「乗り越える」という事。

遅くなりました。

やっといろいろと心の整理が出来てきました。

少しだけ自分の過去を「乗り越えられてきた」のかもしれません。


頭では状況を理解出来ても、
心がついていかない苦しさから
ようやく解放されつつあります。

逆説的ですが、それほどにcosmic triggerという存在は
僕にとって大きかったんだと再確認させられました。

僕にとっての人生で、未来で、そして他者と自分を繋ぐ大切なモノ。


描いた未来も、これから出会うはずだったまだ見ぬ笑顔も、
もうこの目でも見る事が出来ないんだと思うと
悔しさや寂しさがこみ上げてどうにもなりませんでした。



「解散」持つ意味が解散してみて初めてわかる。
こんな自分の阿呆さに、自分の無力さにただただ呆れはてました。


バンドにとっての「解散」は人にとっての「死」とそれほど変わりない。

僕は解散の理由となったその「原因」を絶対に許す事はしないし、
解散という「結果」を判断せざるを得なかった自分の無力さを許す事はないんだと思う。

「許さない」という行為が僕を今前に進めさせてくれる唯一の原動力。

「乗り越える」という言葉がどれだけポジティブに聞こえても、
その裏に無数の苦しみや欲が渦巻いている事を忘れてはいけない。


だからこそ前に進もうと思います。


裏に潜む苦しみや欲に振り回されないように。
心が囚われないように。


だからこそ乗り越えたいと思います。


描いた未来を取り戻す為に、見たい笑顔を取り戻す為に。



次にそれを邪魔する「何か」が現れたなら、
さらなる成長と自身の全力をもって倒してやろうと思います。

負けないよう、屈しないよう、
自分の心を守る為に、自分の描いた未来を勝ち取る為に。


間違った事をしているのに、自分は悪くないと言い張れる人間にはなりたくない。

困難に立ち向かわず逃げ続ける人間にはなりたくない。

善意で差し出してくれた手に感謝もせず、ただただ利用するような人間にはなりたくない。


正しいと思える事を正しいとはっきり言える自分になれるよう、
全てを「乗り越えて」前に進もうと思います。



そう思える自分がいるのは本当にみなさんのおかげです。


解散後たくさんのメールを頂きました。
実はツイッターも読んでいます。

たぶんどれひとつ返信出来ていないけれど、
どれひとつとっても余す事無く僕の心には届いています。

真っ暗な部屋に届く「繋がり」という名の光の筋は、
僕の心に届いています。

メールやツイッターという無機質なツールの中には、
確かな人の温もりがありました。

本当に嬉しかったです。



これからも頑張ります。
もう少しだけ頑張ってみます。
近況なんかもこのブログでちょこちょこ書いて行こうと思います。

だからもし許すなら、もう少しだけ僕と遊んでやってください。




今までありがとう。

そして。

これからもよろしく。