現在の相手に確信が持てないとき、他の人とも同時に会うことがあります。
それは、自分に本当に合った相手を見極めたいという気持ちから。
でも、そうすることで、かえって気持ちが複雑になってしまうことも少なくありません。

30代前半のKさんも、まさにそんな葛藤の渦中にいました。



安心できる彼。でも“ときめき”は感じられない。

Kさんは、3歳年上の男性と数か月にわたりお付き合いをしていました。
彼はとても優しく、思いやりがあり、「自分が愛されている」と実感させてくれる存在です。

Kさんも、彼の人柄に惹かれていました。
でも正直なところ、外見にはあまり惹かれず、恋人というよりは「安心できる兄や友人」のような存在に感じていたのです。



偶然出会った“理想のタイプ”

そんなある日、Kさんは職場の同僚と食事をしていた際、たまたま同僚の友人と出会います。
それをきっかけに、彼と顔を合わせる機会が増え、次第に距離が縮まっていきました。

彼はKさんの“理想の外見”にとても近く、少し神経質そうで鋭い雰囲気を持ったタイプ。
性格は正直、自己中心的で冷たい部分もあったのですが――

なぜかKさんは、そんな彼に強く惹かれてしまったのです。



頭ではわかっている。でも心が言うことをきかない。

Kさんは今の彼を裏切っていることに、強い罪悪感を抱いていました。
「彼に振り回される自分が嫌だ」と思いながらも、
「彼と会わなければ楽になる」とわかっていながらも、
どうしても関係を断ち切ることができませんでした。

「それでも、今の彼と別れたくない…」
Kさんはそんなふうに悩みながら、自分を“悪い女”だと責めていたのです。



本能と理性、そして“決断のとき”

理性では、「優しくて誠実な人こそ、結婚にふさわしい」と思っています。
でも、心が惹かれてしまうのは、どこか危うくて刺激的な男性。

実はこのような現象には、“ダメ男に惹かれるのは本能”という心理学的な背景があるという研究もあります。
ただし、本能だけで人生のパートナーを選ぶわけにはいきません。
恋愛感情は時間とともに変わることがあっても、尊敬の気持ちは長く続くものです。



“いい男”とは、自分に向き合ってくれる人。

私たちが本当に選ぶべきなのは、「優しい男」でも「刺激的な男」でもなく、
“自分のことを尊重し、対等に向き合ってくれるいい男”なのかもしれません。

自信があり、自分を持っていて、笑顔が多く、他人にもポジティブな影響を与える人。
そういった人と一緒にいることで、自分も自然と穏やかになれる。

パートナー選びに迷ったときこそ、
“尊敬できるかどうか”を、ひとつの基準にしてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

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