場内
『彼女呼んであげようよ』
え?
愛ちゃんの事?
『フリーか指名が
来るまででも
場内してあげたら
彼女も成績になるでしょ?
美奈子ちゃんの
友達だしね』
松本さんは
ボーイさんに
その旨を伝えると
すぐに
笑顔で
愛ちゃんがやってきた
上手く話が噛み合うか…
そんな不安に
駆り立てられた
え?
愛ちゃんの事?
『フリーか指名が
来るまででも
場内してあげたら
彼女も成績になるでしょ?
美奈子ちゃんの
友達だしね』
松本さんは
ボーイさんに
その旨を伝えると
すぐに
笑顔で
愛ちゃんがやってきた
上手く話が噛み合うか…
そんな不安に
駆り立てられた
客入り
『良かったね
好かれてた方が
何かと
やりやすいだろうから』
松本さんは
フロアを見渡した
オープンしたばかりの
店内は
ぽつんぽつんと
お客様はいるものの
まだまだ
盛り上がりに
欠けている
それは待機席を見れば
一目瞭然だ
キャストが
10人程
携帯を眺めながら
手持ち無沙汰を
紛らわしている
それは
愛ちゃんも
例外ではない
好かれてた方が
何かと
やりやすいだろうから』
松本さんは
フロアを見渡した
オープンしたばかりの
店内は
ぽつんぽつんと
お客様はいるものの
まだまだ
盛り上がりに
欠けている
それは待機席を見れば
一目瞭然だ
キャストが
10人程
携帯を眺めながら
手持ち無沙汰を
紛らわしている
それは
愛ちゃんも
例外ではない
ライバル意識
『むしろ
優しくされているのは
こっちで
私が新人だから
色々と
教えてもらってるんです
同い年で
話しやすいので』
知り得る
愛ちゃんの情報で
当たり障りなく
答えた
『そうなんだ
美奈子ちゃんは
話し掛けると
いつも
優しく接してくれるから
嬉しいって言ってたよ
こういう所で
働いてると
みんなライバル意識が
あるだろうから
そういう関係が
癒しになるんだろうね』
うんうんと
笑顔で頷いてみせたが
やっぱり
愛ちゃんに
そこまで言ってもらえる
材料が
見つからなかった
優しくされているのは
こっちで
私が新人だから
色々と
教えてもらってるんです
同い年で
話しやすいので』
知り得る
愛ちゃんの情報で
当たり障りなく
答えた
『そうなんだ
美奈子ちゃんは
話し掛けると
いつも
優しく接してくれるから
嬉しいって言ってたよ
こういう所で
働いてると
みんなライバル意識が
あるだろうから
そういう関係が
癒しになるんだろうね』
うんうんと
笑顔で頷いてみせたが
やっぱり
愛ちゃんに
そこまで言ってもらえる
材料が
見つからなかった