ちょっと流行っているこちらの本
「空腹こそ最強のクスリ」を読んでみました
簡単に要約しますね
結論
空腹の時間を長くすることで、様々な体の不調や病気、老化の防止が出来て健康になれる!
と著者で糖尿病専門医師の青木厚先生の本です
4つの構成でご説明します
① 1日3食、食べると内臓が十分に休めない
野菜や果物が胃で消化される時間は約2.3時間、
糖質や脂質(ごはんやお肉など)は、約4.5時間
胃で消化されたものをさらに分解。消化するのに、小腸では5~8時間かけで消化・吸収します
そして、小腸で消化されなかったものは、大腸で15~20時間かけて消化・吸収します
つまと、朝ごはん食べて、4,5時間後にお昼ご飯食べて、5時間後に夕食を食べると、胃腸が休むことなく食事を消化・吸収に働き続けます。
会社で言えば、超時間労働のブラック企業ですね
そんなわけで、胃腸が疲弊してしまいます
胃腸が疲弊するとどうなるのか?2つのポイントあります
①食べ物から栄養分を摂取できなくなる(ビタミンやミネラル不足に)
②胸やけ、胃もたれ、食欲不振
②1日3食、食べると食べ過ぎになる
前の食事が消化してないのに、3食きちんと食べると結果「食べ過ぎている」ことに
胃は膨張する機能があるので、食べると、胃が膨らむようにできてます。
食べて胃が膨らんでいる状態が当たり前になっているので
本当は、食べ過ぎているのに、体が必要とされている量以上に、どんどん受け入れてしまいます
なので、暴飲暴食しない限り、普通には「食べ過ぎている」ことに気づかない
食べ過ぎるとどうなるの?
体内の活性酸素を増やし老化や様々な病気が引きおこす
③空腹時間を作る理由と効果
10時間、物を食べないと(胃腸が空になると)、脂肪がエネルギーとして使われるようになる
16時間、食べないと「オートファジー」が発生します
オートファジーって何?
オートファジーとは、2016年に「ノーベル生理学・医学賞を受賞した発見です
古くなった細胞を、内側から新しく生まれ変わらせるための仕組みがオートファジーと言います
不要な物や老廃物が一掃してくれて、細胞や器官の機能が活性化してくれる機能がオートファジー。なので、病気になりにくく、老化しにくい。
つまり、空腹の時間を作ることで、胃腸が休めるので内臓の働きを復活させます
超時間労働のブラック企業が、しっかり休みのあるホワイト企業に転職される感じですね
内臓の働きが良くなると、脂肪の分解や血流の改善で体の不調を遠ざけて快調になるとうことです
それには、「空腹の時間」を作りましょう!というご本の内容です
と思う方いると思います。わたしも16時間無理だと思います。10時間も無理。
つまり、半分断食ってことですからね
断食が、体やダイエットに良いという理由は以上のことで、ついでにわかりましたね
④16時間の空腹時間を作るテクニック
睡眠時間+1日数時間=16時間
夕食を寝る4時間前に済ませ、8時間寝て、4時間後に食事をとる方法
寝ている時間は空腹を我慢することはないので、朝起きて4時間を我慢すれば空腹の時間を確保できるということです
仕事や家庭の都合で、毎日は無理というのであれば、まずは週に1回からでも効果がるので週1からまずは始めてみましょう!
とのことです
それでも朝4時間何も食べないって、無理~って方は
素焼きのナッツ類であれば、いくら食べてもOKとのことです
ナッツ類は、栄養豊富で良質な脂肪なので、少量で満腹感が得られるので、血糖値の急激な上昇も抑えるのでOKとのこと
このように空腹感に慣れる→空腹力を鍛えると本書では言ってます
空腹力が鍛えてくると、我慢できないほどの空腹を感じることはなくなるそうです
※ただし、育ち盛りの子供や妊婦さんには栄養不足になるのでおすすめしません
※また、すでに病気になってる人がやると、オートファジーが活性化することで、がん細胞も活性化するので、オススメしませんとのこと
16時間無理でも、10時間ならできそうできそうですよね。
抜け道に、ナッツ類なら食べてもいいし。
そして、空腹後に頂く食事は「とても美味しい」と思います
よくいう「空腹が最高のスパイス」ですね
まとめ
①空腹を16時間で内臓を休ませることで、体調不良の改善や老化防止(アンチエイジングに効果的)
②空腹10時間以上で、脂肪燃焼効果でダイエットにも
③つまり食べ過ぎは、体に負担がかかるので空腹の時間を設けよう
以上が「空腹は最高のクスリ」の本の内容でした
オススメ!というよりかは、自分に合った方法であればやる価値ありと思います
わたしは、日曜日はどうしてもビールを飲みすぎてしまうので月曜日は、以上の感じで16時間食べないです^^;
それでは皆さん今日も素敵な1日をお過ごしください
ありがとうございました