最近、インドにきて将来について、人生について考える機会が多いです。
将来の夢ってなんやろ。自分のやりたいことってなんやろ。
皆さん学生のころは特に考えたんじゃないですか。
今、職に就いておられる方もふと考えることがあるんじゃないですか。
このままでいいのか。本当は別の仕事がしたかった。等々
僕も大学生のころはものすごい考えました(今もまだ学生やってますが)。
そしてそのまま就活の時期を迎えた訳です。
時期がきたから。まわりがやってるから。
僕もそんな理由で就活をやってました。
無理矢理、就職したい企業を決め、自己PRをつくり、自分を取り繕って。。
*別に就活が悪いって言ってる訳じゃないので、、ただなんとなく流されるのはどうかと思うのと自分の経験をツラツラやってるだけです。。*
そして完成した自己PR。何日もかけて、色んな人にも協力してもらって完成した自己PR。
しっくりこない。
ほんまにこれが自分なのか。
しっくりこなかったんです。何か他人のことを話してるような。。
今思うのは、多分どんな自己PRをしても、しっくりこなかったやろうなということ。
そもそも、「自分はこういう人間です!」ってのは好きじゃない。
そりゃ面接での便宜上、簡潔にしたほうが伝わりやすいってのはわかるけど、そういう型にはまるのも好きじゃない。
みんな同じ服装、髪型、言動、、
一度、大手の説明会の帰り、エレベーターで移動した時。
ドアに反射した機械のような黒ずくめの集団。そこに埋もれる自分。。
何やってんやろ。ほんまにそう思いました。心の底から。
本当にあの瞬間は辛かった。絶望した。
でもあれだけ自分と向き合えたのも就活のお陰です。
将来のとこ、人生のこと、そして自分自身のことについて。
真剣に考えた。四六時中、寝てもさめてもそのことばかり。はちょっと言い過ぎかも。
でもそんだけ真剣に悩んで、自分と向き合ったからこそ今自分はインドにいて、そして将来、本当にやりたいことが見つかった。
だから今はほんまに幸せです。
むしろ就活を途中放棄してから幸せになった。ちょっとは自分らしく生きれてる気がする。
失敗もせず、安定に、敷かれたレールに忠実であることが優秀だと思ってた少年時代。
今このように大きくレールを脱してるなんてその時は微塵も思ってなかった。
そもそもレールなんて幻でした。
自分、社会がつくりあげた幻。
そんなもんにうなされていたらいつまで経っても本当の自分には出会えない。
僕はそう思います。
悪夢から目覚めて、そして自分の人生を。
主人公はいつだって自分自身。
一度も間違いのない、そんな間違った生き方、望んでるわけじゃない。
