僕たちは、どこに向かうのだろうか。

僕たちは、なんで生きているんだろう。

どうして感情があるのだろう。

どうして人間なんだろう。


君は、そんなことを想ったりするかい?


これは、人間特有の現象だね。


でもね、このことに関して

考えている人間は意外と少ないんだよ。


みんな日々の生活に追われ、

そんなことは考える余地もない人が

たくさんいる。


それは、それだけ一生懸命ってことだ。

でも、前者ももちろん一生懸命だね。


どちらも一生懸命に生きているんだ。

君が自分のことをそう思わなくてもね。


さて、あの上の質問の答えを

君は見つけられたかい?


人生には教科書もレシピも説明書もないね。


でも、君には与えられた道具がある。

目には見えないけれど、

ちゃんと誰にでも平等にある。


その中の1つに考えるという道具があるね。

君は、考えられる才能を持っているんだよ。


何に疑問を持ち何に答えを求めるのか・・

立派な能力の1つだ!


それによって自分を知り世界に触れ

考えることができる


ただ君たちは使い方を知らないから

十分な使い方ではないんだ。


知らないから当然だよ。


僕から少し良いアイデアがあるんだ。


それは、もっと自分に焦点を当てるということだよ。

大抵君が考えることは自分ではなく、

何か他のもののことではないかな?


自分のことを考えるって行為は

とても重要なんだ。


それは、自分を世界を知るということだからね。


たとえば、今自分は幸せかとか、

自分は何を求め何がしたいのか、

そういった基本的なことを考える時間を取れれば、

世界は、また違った顔を見せてくれる。


君は、考えても分からないとか

時間の無駄だって思うかな。


確かに君たちの生活から考えると

そう思う気持ちも分かるよ。


でもね、本当に変わりたいと思うなら

自分を知らなければならない。


紙に書いても構わないし、

誰かに話しても構わない。


もしくは、僕がいると思って

話してくれるとウレシイな。


君がこの人生をどう生きたいのか、

そのために何が必要か、

どのくらい欲しいのか、

どうしたら幸せなのか、

今あるすべてのものに感謝できる心があるのか、

それとも全くその逆か・・・


こと細かく考えるんだよ。


この作業は、自分が人生の主人公なんだって

ことを思い出すための一歩なんだよ。


僕たちがこうして伝えるだけでは

力不足なんだ。


君たちの手で実行し体験し、

それが実になる。

そのための世界だから。


面倒な作業かもしれないけれど、

これをクリアすると君は以前の君とは

違う人生を歩んでいるはずだ。


それは、君が望んだ世界への道だよ。

まずは扉を開かなくちゃ。


僕たちはその先まで繋ぐ

案内人に過ぎない。


大事なのは、いつだって君自身なんだ。


良いかい?

なんでそんな能力が君たち人間に与えられたか

・・・それは、君が自由にどんな舞台にでも

立てるように神様からの贈りものなんだ。

だから、諦めないでほしい。

君は、なんだって望んで自由に飛び回ることだって

できるんだから。そんな才能をあげたのに使わずに

しまってしまうなんて悲しいことだろう?


贈り主は、いつだって君の幸せを願っている。

ただ君の笑顔がみたいだけなんだ。


だから、大丈夫だよ。

たとえ君が誰かにそんなことムリだと

非難されても君には全宇宙が味方なんだ。


郷には郷に従え。

君たちの国の言葉だね


もし君がそこではなく、

望んだ場所に行きたいのなら、

魔法を上手く使わなければならない。


魔法の国のルールに

従わなければならない。


この言い方は、

強制に思えるかもしれないけど

もちろん強制ではないよ


そんなことをしたら僕は魔法の国から

追い出されちゃうからね。


長話をしちゃったようだね。

君たちに合わせて話すと

どうも長くなってしまうんだ・・


本当は、これだけじゃたらないだろうけど、

消化不良にならないようにこの辺にしとくよ。


さて、お客様、

行先は決まりましたか?