さて、なかなかアンモニア濃度が下がらない状況で焦りばかりが募っていく日々を過ごしていたのですが、水替え頻度を2日に1度にして一週間くらいが経過した頃、危惧していたことが起こりました。
夜寝る前に水槽を見てみると、なんとなく「ぺすけ」の元気がありません。もともと「ももちゃん」に比べるとおとなしめな金魚なんですけど(それでも腹減ったら身体の小さいももちゃんをいじめる)、それでも自分が顔を見せればエサよこせと寄ってきて身体をくねらせて「エサくれダンス」を見せますし、実際1~2時間ほど前に見た時はまだそんな感じでした。ところが今は寝てるわけでもなさそうなのに、踊るのはモモちゃんだけで、ぺすけは背びれをたたんで底のほうでじっとしています。まだ濾過環境が完全に出来上がっておらず、アンモニアの濃度も依然としてまだ高めであること、そしてそれに伴って亜硝酸塩の濃度も上がってきたことで、調子を崩してしまったのかもしれません。
そんなわけで急遽塩水浴させることにしました。非常用のエアストーン(ぶくぶく)とエアポンプの分岐は用意してあるので、バケツに水を入れて0.5%の食塩水を作り、温度を合わせてエアポンプにつなぎ、ぺすけを移してしばらく様子を見ました。
ちなみに塩水浴というのは何なのかと言いますと、簡単に言うと金魚の治療です。「塩水浴」でぐぐれば解説がたくさん出てきますんで詳しい説明は省略しますが、概要としては「金魚の体力回復と自然治癒力を高めるため」に行います。
「淡水魚を塩水に入れる」なんて乱暴のように思えますが、人間同様金魚も体に塩分を持っています。で、魚は人間と違っていつも水の中にいるわけですから、浸透圧の関係で常に身体から塩分がどんどん出て行ってしまうので、その調整をつねにおこなっています。健康な時なら特に問題ないのですが、人間と同じように調子を崩したり病気になったりすると体力が落ちてしまいますので、周囲の水を金魚の塩分濃度に近づけて浸透圧調整の負担を減らし、そのぶんを病気治癒や体力回復に当てるということみたいですね。他にも「病気でホルモンバランスが崩れたことによって失われた塩分の補給」とか、「塩そのものの殺菌作用を利用」なんてのもあるようですが、大きな目的はこの「負担を減らして体力回復」とのこと。人間に当てはめれば「病気は寝て治す」みたいなもんでしょうかね。
そんなわけで塩水浴させたわけですが、それ自体は特に問題はないものの、ここで別の問題が発生。バケツだと当然ながら横からは見えないので、背びれの様子がわからないこと、そして塩水浴に使っているバケツはもともと水槽の水替えに使ってたものなので、それが使えないとけっこう困ります。かといって最初に買った金魚鉢だと容量が少なすぎるので、今後また必要になることも考えて、「塩水浴&薬浴用隔離水槽」として4リットル弱くらいの小さな水槽と水温計を会社帰りに買ってきました。
で、帰ってきてまず水槽を軽く水洗い。現在バケツに入れている水量とほぼ同じくらいだったので、そのままバケツの水を移しても良かったんですが、一応水替えも兼ねてまず水槽に全体容量の1/3にあたる1.3リットルの0.5%を作り、残りの2/3はバケツの上澄みで満たしました。
最後にぶくぶくとぺすけを移動させて完了。これでちゃんと金魚の様子を観察できるようになりましたが、処置が早かったおかげかこの時点でぺすけはもうかなり元気になったようで、背びれもピンと立ってていました。体表面に異常は見られず。ただまだ本水槽のアンモニア濃度はそれほど下がっておらず、また亜硝酸塩濃度も上がってきており、濾過サイクル完成までは隔離したまま様子を見ることに。
そんな状況にもかかわらず、本水槽に残っているももちゃんは特に変わった様子もなく、相変わらずぶいぶい言わせています。元気だなぁ。
夜寝る前に水槽を見てみると、なんとなく「ぺすけ」の元気がありません。もともと「ももちゃん」に比べるとおとなしめな金魚なんですけど(それでも腹減ったら身体の小さいももちゃんをいじめる)、それでも自分が顔を見せればエサよこせと寄ってきて身体をくねらせて「エサくれダンス」を見せますし、実際1~2時間ほど前に見た時はまだそんな感じでした。ところが今は寝てるわけでもなさそうなのに、踊るのはモモちゃんだけで、ぺすけは背びれをたたんで底のほうでじっとしています。まだ濾過環境が完全に出来上がっておらず、アンモニアの濃度も依然としてまだ高めであること、そしてそれに伴って亜硝酸塩の濃度も上がってきたことで、調子を崩してしまったのかもしれません。
そんなわけで急遽塩水浴させることにしました。非常用のエアストーン(ぶくぶく)とエアポンプの分岐は用意してあるので、バケツに水を入れて0.5%の食塩水を作り、温度を合わせてエアポンプにつなぎ、ぺすけを移してしばらく様子を見ました。
ちなみに塩水浴というのは何なのかと言いますと、簡単に言うと金魚の治療です。「塩水浴」でぐぐれば解説がたくさん出てきますんで詳しい説明は省略しますが、概要としては「金魚の体力回復と自然治癒力を高めるため」に行います。
「淡水魚を塩水に入れる」なんて乱暴のように思えますが、人間同様金魚も体に塩分を持っています。で、魚は人間と違っていつも水の中にいるわけですから、浸透圧の関係で常に身体から塩分がどんどん出て行ってしまうので、その調整をつねにおこなっています。健康な時なら特に問題ないのですが、人間と同じように調子を崩したり病気になったりすると体力が落ちてしまいますので、周囲の水を金魚の塩分濃度に近づけて浸透圧調整の負担を減らし、そのぶんを病気治癒や体力回復に当てるということみたいですね。他にも「病気でホルモンバランスが崩れたことによって失われた塩分の補給」とか、「塩そのものの殺菌作用を利用」なんてのもあるようですが、大きな目的はこの「負担を減らして体力回復」とのこと。人間に当てはめれば「病気は寝て治す」みたいなもんでしょうかね。
そんなわけで塩水浴させたわけですが、それ自体は特に問題はないものの、ここで別の問題が発生。バケツだと当然ながら横からは見えないので、背びれの様子がわからないこと、そして塩水浴に使っているバケツはもともと水槽の水替えに使ってたものなので、それが使えないとけっこう困ります。かといって最初に買った金魚鉢だと容量が少なすぎるので、今後また必要になることも考えて、「塩水浴&薬浴用隔離水槽」として4リットル弱くらいの小さな水槽と水温計を会社帰りに買ってきました。
で、帰ってきてまず水槽を軽く水洗い。現在バケツに入れている水量とほぼ同じくらいだったので、そのままバケツの水を移しても良かったんですが、一応水替えも兼ねてまず水槽に全体容量の1/3にあたる1.3リットルの0.5%を作り、残りの2/3はバケツの上澄みで満たしました。
最後にぶくぶくとぺすけを移動させて完了。これでちゃんと金魚の様子を観察できるようになりましたが、処置が早かったおかげかこの時点でぺすけはもうかなり元気になったようで、背びれもピンと立ってていました。体表面に異常は見られず。ただまだ本水槽のアンモニア濃度はそれほど下がっておらず、また亜硝酸塩濃度も上がってきており、濾過サイクル完成までは隔離したまま様子を見ることに。
そんな状況にもかかわらず、本水槽に残っているももちゃんは特に変わった様子もなく、相変わらずぶいぶい言わせています。元気だなぁ。