妊娠中や産後に


思わず涙がこぼれたり、


意味もなく悲しくなったり、


こころが不安定になることもあります。



10人に2~4人はこのような心の不安定さを感じることが


あるといわれています。



妊娠中はつわりなどの体調不良から、


気持ちの不調をきたすことも多いようです。


産後では、産後2~3日から現れやすく、


たいていが数週間から1ヶ月くらいで自然に解消されます。


これをマタニティブルーズといいます。



落ちこんでいつもの元気が出ない、


いつもこんなことでは怒らないのにイライラしてしまう、


気分が沈んでしまう、


そんな気持ちの変化に気付いたら、


周りの人にサポートを求めましょう。


おばあちゃん、おじいちゃん、


パパや兄弟姉妹、


友達や近所の人。


保健師でも大丈夫。



ママがゆったりとリラックスして過ごせるよう


助けてもらいましょう。


気持ちを聞いてもらうだけでも


きっと違いますよ。






「赤ちゃんが泣きやまないんです。


でも、あまり抱っこしちゃいけないって、


周りの人が言うんです」





よく聞くママの声です。


都市伝説なみの、


「赤ちゃんは抱っこしすぎると抱き癖がつく!」


はよく聞きますよね。


私もひいおばあちゃんに言われた記憶があります。



でも、実際は違うんですよ。


泣けば応えてくれる、抱っこしてくれる、という


やりとりは人格形成の大切な根っこの部分を育ててくれます。




抱き癖なんて言葉はないんです。



色んな赤ちゃんがいます。



ずっと抱っこしてほしい赤ちゃん、



授乳後は抱っこだけど、そのあと爆睡する赤ちゃん。



本当に色々。





たくさん抱っこしてあげてください。


こんなにいいにおいがして、


やわらかくて、


あたたかくて、


ママを一生懸命求める姿は本当に今だけ。


ママにもたくさんたくさん楽しんでほしい。


心からそう思います。




赤ちゃんのことで一番よく質問にあがるのが、


「体重増加は大丈夫?」ということです。


目安としては、新生児期(生後28日まで)には、


1日体重増加量 30~50g。


それ以降乳児期(生後28日以上)には


1日体重増加量 10~30gを目安にしています。



たとえば、


1月15日に生まれた体重3,500gの赤ちゃんが、


1月25日には体重3,915gになっていました。


一日体重増加は何gでしょう??


⇒1月15日~25日 10日間の体重増加は


3,915-3,500=415g


⇒10日で415g増加していると考えます。


⇒415÷10=41.5g


⇒1日あたり41.5gずつ増加していることとなり、


 新生児期の体重増加の正常範囲となります。


 気になるママは参考にしてみてくださいね音譜



ただ、赤ちゃんの体重の伸びには様々な要因が関連します!!


たとえば、赤ちゃんが体調を崩していたり、


よく動く赤ちゃんだったりした場合には伸びがゆるやかな場合もあります。


それに、何より、赤ちゃんの体重の増え方は、


伸びがゆっくりで急にぐん!と大きくなる子や


ぐんと伸びたのに、急にゆるやかになる子、と


いろいろです。


これもきっと個性ですね。



体重増加が心配なときには市町村の保健師さんや、


出産された病院へ相談しましょう。



やっと生まれてきてくれた大切な大切な赤ちゃんとの生活。


病院にいる間は看護師さんや助産師さんがそばにいてくれて、


いつも見守ってくれたのに、


退院すると急に心細いような寂しいような感覚に襲われてしまったことを、


私もよく覚えてます。




授乳や沐浴、抱っこやオムツ替え。


これでいいのかな。


どうして泣いてるのかな。


どうして泣き止んでくれないのかな。


不安や心配でこちらまで泣きたくなったものです。





赤ちゃんは、


「暑い」


「寒い」


「眠い」


「抱っこしてよ」


「おなかすいたよ」


「顔がかゆいよ」


などなど、不快であることを泣いて知らせてくれます。


泣くことが赤ちゃんにとっては唯一の知らせる方法なんです。



赤ちゃんが泣いたら、以下の方法を試してみてください。


(赤ちゃんと生活していくうちに少しずつ赤ちゃんの性格や癖、特徴が分かってくるようになります。)


「オムツは濡れてないかな?」⇒オムツチェック!!


「おなかは空いてないかな?」⇒ミルク・母乳をあげてみる!!


「抱っこしてほしいのかな?」⇒たくさん抱っこしてあげてください!!


「暑いの?寒いの?」⇒衣類枚数チェック!エアコンは効き過ぎてませんか?


それでも泣きやまない場合は、機嫌がいつもと比べて悪くないか、


お熱が出ていないか、おしっこはいつもどおり出ているかなどを


確認しましょう。


いつもと機嫌や様子に変わりなければ、


抱っこを誰かに代わってもらうのもひとつの手です。


パパでもおじいちゃん、おばあちゃん、近所の人でも大丈夫。


ママ一人で抱え込まないでね。



市町村の保健師さんに相談することも大歓迎!





