職場で評価されたい、ビジネスで成功したい、結婚したい、

幸せな家庭を築きたいという願いを妨げているのは「幸せ恐怖症」かもしれません。

「恐怖症」という言葉を聞くと、特定の何かを過剰に恐れるというイメージが湧く人が多いと思いますが、

これが特定の環境や人、モノではなく、

「幸せ恐怖症」は幸せになろうとすることに対して過剰な不安や恐怖が湧いてくるというものです。

 

 

これが非常に厄介で、自分が幸せになりそうという時やうまく行きそうな時、

無意識に自分から幸せを放棄してしまうという事が起こります。

例えば恋愛で上手く行きそうな時にその人との関係を破綻させようとしたり、

仕事で出世しようとしている時に出世話を断ったりと、

無意識に幸せになるチャンスを自ら逃して行ってしまうような事になってしまいます。

 

 

 

幸せになることを恐れるようになる原因は、主に子供の頃の心の傷なのですが、

よくあるのは自分の親が自分が幸せになる事に対して嫉妬してきたり、

幸せになろうとしている所を邪魔してきたりするケースです。

「今日はこんな良い事があった!」とお父さんやお母さんに伝えても、

何だか自分が喜んでいる姿を見てイライラしているように見えたり、

それを妬んできたりした経験はありませんか?

 

自分の両親のそんな様子を見ると、

子供は「喜んではいけない、楽しんではいけない」と思い込み、

親に嫌われないように幸せになる事を恐れるようになります。

あなたのお父さんやお母さんは、あなたの幸せそうな姿や喜ぶ姿を見て一緒に喜んでくれましたか?

過去を振り返ってみると、そういえば…という人は、どこかで無意識に幸せをわざと逃しているのかもしれません。