コヨーテが紡ぐ言葉達~己への道~

コヨーテが紡ぐ言葉達~己への道~

夢、成功哲学、願望実現の法則、NLP等を使って言葉にヒントを詰め込んでいきます。
自分自身に磨きをかけ、アウトプットすることにより、
訪問者の変化を導ければ嬉しいです。

ありがとうございます。
あなたのご訪問に感謝いたします。

言葉が気付きを生み出し、変化の兆しが始まる。

そんなきっかけのひとつになれば嬉しいです。

Amebaでブログを始めよう!

You Tube

コヨーテからのたより

 

 

 

私たちから、湧き上がるおびただしい感情。

それはとても尊い感情かも知れませんし、
自分自身を混乱させる感情もあるかも知れません。

感情に振り回されてしまう場合もあります。
しかし、人は感情を選択できる能力を与えられています。

感情の選択をおこなうには、観察者の視点が有効です。
もちろん、その前提となるのはディソシエイトですね。

そして、観察者になって、五感でその感情を表現してみてください。

「その感情は、あなたの体のどのあたりにありますか?」
「どのぐらいの大きさですか?そして、それは重いですか?それとも軽いですか?」
「どんな形ですか?色はありますか?硬いですか?軟らかいですか?」
「そこから何か音は聞こえますか?温度は感じられますか?」
「それは止まっていますか?動いていますか?」
「動いているなら、どんなふうに動いていますか?左右ですか?」
「上下に動いていますか?それとも回転していますか?右回りですか?左回りですか?」

こんな感じで、どんどん姿形を明確にしてみましょう。
NLPで言うところのサブモダリティですね。

あなたの感情の「楽しい時の姿形」、「辛い時の姿形」、「怒った時の姿形」、「泣いた時の姿形」。。。

抽象的だった感情に、姿形を与えることにより、
それだけでも新たな気づきが生まれるでしょう。
 


では、その姿形を持ったあなたの感情に名前をつけて擬人化してみましょう。

例えば、
「楽しい時の姿形」の名前は、「キキ」、「怒った時の姿形」の名前は「ブル」。。。
名前は何でもいいんですよ。

さあ、こうすることにより、「楽しい時の姿形」、「怒った時の姿形」はそれぞれの人格を持ちます。

あなたが怒った時に「ブル」が現れます。
そこで、ちょっと会話をしてみましょう。
「ブル、どうしてそんなに怒っているの?」

上手に自分自身から切り離されて擬人化できていれば、
「ブル」から返事が返ってくると思います。

どんな返事がかえってくるか、楽しみですね。

そして、その声は確かに「ブル」ではあるけれど、
本当は無意識領域の自分自身です。

普段は息を潜めて、会話をすることができないので、
感情に姿形を与え、そして名前をつけることにより擬人化して意識化します。

一つの人格をもった「ブル」を詳細に観察していくと、
そこにはブル固有のビリーフや価値観がちゃんとあります。

意識化した「ブル」には、NLPのニューロロジカルレベルを当てはめることができるのではと、考察します。
(これは多分オリジナルの考察なので、NLPで一般的に言われているものではありません。
ちなみに「ブル」のようなものをNLPでは「パート」と言います。)

つまり「ブル」にはブル固有のニューロロジカルレベルがあり、
アイデンティティ、信念・価値観、能力、行動、環境を創っている。
今はそんなふうに考えています。