お客様から「ハックルベリーブックス」で回顧展があるのでぜひ来ませんか?」

とお誘いをうけたのが2013年7月

 

そのとき初めて出会ったのが「島村洋二郎」という画家

声をかけてくださったのは回顧展を開催した姪の島村直子さん

 

7月13日に行った私 そのときのことはこちら 

 

その回顧店の後 もう一度見てみたい と思っていました

 

今年 島村直子さんから

「島村洋二郎詩画集」をいただきました

 

私の好きなイケメン横顔「山本次郎像」がある!!!!!

 

 

前回の回顧展にはない絵やデッサン 挿絵などもあります

美術展に出展している作品もあります

 

「肖像画」もあります

 

友人・知人・家族を描いたものはとても似ているのだろうと思います

その人の人柄が浮かび上がってくるのだろうと思います

 

「自分の自画像」もあります

厳しくて暗い目です

 

 

「青い瞳の人物画」

女性の瞳は海のように深く見えます

 

「猫と少年」

これは未来をみている青い瞳に感じました

 

「童謡の花園」の装画と挿絵

子供たちに向けるあたたかいまなざしが見えます

 

 

最後クレパス画による個展を開催し

最終日に亡くなってしまうのですが

 

 

亡くなるまで クレパスでずっと書き続けていたそうです

「なぜ?なぜ?」という疑問がおきました

 

この詩画集を読んで思ったのは

病魔に冒されていつか自分は死ぬかもしれない

でも今はまだ生きている だから描く

生きることが描くことだったのかもしれません

 

目の前の孤独な人たちも

今は生きている

だからその人たちを描き続けたのかもしれません

 

 

回顧展を開催するたびに

「島村洋二郎」を忘れない人たち 大切に思っている人たち

そんな方々が つながってゆくのがこの詩画集でわかり

ほろっと涙が出ました

 

また「覚書」から

”月の夜に行きました” という詩に書かれた絵

 

タバコを吸うおとうさん・おかあさん・こども・いぬが並んで歩いています

 

月明かりの下 はぐれないように くっついて 並んであるいる絵

「さあ  みんなであたたかいおうちに帰ろう」と

おとうさんが声をかけているように見えました

 

きっとそれを最後まで熱望していたのかもしれません

 

あたたかくて 悲しい 詩

ほろっと涙が出ました

 

 

 

何度も繰り返してみている私

 

たくさんの方に見て欲しいです

気になる方声をかけてくださいね本ニコニコ