私たちが、周りで起きている出来事などを見る時、
人それぞれが違った「視点」で物事を見ている場合が多いです。
NLPでは、こうした「視点」のことを「フレーム」と言います。
「フレーム」とは、「枠」ですね。
人それぞれが、「枠」を使って現実世界を認識しようとしています。
その「枠」を意図的に変化させ、
出来事の意味付けを変えてみようと言うのが「リフレーミング」です。
ある一定の見方しか出来なかったものを、
視点を変えることによって、新たなモノの見方を得る技法になります。
そして、この場合も最終的に目指すは「感覚の変化」です。
幾度となくお伝えしている「Ki」ですね。
出来事A⇒内的領域体感覚「嫌な感覚」
出来事A⇒リフレーミング⇒内的領域体感覚「嫌な感覚は消えている」
こうしたリフレーミングができる原理としては、意識の性質が作用しています。
意識は同時に二つ以上のことを処理するのが苦手とされています。
焦点を合わせることができるのは一つです。
あなたがデジカメを持って写真を撮る時と同じですね。
一度に写すことのできる構図は一つです。
同時に、色々な視点からは、写真を写すことはできません。
そうした意識の性質があるからこそリフレーミングが出来るんですね。