ニュージーランドの交通ルール | Black Swan - 国際人養成所

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もう10年ほど前ですが、大学時代に取った運転免許の更新を忘れてて失効してしまうという恥ずかしい過去がありました。まー免許とって以来ずっとペーパードライバーだったので車を持ったこともなかったんですが、東京に住んでる分にはなくて不自由したこともなかったので失効後も放置状態。

が、さすがにこちらニュージーランドでは家族持ちで車なしだと死にはしませんが非常に行動が制約されてしまうので、住所が決まった昨年末、最初にやったことが車の購入です。

僕は無免許でしたが、かみさんは同じくペーパーながらちゃんと免許は更新していたので、こちらの免許に切り替えてもらいしばらく運転手さんをやってもらってました。僕も1月にペーパー試験だけでもらえる仮免を取って、現在は彼女に同乗してもらいながら20年ぶりの車の運転にいそしんでます。

ニュージーランドはイギリスと同じで車は左側通行なので、日本人にとってはアメリカのような右側通行の国で運転するよりもずっと普通の感覚で運転できると思います。それでも、日本と違うのでちょっと気をつけなければならない交通ルールもいくつか存在します。

【Roundabout】
これは旧宗主国イギリスから受け継いだコンセプトで、交差点に信号を作らず車を流す優れた仕組みです。交差点に丸い島を作る必要があるので、ある程度の土地の余裕と綿密な都市計画が求められます。
ロンドンの方がもっとそこらじゅうにあった印象ですが、ここオークランドでも結構遭遇します。

Black Swan - 国際人養成所-roundabout

Roundabout内は基本右からの車が優先です。右に曲がりたい時でも島の周りをグルーッと左に270°回って出て行きます。

Black Swan - 国際人養成所-oundabout turn right

少し面食らったのがウィンカーの出し方。四差路で右に曲がりたい場合、最初右にウィンカー出しながらRoundaboutに進入して行き、直進方向の出口を過ぎたら左にウィンカーを出します。

Black Swan - 国際人養成所-roundabout straight

直進したい場合は進入時にウィンカーを出す必要ありませんが、左の出口を過ぎたら左にウィンカーを出して脱出します。

つまり、Roundaboutへの進入を待っている車に「私はココで出ますよ」ということを知らせてあげるルールになっている、と理解してます。

【Give Way Rule】
これは海外の交通法規で頻繁に登場する単語で、どちらの車に優先権(right of way)があるかといるルールです。多くは日本と同じなんですが、以下の2つだけ実際に運転してても「えーっ、普通逆じゃん!?」て感じるルールが存在してます。

Black Swan - 国際人養成所-give way rule 1

この例(どちらの車も右折)では青い車は赤い車に譲らなければなりません。脇道や駐車場から出てくる車の方が優先するなんてどうも納得できません・・・

Black Swan - 国際人養成所-give way rule 2

この例(自分が左折、対向車線からは右折)でも赤い車の右折が青い車より優先します。青い車と同じ車線で直進する車があれば当然赤い車は待たなければいけないので、自分が青だと
・対向車線で右ウィンカー出してる車がいるか
・自分の車線に自分を右から追い越していく直進車がいるか
を元に「赤を待つ」か「先に左折する」かを瞬時に判断しなければなりません。

どうもこのルールは他の国に先駆けて試験的に70年代に導入されてみたものの、結局今でも継続しているのはニュージーランドだけだったようで、とうとう今年の3月25日から廃止されることが決まっています。

まともになるとは言え全国民に周知徹底していないと切り替え直後は混乱すること必至という気がしますが・・・まー運転は未だ若葉マークなので「ルール変更、知ってるよね?」というアイコンタクトを駆使しながら安全運転を心がけまーす。


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