以前、教育委員会の事業のひとつである『若者支援』の場で、
引きこもりの若者向け講座を幾度も担当させていただきました。
参加している若者たちは
・ちょっと出てきてみた(また引きこもるかも)
・引きこもりをやめたい
・声を掛けられたので参加してみた
などですが、
中には何か月も人と話してないという強者も。
(この若者は、私の講座に参加して「何か月ぶりかにしゃべりました」と言ってた)
そんな中で印象に残った事象を順次書いています。
※過去に書いたものと重複する内容のものもあります
今回は、引きこもりのお子さんを抱えた親御さんたちの勉強会でのお話です。
ご夫婦で参加されてた親御さんから相談されました。
「私はもう75歳、妻は69歳。
息子は39歳で引きこもり。
息子の将来が心配で、安心して死んでゆくこともできない。
今日の話を聴いて、自分たちが間違ってたと気づいた。
しかし、どうしたら・・・」
とのことでした。
このようなお悩みを抱えた方も結構いらっしゃると思われます。
現在は親の年金でなんとか暮らせているけれど、私たちが死んだら子どもはどうするのか、どうなるのか。
本当にご心配だと思います。
極端な話ですが、
誰ともかかわろうとしなかった完全引きこもりの若者は、
たった一人残された後、部屋で亡くなっていたそうです。
お金がなかったわけではありません。
食料品の買い物にも出ることがなかったためということでした。
このようなことは稀でしょうが、
無いとも言えません。
さて。
ご夫婦で参加の親御さんにどのように伝えたか、ですが。
「とにかく、話を聴いてください。
考えを押し付けず、
お子さんの話を否定せず、評価せず、聴いて、
彼の気持ちや考えを知ってください。
そこからですね」
これまでとは相違する対応・行動なので大変とは思いますが、
そこからしかできないと思えました。
自分のことを気にかけてくれている
認めてくれようとしている
それらを息子さんが感じ取ってくれることが出来たら、息子さんも変わるかもしれない。
厳しいことを言いますが、
自分がやったことは自分に返ってくる
善きことも悪しきことも、です。
そしてそれらは
子育てに限りませんが、
縁を切れない親子関係では、いつまでもその影響は続きます。
親が亡くなっても、親の価値観を引きずり、いい子を続けようとしてしまうお子さんもいます。
引きこもりの息子さんが20代、お母さんが50代で、
お母さんが本気になって取り組んだ結果、
息子さんが動き出し、
引きこもりから脱出し、会社勤めができるまでになった親子がいます。
親が本気になれば、お子さんも変われます。
個別相談をご検討の方はまずこちらから↓
最短15日/短期サポートコース
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
シンプル人間学Ⓡ
〇マインドの次元アップ
〇自分との関係改善
〇他者との関係改善
〇子育て、人育て、人材育成
〇感性アップ
〇コーチ、カウンセラー向けサポート
個別サポート、講演・講座のお問い合わせ、ご相談は以下↓へ
個別サポートは、基本 電話(通話無料)です。ZOOMも可。
日本国内ならどこにいらしても対応可能です。
海外在住の方は、LINE通話やMessenger通話、スカイプ等で対応しております。
-------------
自分育成、人財育成のシンプル人間学®(宇宙との調和、真理を軸としたメソッド)
https://asatsumasatomi.com
体験・ご相談・お問合せはこちらのフォームからどうぞ
https://ws.formzu.net/fgen/S50616358/
浅妻 正永未(あさつま さとみ)
090-4738-4075