矢山式気功アカデミー『気の人間学』のブログへご訪問いただきありがとうございます。
こちらでは、矢山式気功法を練習していくうえで生じてくる、よくある質問をまとめてみました。
順次ご紹介していきますので、参考になさって下さい。
今回は、気功の練習を行っていくうえで”立ち方”が重要になってきますが、命門 を開く立ち方についてご紹介いたします。
Q
「命門を開く」というのが重要だと書いてありますが、この姿勢は、今まで僕が学んできた姿勢と全く逆なのです。
実際に習っている合気道や、錬気柔真法の島田明徳さんの本には、臍の後ろの骨をしっかり臍側に入れた状態が最も安定してリラックスした強い姿勢だとあります。
また、命門を開く姿勢で実際に立禅をしてみたら、腰痛になってしまいました。
でも、これはやり方を間違えているのかもしれません。
とにかく、今まで習ったことと、全く逆なので困っています。
『気の人間学』の図に書いてあるような姿勢をしないと命門は開かないのでしょうか?
A
命門を閉じて(切って)立つ方法は、日本では武術で見られます。
あなたが書かれているように強いことを目的にした姿勢だからです。
そして、一般に、命門を切った状態で立つまでには充分な練気が必要であると思われます。
矢山式気功法は、小周天という気の小宇宙と大周天という宇宙的な気の巡りの交感が進んでいくことを狙っています。
その小周天を気功法として実践していく際に、命門を開いて立つ方がはるかに小周天の修得が容易であると考えています。
命門を開いて立つ時に、体が「快」と感じる方向へ立ち方を誘導していますか。
矢山式気功法の基本の一つに体が「快」と感じることを大切にするということが挙げられます。
腰痛になるということは、無理な姿勢をとり続けたと言えるでしょう。
おそらく、これまでやられてきた事と逆の事をしたために体が無理をしてしまったのでしょう。
図を見ていただくことも必要ですが、解説の文章もよく読んでみて下さい。
そして体の「快」を感じて大切に・・・
矢山式小周天気功法は、誰でも今日から学ぶことができます。
自宅で学びたい方は、次の教材を使って練習することもできます。
■理論(論理的に納得するために)
書籍『気の人間学』 『続・気の人間学』
■実践(感覚的に体得するために)
DVD『矢山式小周天気功法』
お近くの教室に行って練習することもできます。