本水槽で塩水浴させて2日ほどでぺすけも元気になったようで、背びれもピンと立つようになりました。本当はもう少し塩水浴を続け、様子を見たほうがいいんでしょうけど、そのぶん水槽が出来上がるのが遅れるでしょうから、そうも言っていられません。そんなわけで、1/3ずつ真水と交換することで徐々に塩分濃度を低くしていくことに(いきなり真水に戻すことは避けたほうがいいらしい)。

 そうして金魚が来て山場と言われる「最初の一週間」を経過。ぺすけは背びれも凛々しく立つようになってすっかり元気な感じで、ももちゃんもいつも通り元気です。どうもこの2匹、ももちゃんはやんちゃな感じで泳ぐのも早く、好奇心も旺盛なようでよくせまっこいところに入り込んで遊んでいますが、ぺすけは逆に少しおとなしめであまり動くほうでもないようです。ひとまずは2匹とも元気そうで、だいぶ環境にも慣れてきたみたいなので、塩水浴の間止めていたエサやりも少しずつ再開しました。(娘の担当にした)、最初はまだ残し気味だったものの、すぐに完食するようになり、ほっと一安心…と思ったのも束の間、また新たな問題が発生。それは水温です。

 金魚の適温は20度~28度くらい。30度を超えても「直ちに影響はない」そうなのですが、細菌が発生しやすくなったり、水中酸素の量が減ったりという弊害が出てくるそうです。9月も半ばにさしかかったあたりは関東地方も割と涼しかったので、水温も29度くらいで落ち着いていたのですが、その後また暑さが戻ってきたせいで、水温が30度を超えるようになってしまいました。
 一応、水槽のガラス蓋を取ってしまえば28度くらいまでは下がるのですけど、蓋を取ると今度は水槽からの「飛び出し事故」が心配です。ぺすけはともかくももちゃんはやりかねない。誰も家にいない昼間にうっかり水槽から飛び出してしまい、帰ってきたら死んでた、なんてことになったら目も当てられませんから、ちょっと手を考えないといけません。

 いろいろ考えた挙げ句、近所のホームセンターで網戸の取り替え用の網を買ってきて、網のフタを自作することにしました。とはいっても今はちゃんとしたのを作っている時間はないので、適当な大きさに切り抜き、細い針金を通して丸まらないようにだけにして上に乗っけるだけ。

$世界征服の基礎はまず練馬から-やっつけ網ブタ


 うむ、まさにやっつけ仕事の極地。

 固定してるわけじゃないのでちょっとしたことで動いちゃう代物ですが、仮に水面から跳ねたとしても、ちっちゃい金魚がすっ飛ばせるような軽さでもないはず。いずれちゃんとしたのを作るつもりですけど(なにしろ網はまだいくらでもある)、当面はこれで大丈夫でしょう。

 あとは水替え3回目で理論上は塩分濃度も0.1%を切っているはずなので、隔離していた水草も戻してあげることに(金魚の隠れ家+おやつ)。早速つっついて遊んでるけど。