コーチの名和です。
バッティングスクールでは、来年の春の活躍を目標にして、体幹トレーニングを開始します。
現在は小学6年生と中学生をトレーニング参加対象にしています。
小学6年生は、来年の春に中学に入学し、野球部に入部したときに備えるためです。
また、硬式チームに入団する選手もいるので、硬式野球に通用する身体と筋力をつけるのが目的です。
中学1年生は来年の春にレギュラーを獲るのを目標にしています。
中学2年生は来年春に3年生になり、最後の大会に活躍してその先の強豪野球部の高校に入学することも視野に入れています。
中学3年生は来年4月に高校生になるので、高校野球部で即戦力として活躍することを目標にしています。
体幹トレーニングは今回が2回目で、どんな内容なのかというお試しで行っています。
担当は西村コーチです。
優しい口調で強烈なトレーニングメニューを指示します。(笑)
この写真の首から下げているのは、恐怖のストップウォッチ・・・・
タイムを計られるとごまかしはききません。
選手泣かせのストップウォッチです。(笑)
トレーニングのスタートは、体幹トレーニングとは?と、その必要性についての説明をしています。
「どんなことをやるんだろう・・・?」
と、選手と同じくらい興味と不安がある保護者の方にも聞こえるように、保護者の方の近くで説明しています。
西村コーチの説明を真剣に聞く選手たちです。
「どうせやるなら真剣にやろう!このトレーニングを3月までやりきったら、今までと全く違う自分を感じることになる。」
「来年春の活躍を目標にがんばろう!!」
「おーーーーー!!!」
と気合いが入る選手たちです。
しかし・・・・
きつい足上げ腹筋です。
さっきまでの気合いは吹っ飛び、苦痛で顔がゆがみます。
少しでも楽をしようとすると、西村コーチのチェックが入りきつい位置に修正されます。(笑)
2人一組となり、支え合って中腰になる下半身強化のトレーニングです。
小学生もがんばっています。
中学生は当然ですが、小学生より数は多く、時間は長くやらされます。
と、このようなトレーニングを何種類もやり、選手たちはへとへとになっています。
そして、とどめはこれ
フィニッシュは自衛隊員も真っ青、ほふく前進です。
足は使わず、両手だけで身体を前に進めます。
中学生と小6の選手が横一線に並んでスタートし、1往復の競争です。
その模様です。
ほとんどの中学選手が片道でへたばる中、ユニフォームを着たトップの選手は6年生で大差をつけてばく進中です。
この選手はいいですよ。
ピッチャー兼、内野手で抜群の能力を持っています。
来年は当然ですが、硬式チームに進みます。
強豪野球部の高校は今のうちに目をつけておきたい選手です。
このように、1時間の体幹トレーニングが終了しました。
始まったときはたまに笑顔が出ていた選手ですが、終了する頃は笑顔が消え、真剣に取り組む姿と苦痛にゆがむ顔・・・・
これを3月までやりきったら、来年は違う結果が出るでしょう。
自分が打った打球の飛距離に驚き、自分が投げたボールのスピードに驚くことでしょう。
私にも冬を越した春、自分の打球に驚いたことがありました。
3年生になる前の冬、監督から全員に5kgの工事用の大ハンマーを振れと指令が下されました。
私たちは
「こんなもん振れるわけねぇだろ!たとえ振れたとしても腰を痛めるわ!」
「こんなもん振って意味あるんか!」
と小声でつぶやきながら、全員が冬のあいだ振りまくりました。
そして春が来て、春季大会が始まりました。
地区予選の1試合目、相手は公立高校ということもあったのですが、36対0の5回コールド勝ち。
しかも、5本くらいホームランが出たのではないでしょうか。
これが愛工大名電の中村監督の攻撃チームです。
そして、何よりも厳しくてきつい練習をやりきったことで、自信がつきます。
この自信は、例えば勝敗を左右するようなチャンスで打席に立ったとき
「オレは冬に西村コーチの鬼のようなトレーニングをやり遂げたんだ。そのオレならここで必ず打てる!!打てないわけがない!!」
このように自信を持って打席やマウンドに立てるようになります。
このトレーニングコースは現在お試しでやっており、正式には12月3日(月)からスタートします。
体幹トレーニング実施日は、毎週月曜日19時からと毎週火曜日20時からです。
来年の春、あなたのお子さんがチームの中心選手となり、歓喜の輪の中心にいることを想像してください。
そうなるためにはこの冬に厳しい練習をして身体を作ることが必要です。
このトレーニングに参加せず、来年のシーズンが始まったとき、思うような結果が残せなかったとき、
「ああ・・・冬にもっと練習させておけば良かった・・・」
と、後悔しても遅いのです!!
来年の春にお子さんの活躍を期待されているのなら、この体幹トレーニングにお子さんを参加させてください。
トレーニングなので楽しい練習ではないので、お子さん自ら参加したがるわけありません。
選手の親御さんであるあなたが強制してやらせてください。
私たちコーチも厳しくきつい中にも楽しさがあるというように、工夫したトレーニングを行います。
この体幹トレーニングコースには定員があり、現在はお申込を開始しており申込みも既にいただいています。
お申込方法などは今夜のブログで告知いたします。
スクール生の方にはメールで告知いたしますのでお見逃しなく。