人は愛する人を傷つけ、傷つけた人を愛する‥

 
 
 
キラキラ大阪なんばで夫婦問題専門カウンセラーをしている田上深雪です!
 
 
今回は30代のご夫婦。
ご主人様からの相談です。
 
 
夫は同じ職場の違う部署の女性と不倫関係になる。夫の行動や携帯電話から妻に不倫のことがバレる。
 
不倫相手の女性とは3回程会って食事をして
身体の関係もあったと認める。しかし、不倫相手の女性に全くの愛情などはなかったと話す。
 
 
元々、夫婦関係に問題があった訳でもなく
それなりに上手くいっていた。
 
結婚して2年、子供はなし。
 
 
妻は夫の不倫を知った時あまりのショックで
怒る事も責める事も出来ず、ただただ裏切られたという悲しみの気持ちでいっぱいだった。
 
 
妻は夫の顔も見たくない。
話しもしたくない!と自分の実家へ。
 
 
夫は毎日毎日、妻の実家へ行く。
でも妻は会いたくない。話したくない。と言う。一目顔を見るだけでもいいからとお願いし
1週間ぶりに妻に会う。
 
細くなった妻の身体、泣き疲れて、腫れた目。
 
怒る事も責める事もせずに悲しんでる妻を見て夫は心から反省し、もう二度と傷つけない。
悲しませない。妻を一生守っていきたい!
と心に誓った。でも、これから先どうしたらいいのかわからずカウンセリングに来られました。
 
もちろん、不倫相手の女性とは完全に切れて
仕事も辞め新たな仕事を探している状況。
その間はバイトを掛け持ちし、寝る時間を削って働いている。
食べる事が大好きでぽっちゃり体型だった夫がどんどん痩せていく。
 
夫の行動を見ていた妻は悪いことをした夫があんなに傷つき、苦しんでる。
私も逃げてちゃダメだ。ちゃんと向き合わなきゃ何も変わらない。と思うようになっていく。
 
夫は週一のペースでカウンセリングに。
 
 
妻は不倫という事実は許せないけど
「夫を許したい。」「もう一度夫を信じたい。」「もう一度夫とやり直したい。」という気持ちにまでなってくる。
 
 
黄色い花人は愛する人を傷つけ、傷つけた人を愛する‥
 
 
愛情という成分には「償い」の意味も込められているものであり「償い」の気持ちがあってこそ
「許す」という愛情が芽生えるものなのです。
 
 
償っているだけではダメ、許すだけでもダメ。
償いの気持ちに許すという気持ちで返して初めて「愛し合う」という関係が成り立つのです。
 
 
夫に償う気持ちがなければ妻がどんなに寛大な心で夫を許しても「愛し合う」という関係にはならないでしょう。
 
 
図らずしも人は愛する人を傷つけてしまう生き物です。それは暴言や暴力、不倫等に限らず、
悪気なく発した何気ない言葉で深く傷つけてしまう事もあります。
 
 
愛する人を傷つけてしまった事により
自分自身も大きく傷つき、その痛みから
「自分はこの人をこんなに好きだったんだな。」
と気づくのです。
 
 
平和な時は感じる事の出来なかった自分の気持ちが愛する人を傷つけた事により思い知らされ
「償い」の気持ちが生じてその人を今まて以上に愛する事ができるようになるのではないでしょうか。
 
 
「償い」→「許す」=「愛し合う」ラブラブ
 

 

 

 
 
~ 夫婦問題専門カウンセラー  田上 深雪(たのうえ みゆき) ~
※ カウンセリングルームは【大阪市中央区なんば】にあります。
 
 

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