わたしのソロが終わった時、客席から「ありがとう!!」と日本語で叫んでくれたひとがいた。誰も知らないであろうその薄汚れた300くらいのキャパのLiveHouseでフルバンドに借りてきた猫の様にギターを抱きしめて隅に突っ立ってたわたしは、名前を呼ばれて紹介された時、何れかのコンテストの決勝スポットを浴びるより遥かな緊張感に背中を押されてセンターに立っていた。
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そこはビニガーとドブの臭いと排気と塵の舞うステージに始まった
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