こんにちは。mikiです。

昨夜は、かき氷に使う食材の仕入れを色々調べたり注文したりしていたら、寝るのがだいぶ遅くなってしまったのですが、今朝はなんだか幸せな気持ちで自然に目が覚めました。

自分がやりたいことをやるのって、本当に幸せな気持ちしかないんだな…と実感しています。

雇われて働いているとき、仕事を覚えながらも、それをやりたいとは全然思えなかった。

頭では、早く仕事を覚えて役に立ちたい、スムーズに仕事ができるようになって気持ちよく働きたいと思っているのに、どうしても、何をしていても、「私何しているんだろう…」という気持ちになってしまう。

仕事に行く前、もう全身全霊、200％くらいの割合で「行きたくない…」という気持ちしかなかった。

今思えば、私が全力で仕事を拒否していたから、仕事からも思いっきり拒否されたんだろうな。

私は世間話と陰口がとても苦手で、でもそれは、女子のコミュニティに於いては割と致命的で、どうしてもその場にとけ込めなくて、職場では私は仕事のこと以外全然しゃべれなかった。

皆が楽しげにおしゃべりしている中で、じっと黙っているしかできなくて、その時間がとても苦しかった。

溶け込もうとする努力もしてみたのだけど、ことごとく失敗に終わり、そのうち発言するのも怖くなってしまった。

だから仕事から帰ってくると、その疲労感でしばらくぼーっとしてしまって、お茶とおやつを用意して、好きな映画やドラマを見る、という自分の一番好きなことをしながら、なんとか自分を取り戻すような毎日だった。

もっとやりたいお店のことを考えたり、パンを試作してみたりしたいのだけど、毎日が苦しすぎて自分を取り戻すことに精一杯で、ただひたすら土日を待ち望むだけになってしまう。

そしてようやく週末に試作などしてみたりして、でも日曜日の午後にはふっと明日のことを思うと胸がきゅうっとして暗い気持ちになってしまう。

自分の持っているエネルギーのほとんどをしたくないことをするのに費やしてしまって、したいことをするエネルギーが残らない。

この割合だと、この先何にもひらけていかないような、明るい未来が見えてこないような気持ち。

でも今、朝起きた瞬間から今日一日が楽しみで、いちいちすべてに感動してしまう。

朝のコーヒーがおいしすぎる。いいお天気だからお布団のカバーを洗って干せる。今日はチラシ用のかき氷の写真を撮らないと。

お昼ご飯は何を食べようか、休憩時間にはAmazonプライムで「ホリデイ」(ケイト・ウィンスレットとキャメロン・ディアス主演の私の大好きな映画)の続きを見よう。

今なら、もし何かあって明日死んでしまっても、納得いく気がする。もちろんまだまだやりたいことがたくさんあるから死にたくないけど、少なくとも死ぬ直前まで、幸せを感じられているから。

仕事をやめてから毎晩、今日という一日に感謝する。

苦しいときでも、毎晩感謝しながら眠っていたけど、あの終わりが見えないような日々にはもう戻れない。戻りたくない。戻らないためなら何でもできる。

生まれてきてよかったなあ…と思える今の毎日を、当たり前にして生きていきたい。こっちが本当なんだって、生きながら証明したい。

そして、そうやってちゃんと生きていけるんだって、今、ものすごく苦しい場所にいる人に伝えたい。

だからこそ、まず、かき氷屋さんを成功させたいなあ…と思っています。

写真は、娘と近所の和菓子屋さんのかき氷を食べに行った時のもの。パインと抹茶。おいしかったし、楽しかった☺️

幸せなのが、当たり前。