こちらのブログは、パン工房カントリーグレインのパン教室・料理教室の受講生さんからの質問や、交流の場です。
先日、料理教室に参加いただいたパン教室の受講者Sさんから質問がありました。
「Q, 自宅のホームベーカリーでドライイーストで焼いたら、途中まではうまく膨らんでいたのに、焼き上がりがペッタンコでがっかりしました・・・昼間にセットしてから置いていて、スタートし始めたのが夕方だったせいでしょうか?なぜででしょう??」
#パンが膨らまないという質問はよくありますが、今回は膨らんでいたものが焼きあがった時にしぼんでいたということです。材料も問題なく、計量も間違っていないはずとのことです。
途中までは、順調だったのに、焼き上がりにしぼんだ、ということは・・・??
さぁ、パン教室でもお話しした発酵について思い出してみましょう。
パンの膨らみを作るのは、イースト菌が作り出す炭酸ガスです。
途中まで膨らんでいたとうことは、そのイースト菌が活動して炭酸ガスを生み出し、グルテン膜がそれを包むことはできていたようです。
ですので、①イースト菌の活性度 ②グルテン膜の形成は問題なかったと考えられます。
それが、しぼんでしまった・・・30度を超える猛暑が続くこの時期の昼間にずっと常温に置いておいたということでしたので、温度が高すぎたということが考えられます。
・教室でお話したように、イースト菌が好む温度は30℃前後。
・そして、捏ね上げ温度で発酵時間が変わってきます。
捏ね上げ温度を左右するのは、水温、粉温度、室温です。
(それから手捏ねの場合は、体温も関係してきますね!)
猛暑が続く今の季節に、常温にあるということは、上記の3つのどれも温度が上がっています。
・・・ということは・・・??
捏ね上げ温度が上がり、その分、普段よりも発酵が早く進んだということが考えられるのではないでしょうか??結果、発酵過多になり、窯伸びする力もなくなり、焼き上げ時にはしぼんでしまったのでは??と私は考えます。
気温が30度を超える今の時期に、昼間、長時間置いた後にタイマーでスタートさせるなら、冷水を使う、粉を冷蔵庫などで冷やすなどして、温度を下げておくのがよいと思います。
カントリーグレインのパンは、卵・牛乳・バターなどの動物性食材を使いませんが、もしそういったものを使う場合は、夏場は特に衛生面に気をつけて下さいね。長時間のタイマーは要注意です!
ホームベーカリーはお手軽でいいですよね。焼けた香りがとても幸せです~♪
上手に使っておいしいパンを作って下さいね。
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