何年か前、母にこんなことを言われたことがありました。
「あなたは、女のくせに草花も育てない」
いやいや、草花を育てたりはしないが
お花は好きだ。
だいたい、女のくせにってなに?
女のくせにって!
「あなたは草花が好きで植えたり育てたりしているけど
パソコンは出来ないよね。
わたしは、花は育てないけれどパソコンは得意。
どこか問題ある?
女だからとか男だからとかも関係ないし、
そんなこと言ったら、わたしは女のくせに機械は強いよ」
母は、何気なく言った一言だと思うのですが、
これを取り違えると、悩みになっちゃうんですね。
『そうか、女は草花を育てなきゃいけないんだ。
草花も育てないなんて、わたしは女として失格なんだ』とね。
そして、
『もっと女らしく、もっと認められるように努力しなくちゃ』と
興味や関心がないことまで頑張る必要があると思い込んでしまい、
実際それをやる。
で、どうなるか。
関心も興味もないことをやるわけだから、楽しくないし疲れる。
結果、続かない。
そんな、出来ない・やらない自分をダメ人間と判定してしまう。
まあ、これはわかりやすいように極端な展開にしてますが、
こんな風に、些細な評価から
後々まで引きずる悩みになったりするのです。
ひとは、それぞれ関心をもつことが違います。
好きなことも嫌いなものも違います。
それが個性です。
みんながラーメンが好きでみんな揃ってラーメン屋さんをやったら世の中回りません。
計算が好きな人、作ることが好きな人、
着るものに関心がある人、靴に関心がある人、
絵を画くこと、歌うこと、ピアノ、書道、
本、文具、インターネットetc.
みーんなそれぞれだからいいんです。
みんなと同じでなくていいのです。
あなたの幸せと誰かの幸せは違うのです。
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ココロを軽くしませんか?
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