コヨーテが紡ぐ言葉達~己への道~ -20ページ目

コヨーテが紡ぐ言葉達~己への道~

夢、成功哲学、願望実現の法則、NLP等を使って言葉にヒントを詰め込んでいきます。
自分自身に磨きをかけ、アウトプットすることにより、
訪問者の変化を導ければ嬉しいです。

年始の記事に道元の言葉を書きました。

『聞くままに また心なき身にしあれば おのれなりけり 軒の玉水』

この言葉を、書かれているままに理解しようとすれば
このようになります。

「雨の日、軒下におちる雨音を無心で聞いていると、それは、己自身である」

道元とは、仏教の曹洞宗を始めた禅師です。
そして、禅は中国の達磨大師より始まります。
その達磨大師の言葉に『不立文字』(ふりゅうもんじ)があります。

文字を立てない。
それは決して文字を否定するのではなく
「文字にとらわれない」と言う意味です。

禅の教えでは、逆転現象が起きます。

つまり、文字を読んで物事の意味を理解するのでなく
意味を先に理解してから、文字を理解するのです。


そんな思いを持って再び道元の言葉を目にすると
また、違った思いにたそがれます。