「そのバッグ素敵ですね〜どこのですか?」
出ました。
女子のテンプレ褒めワード第一位。
「ケイトスペードです」
って答えたら、なんか流れで私こう言っちゃったのよ。
「安かったから買っちゃったよねぇ〜」
ね?この“よねぇ〜”がもう良くない。
すると美容師さん、
「でも1〜2万はしますよね?」って。
現実的なジャブ。
あ、そっかと思って
「3万くらいだったかな?」って言ったらさ
「やっぱり金銭感覚違いますね。」って。
いや待ってくれ、私の中ではね、定価がほぼ10万だったの。
10万近いものが3万。
これもう、脳内では閉店セールのテーマソング流れてる。
半額どころじゃない。
体感70%オフ。
そりゃ“安い”って言うでしょ。
でも相手からしたら3万はしっかり3万。
そりゃそうだ。
値札は割り算してくれない。
「あ、私いま自分の世界基準でしゃべってるな」
ってちょっとハッとした。
で、さらに冷静になって思い出したの。
その美容師さん、私の前の人にも
「バッグ素敵ですね〜どこのですか〜?」
って言ってた。
あれ?もしかしてこれ、美容室の“いらっしゃいませ”?
ヨイショのサブスク?
でもね。それでもちょっと嬉しいやつ。
人に褒められてニヤついて、
そのあと価値観を軽く反省する。
美容室って、前髪だけじゃなくて金銭感覚も整えてくるんだなって。
とりあえず次からは言い方変えようと思う。
「だいぶお得だった」くらいに。























