また取り上げますが、平成17年の皇室典範に関する有識者会議での資料です。
歴代の女性天皇について
ちなみに、女性宮家などという物は、過去現在に至るまで、この国では存在しません。
さらに、皇后位についても、神話期に地方豪族出身の例がありますが、皇族でない皇后は奈良時代の藤原氏の不断と流血の努力を持って、ようやく実現したものです。
内親王殿下は、皇族以外のお相手とご結婚なさった場合、御降嫁となりますので、当然皇籍を離れて臣下となります。
ここでみる、過去の女性天皇を見れば、現在行おうとしていることが、とんでもないことと理解できるはずです。
特に、元正天皇以降の女性天皇が、生涯未婚である意味を考えねばなりません。
ここまで、昨日の書きかけ。
さきほど、今日のアンカーを見ました。
こちらでは放送してませんので、YouTubeでです。
今日の話題は、女性宮家についてと言うか、皇室が変えられてしまうと言うお話でした。
正直、ものすごい問題です。
この手の事は、敬宮さまご誕生の頃から反対しております。
青山氏の、男系を父系に、女系を母系に言い換えるべきと言うのは、納得しました。
私は以前に、血統は男系、財産は女系と言っていたように思います。
どうも、まんまと嵌められていたようです。
だいたいこの女系天皇などと言われる前は、確かに私は「血統は父系、財産は母系」と言っていたのです。
つまり「血統は父系相続、財産は母系相続」だったわけです。
男女という言い換えにより、男女同権だの女性差別などと言ういかがわしい議論にすり替えられていた訳です。
青山氏の言うように、女性宮家 → 女性天皇 と制度変更がなされた場合、皇位の継承順位が大幅に変えられてしまいます。
それは非常に危機的状況といえます。
簡単に言えば、現在悠仁親王殿下は第3位となりますが、小泉当時の答申を実行すれば、敬宮愛子内親王殿下が第2位となり、悠仁親王殿下は、なんと第6位となります。
ほぼ、回ってきません。
ここで、女性宮家を容認していれば、敬宮内親王殿下は皇族以外の方とのご結婚も可能になりますので、必然的に母系容認に流れる可能性が高いです。
つまり、敬宮様にお子様がお生まれになる度に、悠仁様の順位は下がっていきます。
別系の皇室の誕生を容認し、正統にお戻しするに、困難となります。
野田は、馬鹿な上に思い込みが激しく、反対意見を聞き入れる能力が欠如しているようです。
この問題は、必ず阻止しなければなりません。
青山氏のまずすべき事で挙げられていたのは、旧宮家の復帰と旧宮家からの御養子でした。
まったく、私の考えと同じだったので、つい画面に向かってその通りと叫んでしまいました。
私は、御養子を迎えるなら、秋篠宮家が良いのではないかと思っていますが。
旧宮家については、血統が離れすぎているという意見があります。
青山氏は、2000年の歴史を見れば、考慮するほどではないと言っていました。
親王号は、古代の大兄と同義で、皇位継承権を持つことを意味します。
本来、天皇より親王宣下がなされて、初めて親王となります。
それも代が下ると王となり、いずれ氏を賜り臣下となります。
ですので、秋篠宮家以外の宮家のお子様は、皆女王(にょおう)なのです。内親王ではありません。
しかし、戦後皇籍離脱を強要された旧宮家は、例外的に親王位を許されてきた歴史的経緯があります。
この意味を、よくよく考えてみるべきなのです。
ここで、世代がどれほど隔絶しようが、旧宮家の持つ役割を鑑みれば、そのような議論は無意味である事がわかるでしょう。
つまりは、今このときのために、将来訪れるかも知れない皇室の危機を乗り越えるために、保たれてきた方々なのです。
簡単にわかりやすく言えば、徳川将軍家に於ける御三家とか御三卿とかは、旧宮家のまねなのです。
旧宮家の皆様を、世代がどうのとかいって、皇籍復帰を反対される方は、先人の知恵を理解出来ていないと思います。
当然、世代が分かれていくことの不利益は、理解されてきています。
だからこそ、旧宮家においては、皇室との婚姻をも重ねてきているのです。
それをして、女系で権威付けしているのだから、一般人が皇族と結婚しても同じ事などという論は、本質から敢えて目を逸らさせようとしていると感じます。
今は幸いにも悠仁様がおられ、継承順位も3位です。
突然、知らない方が宮様となり、いきなりご即位なさるというような、非常事態にはなりません。
今から復帰願えば、悠仁様ご即位の頃には、十分皇室の藩屏としてお役に立っていただけると思います。
ところで、野田ブーが、公務が多くて大変だからとか言い訳言っているみたいですが、
多いと思うなら減らす努力をせよ!
それがおまえの仕事だろ!