皆さんは「断食」をご存じでしょうか。
聞いた事ある!という方もいるかと思いますが
その驚くべき効果とその理由について
知っている方はそう多くないと思います。
そこで、私クン太郎が断食について
本などから知り得た情報をお伝えします。
もし少しでも興味があるという方は是非最後まで読んでみてください。
※2日以上の断食を行う際は専門の講師や医師に相談した上で行ってください。
では、断食の凄すぎる効果みていきましょう!
その1 病気にかかりにくくなる
私たちの体には毎日大量の病原菌が入ってきたり発生したりしています。
にも関わらずすぐに病気にならないのは血液にいる白血球が病原菌を食べてくれているからです。
これはみなさんもご存じかと思います。
この私たちの防御の役割をしてくれている白血球がうまく機能しないタイミングがあります。
それはお腹いっぱい食事をした後です。
血液中の栄養素が少ないとき、白血球は病原菌を探しパクパク食べてくれますが、栄養素が満たされているとそれらで白血球のお腹がいっぱいになってしまい、病原菌を食べられなくなってしまいます。
極力栄養の摂取を絶つ事で白血球が活性化し病気にかかりにくくなるそうです。
その2 病気や怪我の回復力がアップする
私たちの体は病気や怪我をしたときに自分で治す自己治癒力という力をもっています。
一瞬で回復!とはいきませんが、体のエネルギーを治癒に使い少しずつ回復していきます。一方で、食事したときに食べ物を消化し吸収するときにも体のエネルギーは使われます。断食中は消化吸収に伴うエネルギーの消費を抑えることができるため、自己治癒にエネルギーを集中し回復が早くなると言われています。
有名な話ですが、動物は病気や怪我のとき食べ物を口にしません。ただじっと大人しくして回復を待っています。動物は本能的に断食が回復を早めることを知っているのではないかと思います。
病気や怪我から話は変わりますが、スポーツの大会などパフォーマンスを高めたいときは直前に食事を撮らない方がいいと言われていますし、有名なアスリートは食事を絶つか消化の負担にならないものを摂取するなど、大会前の食事には注意しています。
その3 アンチエイジング効果
みなさんはサーチュイン遺伝子という言葉を知っていますか?
サーチュイン遺伝子とは老化を抑制し細胞の若返りを促す遺伝子で、このスイッチが活性化することで私たちの体の老化は抑制されます。
ではこのサーチュイン遺伝子が活性化するのはいつかと言うと、断食中なのです。
元々人間を含め動物は食料にありつけなければ死んでしまうため、空腹の時間が長引くと緊急事態と脳が判断します。なんとか食料をゲットするには身体の機能(体力や持続力、集中力)を高める必要があるためサーチュイン遺伝子が活性化し細胞が若返るわけです。現代では食料にありつけない事はほとんどありませんが、わざと飢餓状態になる事でサーチュイン遺伝子を利用し老化防止ができるわけです。
その4 消化吸収力アップ
私たちが生きていくために摂取した食料を胃や腸などの内臓が栄養やエネルギーに換えてくれています。1回の食事の消化には数時間かかるため例えば1日3食だとすると内臓は寝ているときの数時間しか休みがなくなってしまいます。
内臓か全然休めないとやがて疲労し消化・吸収の効率が悪くなり、さらにひどくなると病気に発展します。
断食することで内臓を休めることができるため、負担がかかっていた内臓を回復させることができます。
また、腸には吸収や排泄しきれなかった宿便という老廃物のヘドロが内側にこびりついていきます。これがこびりつくと腸のキレイな部分の表面積が減るため吸収の効率が悪くなったり太る原因にもなったりします。
ですが断食すると新たな消化物が腸に入ってこないため今こびりついているヘドロを吸収・排泄します。
※このとき一次的に老廃物が吸収されるため人によっては好転反応という症状が出る場合があります。
腸にこびりついたヘドロが取れるとその部分を吸収や排泄に使えるようになるため、消化・吸収の効率がアップします。
まとめ
断食の凄すぎる効果
その1 病気にかかりにくくなる
その2 病気や怪我の回復力がアップする
その3 アンチエイジング効果
その4 消化吸収力アップ
どれも叶うなら少々お金を払ってでも欲しい効果ですよね。
でも断食なら全てタダ、むしろ食費がマイナスになりさえします。
一石何鳥なんだ!?って感じです。
私たちは痩せたい、健康になりたい、病気を治したいと思うとついついサプリを買ったり何かを取り入れる事を考えがちですが、何かを絶つ、何かを減らす事で得られるものもあるのです。
また私たちの体は実によくできていて自然に体を正常化する機能を持っています。
変にその力を妨げるのではなく、自然治癒力をベースに科学の補助を必要に応じて得ながらよりよい人生を過ごしたいですね。
最後に、断食は凄い効果を持っている反面、長期間行ったり、やり方を間違えると体に負担をかけ状況が悪化する可能性があるため、2日以上断食を行う際は専門家の方に相談して行ってください。

