好きとは憧れでもあり、そして　欲望にもつながる。

愛するとは自分の事も、お互いをも愛せる事であり・調和でもある。

結婚とは、信頼し愛を分かち合う事・魂を強く大きく育てる進化である。

出産・育児は　夫婦となり 子育てを通じ愛を共に育て上げる事、愛の同化・創造。

そして、「結婚」とは、愛する二人が、一生を共に生活し、

どんな苦難や試練が起ころうと何があっても つかず離れることなく　互いの愛の強さ・大きさ・深さを輝かせ、成長させ、魂の磨きあう鏡であるということを忘れず、そしてこれからも永遠に一緒に支え合いますということを沢山の人たちの前で誓うことを披露する儀式となるのが結婚式です。

愛することで、お互いの魂がともに慈愛へ向かって成長でき、また、向上できる方向性があるから繋がっていけるのです。

よく、簡単に、今を愛しているからということで、すぐに結婚を考えるようですが、そんな簡単な心で行う儀式ではありません。

結婚を決める前に、愛するだけの心だけでなく、客観的に　もう一度、相手を見つめなおし、二人の将来に同じ考えを持っているか、一生を通じた共通の目標があり・互いに魂の成長をするために協力がきるかどうかを考えてみる必要があります。

お互いを支えあい、お互いが共感し助け合い、その人の周りの全てを受け入れ うまくやっていけるか 重大な決断が必要になります。

ただ・・好きなだけでは・・、生活をともにするにつれて、どこかでひずみができます。

隣にいても向かい合っていても、やがて　互いの荒が見えてしまい、許すことができずに不平不満がでて別れてしまいます。

人間、100パーセント素晴らしい人は居ません。　みんな、成長するためにさまざまな環境の中でいろいろなことを学んでいます。

自分も100パーセントではないのだから、それを相手に望んではいけません。
手をつないで、共に同じ方向を向き、同じ歩調で歩いて行く・・・それが大切となってきます。
結婚するとは、その互いのすべてを受け入れ　二人で生きていく（未来を築いていける）覚悟が必要なのです。

ですから、結婚する前なら見極めが必要となります。
相手に嘘や、隠し事があるとうまくいきませんし、相手に自分の気持ちや意見をはっきりと言い合える仲になることが大切です。
お互いに異なった意見を言い合い、お互いの意見を尊重し、互いを愛すること。
互いの存在を認めること、自分を維持することができるか確信しましょう。

相手に気に入られたいと思う観念や、世間体を気にしてしまい自分を隠してしまってはいけません。そうしないと、夫婦になったとたんに、抑えていた紐が切れたように安心感で、相手に対して心を開放し、全てをぶつけてしまいます。
ですから、それを受け入れる深い心や思いやる心が結婚の一番大切な理想の形となります。

夫婦が手を取り合い足りないところを反省し、補いいたわれば、心の角を砕くほどに（思いをぶつけるほどに）夫婦は丸くなっていきます。

しかし、愛の一方通行だったり、片方が取り過ぎたり、与え過ぎたりする場合はバランスが崩れてしまいます。

与えるだけの愛では、やがて満足できなくなります。

相手も与えられるばかりだと、感謝の心をなくし傲慢になってしまいます。

一旦、相手に対して不信感（浮気や、ギャンブル、性格の不一致等）が見え始めると心は閉ざしてしまい、自分をガードするほうに回り、相手を受け入れられず苦しみます。そして、心の開放がないままで、進歩の度合いが異なっていくと一緒にいるのがつらくなり、愛し合う（いたわりあう）心をなくしてしまいます。それは、疑いが強くなり心が離れ、共にいることが不可能になっていきます。

そういう場合は、苦しんで自分を犠牲にして結婚生活をしてはいけません。無理をすることは魂の成長を妨げとなります。

時に、人間は　選択を過ってしまいます。恋は盲目、最初にイメージしていた人ではなく、あまりにも相手が変わってしまい、歩調が異なってしまったならば、別れる事も必要な学びとなります。

あなた！魂、泣いてませんか？

別れることを悪いことだと思っていませんか？

学びの出会いだったということもあります。決して　離婚は悪いことではありません。別れるという大きな試練を乗り越えることにより、

お互いの魂が苦しみ、悲しみを学びそれに対しての反省や想いとなり成長していきます。

それも一つの、ハードルとなります。結婚すること、それは　相手の良い悪い点、すべて受け入れること。互いの不足している面を補い、それぞれの魂を磨くことお互いが共に二人の存在を大切に想い、信頼し、見つめあい、愛と喜びを築くため、本当の幸せを手に入れる生活のスタートラインが結婚となります。

好きなことから愛することにつながる しかし、恋愛と結婚は別になります。

客観的に冷静にみつめ 輝く未来のために　スタートしましょう！

「結婚」co4-b48