最近よく「毒親」という言葉を目にすることが多くなった。

 

近所のニート君の母親も毒親、元カレの母親も毒親。

 

毒親って、一見すごく親近感があって温かみのある人間に思える。

 

子供想いで、一生懸命。

 

でも、言葉を聞くと「あ、毒親だ」とわかる。

 

それは、子供の行動を決定したり、支配しようとしている姿勢。

 

 

それで気づいたのだけど、もっと身近に毒親がいた。

 

それは自分の両親。特に父。

 

高校時代に始まって就職後も、かなりモラハラ発言を受けてきた。

 

「お前に理系は無理。文系にしとけ。」

「(高校生のとき)バイトをするな。勉強が疎かになる。」

「お前をこんな娘に育てた覚えはない!」

「お前は何をやっても続かない」
「今さら英語を勉強したって、もっとデキる人がたくさんいるのだから仕事に就けるわけがない」
とダメ人間であることを植え付けられてきた。
 

結局、理系の大学に行き、理系の知識を活かした翻訳の仕事をしてるのだから、「理系や英語ができない」とレッテルを貼ったことについては明らかに間違いであった。間違いを認めてほしいけれど、プライドが高くて頑固な父親のことだから、一生自分の否は認めないだろう。

 

 

もうひとり、身近に毒親を見つけた。

 

それは姉。

 

中学生の息子が不登校だそうだ。

 

そのときに発した言葉が「出席日数が足りなくてこのままでは公立高校に行けそうにない。海外の高校にでも行ければいいのだけど・・・」「息子のことを想ってるからこういうことを言うのだけど・・・」

 

一見、子供のことをすごく想っているように聞こえるけれど、子供を海外に留学させたいと考えるのは親の傲慢な意見でしかない。

 

重要なのは本人の意志。

 

親の世間体のために子供は高校に行くわけではない。

 

高校に入れなかったら世間様に顔向けできないから、海外の高校に行かせるという発想もおかしい。

 

そもそも不登校になったのは何が原因なのか。

 

子供は語彙力に欠けるから、行きたくない理由を言葉では説明できないかもしれない。

 

だから、親は広い視野で原因を考えてみる必要がある。

 

子供に「これからはもっと不景気になる。いま勉強しておかないと良い大学に行けなくて、就職もできなくなって、路上生活者になる」と恐怖心を植え付けて子供を支配しようとするのはやめてほしい。

 

子供には、伸び伸びと、自分のしたいことを探す時間も能力もあるのだから。