赤ちゃんの「泣き」に隠れたたくさんのサインを、


一番近くにいるママがキャッチしてあげることで、


「ぼくの(私の)○○な気持ちを分かってくれた」


という安心感と、


不快を快に変えてもらえる喜びが、


これから大きくなって生きていくうえで、


とても大切な感覚(自己肯定感)を育てていくことができます。




困ったら周囲のサポートしてくれる人を頼りましょう!











こんばんは♪


9月に入り、めっきり秋らしくなりました!!


風邪などひいておられませんでしょうか


朝晩と日中の気温差があり、


体調を崩しやすい時期です。


どうぞご自愛くださいねラブラブ




今日のテーマは、


働くママをサポート♪(お休み&手当て編)


ということで、


産休、育休や手当について


お伝えしていきたいと思います。




●出産のためのお休み「産休」




産休は産前+産後のお休みのことをいいます。


一般的に産前のお休みは6週間(公務員などは8週間)、


産後のお休みは8週間とされています。


会社の上司と相談し、


決めるとよいでしょう。


また、双子ちゃんなどの多胎妊娠の場合には


休みが長くもらえます。(14週間)




●育児のためのお休み「育休」


生れたこどもが1歳の誕生日に達するまでの間、


両親いずれも育児休業をとることができます。


パパにも積極的な育児参加が求められており、


育児休業をとるパパが少しずつ増えているようです


素晴らしいことですよねグッド!





●産休、育休中、退職後のサポート


女性が産休し、収入がなくなったときには、


一定の条件を満たした場合に


一定の条件を満たせば、出産手当金が支給される制度が


あります。


また、育児休業の際には、


一定の条件を満たしている場合に、


雇用保険から、賃金月額の40%~50%が


支給されます。


育休中は年金等を免除されるなどの制度も


あります音譜


詳しくは市町村の担当者に尋ねてみましょう。




こんばんは。


今日も暑かったですね。


我が家では、


明日から新学期の子どもたちが


ラストスパート馬




母も焦りますあせる





今日は、最近よく耳にする


発達障害を話題にしたいと思います。


*このブログは現在のものを書いており、


これから永久に変わらないものではありません。


必要な情報は随時新しい情報を探してくださいね。





発達障害は今現在の分類では


主に


広汎性(こうはんせい)発達障害


注意欠陥多動障害


学習障害


の3つに分類されています。





■広汎性(こうはんせい)発達障害/PDD


○人とうまく付き合えない


他の人がどう思っているか、


自然にわかることや、


言葉に出して言わないけれど、


みんな守っている


いわば暗黙のルールを理解するという


ことがうまくできません。


○コミュニケーションをとることが苦手


言葉を使うことができても、


その意味を正確に理解できていなかったり、


色々な意味の言葉を


場面に合わせて使い分けることが


苦手です。


○想像力の乏しさ、こだわり


本当はそうでないことを


思い描くことが苦手です。


このことが原因で、


色々なこだわりがみられることがあります。







あなたの周りのちょっと気になる子。


もしかしたら、


そんなちょっと気になる子のなかに



発達障害のある子どもさんが


いるかも知れません。


こどもの周囲にいる大人が


ただしく障害を理解し、


環境を整えることで、


こどもはとても過ごしやすく、


落ち着いて過ごすことができます。


親のしつけが悪いからと、


決して責めないでください。

また、保護者の方は、


自分の育て方が悪かったと


思わないでください。


みんなでしっかりとお互いを支えあう社会になり


住みやすい世の中になることを


心から願っています。








続きは→注意欠陥多動障害(ADHD)について







授乳がしやすい腕枕&2wayオールです。

こんにちは音譜



今日も暑い一日でしたね晴れ



暑いのに、時々窓から入ってくる


ひんやりとした風を感じると、


夏の終わりとやってくる秋に


寂しいような、待ち遠しいような、


何とも言えない感情になってしまいますDASH!


皆さまはいかがですか!?

星星星星星星星星星星星星星星


さて、今日は”出産するため”に必要なお金について


お話していきたいと思います。

以前は出産といえば、妊婦健診やら出産費用やらで


沢山のお金が必要!というイメージでしたが、


今は多くの助成やサービスがあります。


(ただし、助成やサービスはお住まいの市区町村により異なります。)


