントデスが目の前に現れることもあります。

 

 

41匹めにして、とうとうSランクが釣れました。

わずか2mmの更新です!

 

 

念願のグレイトアングラーの証を手に入れました!

 

 

動画はこちらです。

 

 

 

 

何と言われようと、気にしません。

 

機械(プログラム)に決められた運命などに、従いたくはありません。

 

自分の知恵で切り開いていくのが、人生なのです!

 

節約できた時間で、もっと有意義なことをすれば良いのです!!

 

 

 

■終わりに

 

 

グレイトアングラーは、釣り続けさえすれば誰でもいつかはなれます。

 

 

それが早いか遅いかは、ほとんど運次第。

 

いつまで続けるかは、暇と精神力。

 

いかに効率よく釣るかは、知恵とテクニック。

 

 

そしてこの馬鹿げた挑戦をするかどうかは、

 

 

狩猟本能かな。

 

 

そもそもゲームや勝負で勝ちたいとか、それが何なの?という話なんだけれども、ただの自己満足とか小さな自尊心とかにしか見えないとしても、そういう(どうすればうまく早く目的を果たせるだろうかという)気持ちを起こさせる本能があるからこそ、ヒトは進化してきたんじゃないかな。

 

216種類もの魚たちを何千匹も釣ってきて、そんなことをぼんやりと考えたりするのでした。

 

 

息子とそんな話ができたらよかったかもなあ。

 

機会があったらいつか一緒にやってみたい。

 

それまで大事に取っておきたいと思います。

 

 

 

というわけで、今度こそ?このブログはおしまいです。

 

 

ちょうどグレイトアングラーになった日に、

 

エリザベス女王のために作られた純金のWiiがオークションに出されたという記事を見ました(笑)。

 

王室でファミリーフィッシングをしている場面を想像するとなんとも微笑ましいですね。さすがにやってないと思いますが。

いや実はグレイトアングラーかもしれませんけど。

 

 

もしこの後にまた投稿するとしたら、誰か一人くらいの役には立ちそうな情報のまとめくらいかな。

 

ドバイかどこかの大金持ち(純金Wiiとファミリーフィッシングを手に入れたというあり得ない想定)から、こちらに来て詳しく教えてほしいというオファーを受ける妄想を膨らませつつ、しばらくのんびりしたいと思います。

 

 

それでは皆さん、ごきげんよう!

 

All you need is passion!