ここだけは シャッターを空ける事を ためらっていた
乗らなくても時々エンジンに熱を ってのはセオリーだが
解っていても火を入れる事が出来ないでいた
カビだらけの室内に ためらうことなく乗り込む
自分のポジションに固定されたままの ハンドル フルバケ
視界の先は 曇った風景が半分 タコメーターが半分
思わず伸ばしたイグニッションは 当然 無反応
ガソリン伝票を見ると 最後の給油はハイオク138円
罪悪感に包まれる・・・
ガソリンとオイルを入れ替えプラグBOXを探す
胸の高まりと同じくらいのアイドルUPの後
針は750で綺麗に止まった
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