皆さんこんにちは。
コーチの渡邉です。
1週ブログをお休みしてしまい申し訳ございません。
皆さん練習頑張っていますか?
最近は朝・晩と冷えてきたので怪我をしないようにアップをしっかりして
ダウン・ストレッチ等ケアもしっかりしていきましょう。
さて、先々週のことなので忘れてしまっているかもしれませんが、
今回は勝利に繋がる50条の守備編を書こうと思います。
守備に関する勝利に繋がる50条は18項目あるのですが、今回はより重要なプレー(全て必要なプレーですが)
を抜粋します。
外野手が正しい所に送球し、余分な塁を与えない。
外野手がカットマンの頭越しに送球しない。
外野手が他のバックアップをする。
次のプレーが必要でない時、ファンブルした後不必要な悪投をしない。
各イニングごとに風向きを確かめる。
打球が飛んでくる前に次のプレイを考えておく。
走者がいる時に外野手がフライを自分の利き腕のそばで取る。
カットプレーの際全員が正しい位置にいる。
打球をファンブルした後走者を目で追わず、必ずボールを追う。
きょう殺プレーの際、少ない送球のやりとりで走者を殺す。
フェンス近くの飛球に対しフェンス際に走りフェンスを離れる守備の原則を守る。
捕手が投手に対し、取った打球をどこへ投げるべきか指示する。
今回は上記の項目の中でも1つ「きょう殺プレーの際少ない送球のやりとりで走者を殺す」
について自分の勝手な意見を述べようと思います。
当スクールでの総合コースでは、きょう殺プレーを何回か練習したと思いますが、
きょう殺プレーというのは1試合に1個あるかないかのプレーです。
そんなプレーですが、きょう殺で少ない送球のやりとりで走者を殺せないと余分な塁、
点数を与えてしまう事になります。
例えば1アウトランナー2・3塁で打者が内野ゴロを打ち、内野手は本塁に送球し、
スタートを切っていた3塁ランナーは挟まれてしまいました。
この時3塁ランナーの役目は何か分かりますか?
できるだけ早くアウトにならず、2アウトランナー2・3塁の状況を作るように
とにかく粘ることです。
これをホームからサードの1回のやりとりで3塁ランナーをアウトにできれば、
ツーアウト1・3塁の状況で済ますことができます。
ですが、少ない送球のやりとりで走者を殺せなかったら、2・3塁の状況を作らせて
しまいます。
さらに送球のやりとりが多い分当然ミスする確率も高くなります。
たったの1・3塁か2・3塁の違いだけじゃないかと思うかもしれませんが、
もし終盤で自チーム1点リードの状況でしたら、1・3塁ですとシングルヒット1本でも
まだ同点ですが、
2・3塁ですと1ヒットで逆転されてしまう状況と大きな違いがあります。
本当に細かいことかもしれませんが、こういったプレーを確実にこなせるチームが
勝利を手にできると思います。
私も高校時代はキャッチボール後に必ず1・3塁のきょう殺プレーの練習をしていました。
キャッチャーが毎回試合の状況を想定して、指示を出し練習していたのですが、
1点もやれない状況で簡単に3塁ランナーをホームに帰してしまったら、
「お前のそのワンプレーで夏が終わるんだ!!」
と監督・コーチに怒鳴られていたのを今でも覚えています。
1試合中に1個あるかないか、もしかしたらこういったプレーを要求される時が
無いまま終わるかもしれませんが、もしきょう殺プレーを要求される時に
状況に応じて動けなかったらいけないので、
しっかり練習して勝利につなげていってほしいと思います。
野球は奥が深いですね。
私もまだまだ知らないことがたくさんあるので勉強していきます。
皆さんも一緒に頑張りましょう!!
最後まで読んでいただきありがとうございました。