皆さん、こんにちは。
本来、木曜日担当の道治が、1日遅れで本日の担当をさせて頂きます。
当スクールには、ひとりひとりの実力アップと、
チームワーク作りの両面からチームの強化を目指し、
「勝てるチーム」に育て上げる、
『チーム丸ごと』というコースがあります。
先日、この『チーム丸ごとコース』で
指導させて頂いているチームの練習中、
団体競技というものを見つめ直させられる出来事がありました。
このチームには、高校野球以上の経験者の方が居らず、
社会人になってから一生懸命に勉強された監督さんと、
お父さんコーチが指導をされているチームです。
その日もいつも通り、
ゴロ捕球の基本練習を行ってからポジション別のノックをし、
グランドスラムを使用しての下半身をしっかり使った
バッティング練習をしていました。
そして、練習時間が残り1時間くらいとなったところで、
監督さんから
「チームが一つになれるような練習はありませんか?」
との問い合わせを頂きましたので、
総合コースではお馴染みの
『連帯責任バント』
をすることに致しました。
この『連帯責任バント』とは、
チーム全員が1発でバントを決める練習です。
ただのバント練習ではなく、
『全員が1発で決める』というのがミソで、
途中、誰かが失敗することにより、
全員がダッシュのペナルティを課せられ、
全員が決めるまで終わることのできない、
まさにチーム一丸となれる練習です。
経験したことのあるスクール生ならわかると思いますが、
まず、1発で決めることは出来ず、
少なくとも10本はダッシュさせられると思います。
案の定、このチームもあっさり3人目で1回目の失敗をしてしまいました。
さぁ、全員でダッシュです!
その時、驚かされたというか、
チームとしての団結力を見せつけられたことがありました。
なんと、ダッシュするのは選手だけでなく、
監督・コーチ全員の、まさにチーム全員でダッシュを始めたのです。
数多くのチームを拝見させていただきましたが、
こんなことは初めてのことでした。
しかも、計15本のペナルティが課せられたのですが、
最後まで『全員』で連帯責任を果たしたのです。
さすがに私も知らぬ顔は出来ず、
1本目を除く、14本の連帯責任をさせて頂きました。
非常にハードな練習をさせて頂きましたが、
それ以上に心に響く『ハートの熱いチーム』だったと思います。
皆さんのチームは、本当にチーム一丸となっていますか?
チーム単位へ出張指導もしています。
ご希望のチームがありましたらホームページからお問い合せ下さい。