まずは一般的なものをご紹介していきますね。




1出産育児一時金



出産のための費用をサポートするお金です。


両親どちらかの医療保険(健康保険もしくは国民健康保険)から

出産・育児のための費用がサポートされる制度です。

*ただし、一定の条件を満たす必要があります。

サポートされる金額は、加入している健康保険組合


もしくは市区町村役場に問い合わせましょう。





2妊婦健康診査の費用の一部を助成

妊娠中の定期検診の費用の一部が、

公費でサポートされます。

妊娠届出時に交付される母子健康手帳と同時に

紹介される(助成券を交付される)ことが多いようです。

助成の回数や方法は市区町村により異なります。



3出産費用に困ったら・・・あせる


経済的な理由で、分娩のための入院や助産が

できない場合には、市区町村に相談しましょう。

指定の施設で入院・助産ができる場合や、


費用貸付の制度を設けている場合があります。



4高額医療保障

帝王切開には健康保険が適用されるため、

高額療養費の給付対象になります。

高額療養費とは、健康保険が適用される治療費

(医療費総額)のうち患者が支払う分が、

自己負担限度額を超えた場合に支給される医療費です。


※入院期間が月をまたぐ、入院期間が短い、


入院基本料の違いなどの条件により、医療費が自己負担


度額を超えず、高額療養費の給付対象とならないことが


あります。

詳しくは加入されている健康保険組合か

国保であれば市区町村に問い合わせましょう。




以上は一般的なものになりますが、

その他にも色々なサービスや助成があると思います。


妊娠届出の時などに、あらかじめ情報収集しておくと

安心ですねラブラブ


















こんばんは音譜




毎日少しずつ暑さが和らぎ、



寝入り時だけのクーラーも必要なくなってきたかな・・・と思う


今日この頃ですビックリマーク


みなさんのお住まいの地域はいかがですか!?





今日は【妊娠・出産期の必須知識】のなかの


ママと赤ちゃんの健康チェックのための情報をお伝えしていきますね。


ただし、お住まいの地域では該当いない場合もありますのでご注意くださいビックリマーク





1妊婦健診の回数ははてなマーク


  妊婦健診は、無事に出産の日を迎えられるように、ママと赤ちゃんの健康を守る大切な


  機会です。


  以下の頻度で必ず受診しましょう。


  

  23周(妊娠5カ月)まで・・・・・・・・・・・・・・・・・・4週に1回

  

  24~35週(妊娠6~8か月まで)・・・・・・・・・・2週に1回


  36週以降(妊娠9カ月以降)・・・・・・・・・・・・・・週1回



  *働いている妊婦さんには、会社に申し出ることにより、妊婦健診を受ける時間を確保する

    ことができます。上司の方と相談してみましょう。



2妊娠中の健康相談ができますビックリマーク


  妊娠中の心配ごとや相談は、市町村の保健師さんや助産師さんに無料で相談することができます。


  詳しくはお住まいの市町村で尋ねてみてくださいねラブラブ



3里帰り出産をする場合には


  出産前後に実家へ帰省する場合は、出来るだけ早い時期に分娩施設を決めて連絡する必要が


  あります。


  出産予定日ぎりぎりになってしまうと、予約がたくさんで希望の分娩施設では出産出来ないあせる


  いったこともよくあります。


  また、妊娠中期ごろ(6か月ごろ)までに1度分娩施設を受診するよう義務付けているところもある


  ようです。


  その施設によりルールも違いますので、里帰りが決まったら、なるべく早めに分娩施設の情報収集を


  行うとともに決定したら早めの予約を行いましょう。




4妊娠中の薬に使用について 


  妊娠中の薬の服用は、薬の効果や副作用、必要性を専門家(医師・薬剤師・歯科医師等)から


  十分に説明を受け、用法や用量を守りましょう。


  サプリメントや健康食品なども、受診の際に産婦人科医に伝えると安心です。




次回はお金のサポートについてお伝えしますねアップ













こんにちは。


コトンです星



保健師として働き始めて、ずっと滞っていたブログを


このたび再開することになりました。




保健師としての経験を生かし、皆さまに育児のこと


日々の想いをお伝えしていければと思っております音譜



どうぞよろしくお願いいたしますドキドキ






湿度の多い季節や汗をよくかく夏には、


おむつかぶれなどののトラブルのご質問が増えます。


まず、何といってもおむつかぶれを未然に防ぐのが一番ですよね。


おむつかぶれにならない為には、


こまめなオムツ替えとオムツ替えをしたときに皮膚を濡れたままにしないことがポイントです!


おしり拭きで陰部を清潔にしたあとは、


皮膚がさらさらっとなるまでしばらくオムツを付けずにいましょう。


1分もすればさらさらに乾きますよ。


また、おしりふきは市販のものを活用するのももちろんOKですが、


ガーゼやコットンパフに殺菌成分のある緑茶や番茶を湿らせて使用するのもオススメです!


このときもおしりを乾かしてあげるのを忘れないでくださいね!



またおむつかぶれになってしまったら、


おしり拭きは摩擦が多く、痛いのでボトルにぬるま湯をいれながしてあげるといいですよ。


基本、おむつかぶれは清潔&乾燥で治るといわれています。


あまりにひどい場合は、あかちゃんのためにも病院へ行き軟膏などのお薬をもらってあげてくださいね。