5月から静岡スタジオでマタニティーヨガがスタートしました。

そんなこんなで、私が妊娠していた約2年前にいくつか書いた文章が出てきたので読み返してまして、当時は恥ずかしくてブログにはアップしなかったのですが、一つ載せてみようかなと思います。

その時しか感じることができなかった事が一杯書いてあったので、私自身もなんだか読み返して感動しちゃった感じで、なんだか尚がお腹にいたこと、いた頃が懐かしくなってしまいました。


もしよかったら皆さん、読んでください!!


胎盤は妊娠の期間だけできる臓器なんだそうです。

しかも、しっかり妊娠期間だけその役目をして、予定日を1週間ほど過ぎればだんだん機能が低下していってしまう期限付きの臓器なんだそうです。

次はへその緒。これは赤ちゃんの命綱みたいな存在。

赤ちゃんは胎盤からへその緒を通して生命力のすべてをお母さんからもらうわけです。


このへその緒を通して赤ちゃんを体の中に宿す母親の存在とは

一人の人間の肉体であることはもちろん、

生命をはぐくむ大地のようであり、

星や生命の素晴らしい仕組みを作り維持し破壊する宇宙のようでもあります。



草木が大地に根をはって、大地から栄養をもらい育つのと同じように、赤ちゃんもお母さんのお腹の中にへその緒という命綱を作って育ちます。



宇宙が巧妙に創造され、維持されている高度なシステム、それと同じように、お母さんのお腹の中でも人間の機

能が決まった期間で完璧に創造されていくわけです。




妊娠しているときは、自分は何者であるのか、その神秘をナチュラルに体験できる最高の素晴らしいチャンス。


私が私だと思っていた私には、到底人間なんて製造できません。

指の爪一つにしても作れないし、ましてや目の機能や、耳がどして聞こえるかなんて、それをどうやって作るのか

なんてそんな知識もテクニックもありません。


でも妊娠したとたんに、赤ちゃんを作る完璧な創造のシステムのスイッチが私の体の内部でONになるんです。



私は最初、そのコントロール不可能な大いなる力に自分の体が乗っ取られたような感覚に陥りました。

体はどんどん変化していくし、赤ちゃんはどんどん自分のお腹の中で創造されていきます。


一体、これだれがやってるの?

私・・・・なの???


それって私たちがその大いなる力に繋がっているのだということの証明、

そして、私たちがこの宇宙と生命すべてを作り維持し破壊していくシステムの中の一部なんだということ。

そして、究極、私たちはその大いなる力そのものなんだという真理が妊娠期間のこの神秘的体験から

少しづつ、少しづつ、じわじわ、じわじわ感じられてくるんです。


私が私と思っていた”心”に支配された一人の人間は、実は私の存在の中のチリのような1部分でしかなかったんです。

しかも、それは自分の本質ではなくて、この世に一人の人間として個性をもって存在するためのパーソナリティーの仮面のような物なんだということが自然と理解できました。

それをヨガではエゴと呼ぶわけです。


ヨガとはエゴの超越だ。

ヨガとは心の死滅だ。


ずっとヨガを通して理解したかったこの言葉の意味が、自分の体の中に人間を宿す妊娠という神秘体験を通して

スーっと自然に入ってきた瞬間。


そう、私たちは、大いなる力そのものなんです。