あいうえお言霊修行~言葉と脳の関係について | 矢山式気功アカデミー 柔軟な背骨と呼吸で気を全身に巡らす「気幸」!

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人間の土台でありエネルギーの源である足腰を鍛え、背骨の歪みを調整し、呼吸で全身に気を巡らす。身体の健康と「気」による瞑想・マインドフルネスでストレスのない心の状態をつくり「気幸」で脳の静寂をつくる

あいうえお言霊修行~言葉と脳の関係について

矢山式気功講師の内藤です。


        「あ」「い」「う」「え」「お」言霊修行
 
~「が・ぎ・ぐ・げ・ご」を減らして「あ・い・う・え・お」で生きよう

 
          言葉と脳の関係について
 

言葉には気のチカラがこもっています。そのチカラを脳が感じています。

言葉には意味だけではなく、本当にチカラがこもっています。
「うれしい」「悲しい」「楽しい」「苦しい」「笑う」「泣く」「ありがとう」「ごめんなさい」「喜び」「怒り」・・・。

そうした言葉のひとつひとつを脳の深い部位が感じ、プラスの言葉とマイナスの言葉に振り分け、チカラを身体に伝え、また心の文線をつくっています。

普段は気づかないかもしれませんが、自分の口から出た言葉、人から聞いた言葉に、私達の身体と心はつねに反応しています。

私達の脳には、入ってきた言葉をはじめとするすべての情報を、自分にとって快か不快か、瞬時に振り分ける基本ソフトを備えています。

脳が「快い」と感じた場合には、エンドルフィン、ドーパミン、セレトニンといった神経伝達物質が増えます。

脳の働きを高め、至福、集中、平安の感情をもたらすホルモンが出ることによって、身体の血流が良くなり、プラスのエネルギーが高まって免疫力が高まります。

反対に、「不快」と感じたときには、アドレナリン、ノルアドレナリンなど、嫌悪、恐れ、不安、緊張を引き起こす神経伝達物質が一気に増えます。

こうなると血流がどんどん悪くなり、エネルギーが低下し、治る力が十分の働かなくなります。

ポジティブな言葉を多く使うほどプラスのエネルギーが高まり、ネガティブな言葉を多く使うほど、マイナスのエネルギーが高まります。

ところが、同じ情報を受けているはずなのに、「快」に感じる人と、「不快」に感じる人がいます。

なぜでしょうか?

同じ情報を受けていても、心の中でネガティブな情報をものすごく拡大しています。

言い方を変えれば、

脳に入ってきた情報を、どのように意味づけするか

にかかっています。

情報は、本当は黒でも白でもありません。ただの情報です。

その情報を、自分で「不快」という意味づけをして振り分けてしまいますから、だんだんとうまくいかなくなってしまいます。

すべての情報は、実際は

黒でも白でもなく、善でも悪でもありません。情報は情報なのです。

しかし、すでに頭の中に苦悩をいっぱい抱え込んでいる人に、言葉を使って説得しようとしても非常に難しいものがあります。

脳内にアドレナリンが出ている状態では入ってくる情報がすべて「不快」に振り分けられてしまうので、そのような人に対して論理を並べても、その時はわかったようでも本当は理解していません。

自分の心の傾向を知ることが出来る「あいうえお言霊修行」がお勧めです。