少年野球 強化練習終了:キャッチボール編 | びっくりするほど上手くなった!名古屋のバッティングスクール「Count23」

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小学生・中学生などの少年野球選手がチームで活躍するための技術向上を目的とした野球スクールです。バッティング、ピッチング、キャッチボールなど多彩なコースでチームの中心選手に育てます。


12月24日のクリスマスイブ、春日井市民球場を借りて

守備、スローイングを中心とした強化練習を終えました。


当日は途中に雪がぱらつくなど、寒い一日でしたが、

グランドでは50名を超える選手たちが熱く元気に練習しました。


小1~中3までの選手を各ポジション別、軟式選手、硬式選手に分け、

有意義な練習を行いました。


8月に行った強化合宿では合計12試合を行い、そのときに気がついたのは

キャッチボールが正しくできていない、守備が我流になっていて基本が

正しくできていないということでした。


野球は攻撃で点を取るのと、守りで点を取られるのを

防がなくてはいけません。


バッティングは水物と言われるように、常にチームの全員が持てる力を

出せるわけではなく、打てる試合もあれば、誰も打てない試合もあります。

守りの守備は攻撃のように好不調の波がなく、常に実力を発揮できるこ

とができます。


しかし、守りの実力がないと無駄な進塁や得点を許してしまうため、

試合に勝つことはできません。


このようなことから、今回の強化練習は守備の基本と正しいスローイング

を中心に練習しました。


守備の基本となるのは「キャッチボール」になります。


以前のブログでキャッチボールの重要性をテーマにしたことはありますが、


キャッチボールの基本は「相手の胸に投げ、両手で捕球する」


と、文字にすると単純なことに思われます。


ですが、強化練習でもそうですが、正確に胸に投げられる選手は

ほとんどいません。


胸に投げるということは、胸を的にするという意味で、目的は

自分が狙ったところに投げられるようになるということです。


内野手であれば、ゴロを捕球して一塁手のミットを目がけて投げますが、

キャッチボールで胸に正確に投げられなければ、一塁手のミットにも

正確に投げられません。


捕球するときもボールが逸れたら足を運んで正面に入って捕る。

これを正しくしないで、グラブだけで逆シングルで捕っていると

ゴロやフライを正確に捕球できません。


これらだけではありませんが、キャッチボールには守備が上手くなる

様々な要素が含まれています。


ノックなどをしなくてもキャッチボールの練習だけで、ある程度まで守備力は上がります。


強化練習では1時間をかけてキャッチボールの練習を行いました。


キャッチボール練習の最後に4人ずつでグループになり、中継プレーとなる

キャッチボールをやりました。

4人が1列になり、ひとりずつボールを回していき、どのグループが一番早いか

という競争です。


キャッチボールが正しくできないと、相手に早く正確に投げることはできないし、

捕球するのも足を動かし、次の送球に入りやすい体制でキャッチしなければいけません。


少年野球ではキャッチボールを徹底的にやることで、負けないチーム作りができます。

ご家庭で親子でキャッチボールをする場合は、狭い間隔で始めて確実に胸に投げられる

ようになったら距離を広げていってください。


それから、ボールが逸れたらグラブを出して捕るのではなく、足を運んで体の正面で

捕球させてください。


これができるだけで守備はかなり上手くなります。


キャッチボールのあとはバッテリー、内野手、外野手のグループに分かれ、

それぞれの基本練習を行いました。


内野手グループは名和が担当し、バッテリーグループは道治コーチ、

外野手グループは橋本コーチが担当しました。


それぞれの担当コーチが教えた内容は、これから順次ブログに

あげていきます。

今回はキャッチボール編でした。